ウッチャンのBC日記(改)写真日記

還暦過ぎのおっさんの日々の日記です

2017.07.30 美瑛富士~オプタテシケ山~美瑛岳

2017-07-31 | 山行日記

 

昨日はまたまた十勝連峰へ。

美瑛富士~オプタテシケ山~美瑛岳を巡り、あわよくば十勝岳まで足を延ばし、富良野岳からオプタテまで踏み跡を残そうと企んでいたが、結果から言います。惨敗です。

早めスタートしたかったが、なんやかんやで5:30望岳台スタート。大丈夫かな?30km弱の距離?

この時間でも駐車場は満員御礼!停めるとこなし・・・

 

仕方ないので道路横に置く。

 

これから向かう美瑛岳、美瑛富士方面、ガスがかかってるが思いのほか天気は良さそうだ。よしよし・・・

 

雲ノ平分岐

 

富良野岳を望む

こりゃ、いい日になりそうだ。よしよし・・・

硫黄沢を渡って小尾根を上がり、十勝岳避難小屋

 

これからは雲ノ平のトラバースに入る。

夜露で脚はべちょべちょになる。ハイマツの高い所では陽もあたらないので涼しい。涼しいというより寒い・・・よく見ると息が白く見える?マジか~?

十勝岳中腹を回り込んで

 

も少し回り込んで、爆裂火口も見えてきた。

 

函状の沢の状態

 

ポンピ沢

水量はさほどではなかったので、楽々渡渉。飛ぶ必要さえなし。

 

いよいよ気の重い急斜面登りだ。この登りは2回目だ。1回目は昨年の春で板を担いで登ったのだが、知らないってこわいね~・・・夏装備で登ってもけっこうきついここを、知らないとは言え、板担いで登ったのは我ながら感心した。ほんとに知らないってこわいね~。

途中十勝岳がきれいに見えた。

 

美瑛岳分岐

 

美瑛岳ピーク下の雪渓終点から、この沢を昨年滑っている。

その時の動画がこちら

 

ここから美瑛岳は行かず、美瑛富士分岐に向かいます。

美瑛富士分岐

振り返って美瑛岳

まずは1座目美瑛富士へ

体は汗をかきますが、風は涼しいです。

 

到着~

目指すオプタテまで、はっきりすっきり見えてます。いやいや、天気でなにより・・・

振り返って美瑛岳、こちらからの登りもきつくない?

まってろや~ オプタテ 行くぜよ!

 

まずは石垣山

なぜに石垣山なのか?わかったような気が・・・岩!岩!岩!・・・だ・・・

ここを回り込んで見えた。まだまだ遠いな~。

 

なにやら、西の方から雲が押し寄せている。おいおい、冗談じゃないよ!急がねば!

 

ベベツ岳を越し、西の雲と東側からの風の攻防の末、なんとか持ちこたえてくれた。

最後の登りだ!

 

やっと着いた!夏のオプタテだ!

かろうじてトムも見える。冬に2回来てるが夏は初めて、周りが見えたのも初めて。

 

歩いてきた稜線方向

ずっと見てたいがまだまだ先は長い。そこそこにずらかる。

「冬にまた来るぜ!」

美瑛富士分岐に向かう途中、美瑛岳がすべて真っ白に包まれた。

「こりゃ登ってもしゃ~ないな」 このままスルーして帰る気してる。涼しいといえば涼しいが、暑いと言えばまだ暑い。

持って行った水も足りない。それ以前に足の裏が痛い・・・体力不足、経験不足、準備不足が露呈する。

 

美瑛岳分岐まで来ると、一筋の雲もなくなっている。スルーする言い訳がなくなってしまった。

「ええ~い、行くしかないじゃない!」

へろへろになって登って行く。もうすでに十勝岳は諦めている。そもそも叶うことならばということだったのだから・・・

時間も足りない、体力も足りない、今の自分はこれくらいで限界なのだ・・・

 

美瑛岳ピークが見えてきた。

 

到着

 

やっぱ、十勝岳はまだまだ遠いな~。諦めよう~。今度十勝岳~美瑛岳でまた来よう!

 

オプタテから来た道のり

美瑛岳から美瑛岳分岐への下りは、ところどころ大きくえぐられていて、下り方が悪くて右の膝を岩にぶつけてしまった。その右膝をかばうようにして左膝を強打・・・「あうち、いてぇ~」 なんてこったい!転げまわる・・・

マジ帰れる?動かしてみる・・・痛さの割には大丈夫の様だ、ちゃんと動くが多少痛い・・・ゆっくり帰るしかない・・・

ポンピ沢への下りはかなり慎重に下った。そのあともゆっくりゆっくりと・・・

車に戻ると18:00になっていた。なんと12時間行動だった。距離は26km。

膝はなんともなかったようだ。今は全然平気だ。心配ご無用。

 

それでは

 

 

 



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