インドネシア当局によると、グラスバーグ鉱山の銅精鉱生産量は今年約120万トンとなり、
昨年の210万トンから減少する公算が大きいという・・・銅の相場関連 報道があった
先日、読んだ報道では 世界最大の産出国チリの銅鉱山の利益も各社が好調でした
6000から7000ドルの国際銅相場ですと 良質の山 一流の銅鉱山は儲かるみたいです
ある一定以下のLME銅相場になり、銅鉱山のコストを割れましたら鉱山は採掘量を減らすと思われます
我々 雑品屋は 銅の鉱山みたいな仕事でもあります
石を別けて 銅を取り出す 石を別けるのが 仕事 鉱脈を探すことも 仕事
雑品くず商は 資本も小さくて、熱処理などの設備投資の大きな仕事はできないにしても
肉体労働で銅を採り出す
銅は500円 アルミは100円 ステンレスは80円 鉄くずは20円 そんな 現在の相場で考えてみまして
雑品くず に ステンレス屑が3割複雑に絡み合って含有しいても それにゴム屑や再生不可能なプラスチックが
多数 それと残りは鉄 そんな構成されているもので 銅が使われていない物件は 解体が非常に困難な場合が多く
工業雑品 には なりません 細かにコストを計算したら 処理困難な産業廃棄物となり
買取では無理であります
我々は 完全に素材別に分離をして その後に販売するワケでして 雑品を完璧に素材別に仕分けるのは難しい
そんなことですので アルミが20%ほど 含有していて
その他の構成品が最終処分場行きの残渣の場合 商品価値はほぼゼロであります
もう それは産業廃棄物でも 処理困難物です
銅がせめて1割以上 含まれている雑品 以外は もう 取り扱いできんなあ
そやから いままで中国向けの船が出ていたころは 月間3500トンも4000トンも
取り扱いもできたが 今後は 半数以下に 目標の設定をした
右から 左に流す 鉄くずなどは いくら売買しても 数量は幾らでも取り扱いも可能だけれども・・
中国向け 所謂 雑品は もはや 廃棄物に 成り下がった
トランスも 集めて解体していたが、
これも 中身の芯が アルミなら もう 欲しくないよ
銅が入っていないなら 触りたくない
今後 アルミのトランスの発生が増えてきましたら あかんなあ
10年先には モーターの中身も アルミ製の%が非常に増えます
消費されて その後10年後になって 廃棄されるからだよ
アルミのほうが 製造コストが断然に安いから
アメリカのスクラップからの モーターも アルミ製の比率が日本より高い
そんで 省エネ技術もモーターも高まり 銅含有率は どんどん下がっていきます
メーカーとしては コストを下げないと負けるでしょ そうなります
なんで 屑屋 風情がそんなことに詳しいのかというと
昨日のブログにも書いてた友が
その研究開発では 名前もしられた学者やから 省エネモーター開発もされている
とにかく アルミ製のトランスは もう 欲しくない
やっても 利益もでない ヘタしたら赤字になる
日本国の
環境省の作った企業でもPCBの入ったトランスは解体されているが
あそこは 一個の処理に 何十万円も数百万円もの 処理費用を徴収できるから それは儲かる
独占企業は そりゃあ 強い
中国共産主義の 共産党の国営企業のようなものじゃ
昔の 国鉄 いまのJRが 仮に 市場を独占して
運賃を どんどん値上げして 職員が 昼ねしていても高給が貰える
独占企業は 強いぞ
とにかく トランスの芯にも アルミ製は増えました
電線にも アルミの線が増えてきたら 屑屋 死ぬ
バラシテ アルミやステンを取り出しても あんまり、カネにならんなあ
へたしたら 買ったら 赤字にもなる
環境省が独占的に 身内に仕事させても 100%完璧なことは できんのやで
解体は 奥が深いよ
ドル/円 109.78円
銅6072
アルミ1887
ニッケル11937
上海銅先47880元
特上雑品 大口 相談 小口30円
給湯器雑品90円
黒い円形モーター30から42円(単体30kg以上は評価落ち)
モーター30 10㌧単位持込 品質による
くず鉄 ギロチンC 17円 H1=22円
VA電線 200円
空調配管銅パイプ250円
半銅ラジエター 250円
モーターコア50円から
ステンレス304 80円
ビス付アルミ 110円
ピカ銅610円
込銅2号銅 510円
太い中身ピカの電線80% 380円持込大口取引
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