数年前の6月に一人旅で訪れたカンボジア。
カンボジアといえばアンコールワットやアンコールトム、そしてクメール料理。
カンボジア王朝の象徴でもある遺跡の数々をめぐりながら、クメール料理を堪能してきました。
クメール料理とはカンボジアで広く食べられている料理のことです。
マイルドな味わいが日本人の口にとてもよく合います。
<ある日のホテルでのディナー>
日本人宿泊客が多いはずのホテルでしたが、私が宿泊した数日間はたまたま日本人を見かけることがありませんでした。宿泊客そのものが少なかったように思います。レストランはほとんど貸し切り状態で、私は案内された窓側の席に着席しました。
ビールを注文して、さあいよいよクメール料理のコースの始まりです。
まずはサラダが運ばれてきました。
バナナの花のサラダ。
茹でたバナナの花、チキンとハーブがスイートチリソースで和えてあります。とてもマイルドな味わいで、バナナの花がエスニック気分を盛り上げてくれました。
次に運ばれてきたのがスープです。
ソムロー。Samlo とはスープのこと。
野菜の甘味が活かされた優しい味わいのスープで、具材は野菜に魚。バジルの風味が食欲をそそります。ちょっとボリューミーなのも嬉しい。
そしていよいよメインディッシュです。
クメール料理がワンプレートになっていました。ワンプレート好きなのでちょっと嬉しかった♪
左側が、クメール料理の代表格フィッシュアモック(Amok fish)。
魚をココナッツミルクとスパイスで調味してあり、ほかの料理と同様にマイルドな味わいです。私のイメージしていたアモックとは違いましたが、これはこれで美味しかったです。
真ん中が、アモックにならぶクメール料理の代表格ロックラック(Beef loc lac)。
一口サイズの牛肉がナンプラー(魚醤)とオイスターソースなどの甘辛いタレで炒めてあります。あとになってから知ったのですが、発祥はベトナムとのこと。ごはんがとても進みます。ちなみにごはんはジャスミンライスでした。
右側が、チキン。アモックと同じようにバナナリーフにインされていました。バジルがサッパリとしてヘルシーな味わいでした。
そして最後にデザート。
クメールスイーツの盛り合わせ。
上がクメールスイーツの代表格ルパウ・ソン・クチャー。くりぬいたカボチャにプリンがながしこんだもの。丸ごとカボチャプリンとでも言うのでしょうか。それを切り分けたものがのっていました。
左側が、カノム・チャン・バイ・トューイ。パンダナスで色づけされた餅菓子です。
そして右側はフルーツ。ジャックフルーツだったと思うのですが、ちょっと自信がありません。
<シェムリアップの市場>
東南アジアはどこもそうですが、まったりとしていながらも活気に溢れいています。
食材の宝庫である市場へ行ってみました。
東南アジアらしい活気で溢れています。
カンボジアの主食は日本と同じくお米。
種類もいっぱい。
そしてカンボジアの野菜もいっぱい。
これらがあの美味しいクメール料理に使われているのかー、としみじみ。
<おまけ>
こちらはクメール料理のセットランチ。
チキンとアモックです。
右側がアモック。私のイメージのアモックはこのアモックです。
淡水魚をココナッツミルクやスパイスとたまごで蒸してあるもの、これだよこれ。
ロックラックは目玉焼き付き。ライスはレモングラスのフライドライスでした。
デザートはアイスクリームとドラゴンフルーツ、スイカ、マンゴー。
ごちそうさまでした♪
こちらは空港で食べた可愛いツナサンド。
お顔だね♪
波乱万丈な歴史を持つカンボジア。
カンボジア王朝の栄華、アンコールワット。
またぜひ行きたい国のひとつです。アンコールワットについてはまたいつか。
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