朧堂の扉

その世界のどこかに、朧堂はあります。ここもまた朧堂の扉のひとつ。※多分にフィクションが含まれますので、ご了承下さいませ。

びょろきんぐ

2010-12-11 21:15:27 | Weblog


びょろ「王冠びょろ!王冠びょろっ!びょろが王様びょろ~~!」



びょろ「偉いびょろ~王様びょろ~~♪」

つきや「ああ、そう。よかったわね」

びょろ「むー!偉そうびょろ!びょろのほうが偉いびょろ!」

つきや「わたしはあなたたちの神だもの(見下↓」

びょろ「・・・っガーーーーーンッ」


と、いうのは冗談として。

こびょろに王冠をつけてみました。・・・頭の据わりが悪くなりました・・・。転ぶ・・・

見たことのない果物を食べる夢を見た

2010-12-09 20:52:26 | こんな夢を見た
こんな夢を見た。


うっぴょんさんがシリアルボウルのようなものから何か透き通ったものを食べていた。

「なんですか?それ」

と、聞くと、「食べてみる?」とスプーンを差し出してくれる。

ボウルを覗くと、黒く細長いものが沢山、透明なゼリーの中に浮かんでいるようで、
でもよく見るとそのゼリー状のものは蛙の卵のように長く繋がっているようだった。

黒いものは種に見えたけれど、やはりなんだかわからず、
「なんですか?植物系?動物系?」と再び質問する。

「南国の果物らしいよ」と。

確かに、種はドラゴンフルーツのようで・・・。

とりあえず、そのうっぴょんさんが使っていたカレースプーンほどの大きさのスプーンを借りて掬ってみると、
30センチほどの長さのものがスプーンに引っかかってきた。
半ば啜るように口に入れると、少し水っぽい甘酸っぱい味で、しかしその細い管のようなものは
明太子の皮のように噛み切れないまま口に残ったので、無理やり飲み込んだ。




補足

そういえばうっぴょんさんは「バンダジの実」と言っていた。
・・・バンダジって李朝家具しか思い浮かばないが・・・
音が近いのは檳榔樹(びんろうじゅ)?て、どんな実でしたっけ?
と、検索したが、、、まったくそんな実じゃなかったデス。。

♪♪てゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃてゅりゃりゃ~♪

2010-12-07 13:46:14 | Weblog
夫の友人の陶芸家さん、4日に一度くらいしかお風呂に入らないというのだが、理由は「めんどくさい」から。

しかし、お風呂を焚くのに朝7時から火を熾して、夜までに温まるかどうか・・・という・・・

・・・外で火を熾しての五右衛門風呂(露天)です。

・・・ううむ。大変だけどちょっとうらやましい気も・・・でもお風呂は毎日入りたいな・・・・・・。

そういえばそんな歌があったな・・・て、北欧並みにお湯が沸かないのか・・・寒いな、赤磐市。


自動人形が成長する夢を見た

2010-12-02 12:32:46 | こんな夢を見た
こんな夢を見た。


観光地の土産物屋を手伝っていた。

土産物屋の奥、薄暗いところでは少女の自動人形(オートマタ)が展示されていた。

自動人形は中世ヨーロッパ風の蔦唐草の地模様のシルバーグレイのドレスを身に着けていたが、
裾が膝丈だというのが少女らしかった。

いや、そのドレスが少女に見せていた、というだけで、その人形は首から上が無かった。

ただ、足も無い、スタンド式のトルソーに腕がついていて、
胴がスタンドを軸に、くるうり、くるうりと半回転しては、ぎこちなく腕を動かすだけのものだった。

観光客の下品なご婦人方がぞんざいに触ろうととするのに、気を害して、
高価なものなのだと注意すると、途端に見方が変わるので、それを見越してそのような注意の仕方をしたくせに、
更に立腹して、お金でしかモノを見られない人に見せる価値はない!
二度と来るなと怒鳴って追い返したときには、私はその自動人形の製作者になっていた。

その製作者である私は、白人の、細かいウエーブの少しあせた色のブロンドを
肩甲骨にかかるくらいに伸ばした、四十代後半の女だった。

人形は私を母のように思い、私も娘のように思っていた。
人形が咽が渇いたらしいので水を飲ませたら、調子に乗って飲みすぎたらしく、青いバケツに吐いた。
そのときには頭が生えていた。
私は「二人の子供を育てて、彼らはもう大人になったというのに、
まだ子育てには慣れないわ」というような事を傍らの誰かに零していた。

まだ赤ん坊のように、言葉は喋れず、けれど確実に成長していた。

足は無いはずなのに、扉の外に出ようと、スタンドをぐるりぐるりと回転させながら扉に近づくのを
引き留めたところで目が覚めた。