朧堂の扉

その世界のどこかに、朧堂はあります。ここもまた朧堂の扉のひとつ。※多分にフィクションが含まれますので、ご了承下さいませ。

菌類ですもの

2009-07-31 20:15:32 | 朧堂の秘密


ひとしさんのキーボードに、キノコが生えました。

「ツキヤっていいまス。」




「・・・・んーーー・・・・・んーーーーーーー

 ぬけませン。」


「ど、どうしましょうっッ・・・!
 キーのすきまカら、ぬけなクなってしまいまシた・・・。」


「・・・んーーーー・・・・えうーーーーー・・・・・。」

「・・・ううう。」



「・・・いいんデす・・・いいンです・・・
 ・・・・どうせワたしなんて、きんるいデスから・・・(泣)」




いえね。
ひとしさんがね、
「月夜さんは、譬えるなら菌類だ」というのですよ。
「やっぱり粘菌だな」て。

「もしくはマタンゴ」
やっぱり菌類じゃないですか。

そういえば以前、「花に譬えるとカビ」って云ってましたし。


じゃあ動物に譬えると?
「ツチノコだな」

猫なら?
「釜猫(別名雑巾猫)」


。。。もういいです。

・・・・・・・いいんです。

・・・どうせ、つきやなんて菌類ですから。

紐が隙間から入ってくる夢

2009-07-29 21:08:58 | こんな夢を見た
こんな夢を見た。


母が帯び締めを買ったという。
赤と黒の丸組紐の実に粋なものだ。
其れを持って帰れというのだが、
「使うために買ったのならお使いなさい」
と断った。だが、
「似合うと思って買ったんだから使ってくれ」
という。
「ふむ。ぢゃあ頂くわ」
と。他愛の無い夢を見て、少し目が覚めた。

まだ、自分が半分眠っているのが分かる。

ああ。
早く目覚めねば、窓の隙間から、エアコンのダクトの隙間から、
赤と黒の紐が、うぞうぞと入ってきている。

ほら、わたしが早く目覚めぬから、夢が隙間から入ってくるではないか。

早く目覚めねばならんなぁ。
と、うぞうぞと蠢く紐を無視して、二度寝にかかった。


           (つきや)

倉敷天領夏祭り

2009-07-26 21:48:06 | 行ってきました
さる25日、「倉敷天領夏祭り」に行って参りました。
近くにいても、生で観るのは初めて。
勿論、月夜嬢も一緒です。

その日、某所からの依頼を受けた私は
とあるビルの高層階に機材を運び込みます。
さて、窓を開け、ベランダに出て機材を組み上げましょうか。
この時点で、私を不審に思う人は皆無でしょう。

祭りが始まり、観客の注意がパレードに向けられている頃、
ターゲットが現れました。





…と、背後に気配が!

「誰ですか、私の後ろに立つのは!?」

もう一度ターゲットに目をやると姿が消えています。
見た目によらず、身軽な身のこなしです。

 …その後の足取りはようとして知れないままです。




気を取り直して、祭り見物でもしますか…。

あ!



向うで肩からくまゴロー鞄を提げて写真を撮っているのは
ヒロシ氏ではありませんか。
被写体に目を向けると…

な、なんと!

やってくれます、ヒロシ氏。
貴方は「倉式」の鑑です。
ヒロシの写真日記
彼の写真をご覧になりたい方はこちらへどうぞ。

「倉式」新刊

2009-07-20 23:52:08 | 行ってきました
できたてほやほやの「倉式」vol.05を受け取りに行って参りました。



ちゃなが:いや~月夜殿の書き散らしたものでも
      こうして本になるとそれなりに見えるから
      不思議なもので・・・



 つきや:・・・・・・そうね。

ちゃなが:い、いえ、その!!




こびょろ:さわらぬかみになんとやらびょびょ。

指先を炙る夢を見た

2009-07-15 22:12:27 | こんな夢を見た
ソファ・・・いや、カウチといったほうがいいか、
流線の美しい木枠に深緑のベルベットのカウチには
太った中年の女が寝そべっている。

五十代位だろうが、知らないオバサンだ。
経緯はよく分からないが、私はそのオバサンを憎んでいるようだ。

太った女は意識はあるようだが、投げ出された腕も足も、
その体には全く力が入っていない。

私はその腕をとり、派手なラメのマニキュアをしている指先を
カウチの足元に置いてある火鉢で炙る。
重そうな体を投げ出したままの女は、熱いとも言わず、
だるそうに話をする。

指先が炭化して崩れてゆくのを眺めながら私も何か話したが、
もう覚えていない。



・・・・・・
・・・なんでしょう。
こんなこと書いてたら、わたくしアブナイひとみたいですわね。
しかし、この前にわたくしはこの人に一服持ったのかしら?
全く動かない人なんですけど・・・

てゆか、そもそも誰なの!?
本当に知らない人なんですけど。。。

            (つきや)

落書きをする子供の夢を見た

2009-07-07 21:35:14 | こんな夢を見た
こんな夢を見た。


エレベータでビルを下っていた。
あともう数階だから歩こうかと、
エレベータを降りて階段を下りることにした。

女子高生もサラリーマンらしき人も、
結構沢山の人が階段を下りている。
駅の階段のように。

階段の踊り場からコの字にまわると、
下の階段の下り口に二人の老婆が赤いペンで壁に丸を書いている。
ふたりとも、少し色味の違う緑色のニットの帽子を被っていた。

なぜかそこに集まっている人々は、
蛍光黄緑のスタジャンだったり、深緑のパンツだったり、
緑色の物を身に着けていた。

横目に見ながら通り過ぎ、もう一階下ったところにも、
また同じ老婆が二人、壁に落書きをしている。
丸の中に二つの丸が書かれ、顔のようになっていた。

また一階下りると、落書きをしているのは
老婆ではなく赤ん坊のような子供だった。

赤いペン・・・いや、これはペンなのだろうか?
飛び散った赤の中に、目を見開いた赤ん坊のような顔が描かれている。

また一階下りる。
少しずつ人が減っている。
そしてまた壁には赤を飛び散らせた子供の顔の絵。

落書きをしていた赤ん坊が言う。
「きみひとりになったね」

この階にはエレベータが無い。
この階段を下りるしかないようだ。

階段を下りたら・・・
胸までの水に浸かっていた。
いや、お湯か・・・?

二人の赤ん坊が
「もう一階でお終いだよ」
と言うが
「いや、僕はここでアガらせてもらうよ」
と断った。
もう一階下れば、多分土の中だ。

赤ん坊たちは意外にもあっさりと
「そう。それじゃあ」
と引止めはしなかった。

水につかりながら見上げれば、少年の足と男性の足。
目の高さより少し上に、コンクリートらしき縁がある。

足にすがって上がれば、そこは風呂屋だった。



                  (つきや)

             夢の中では14、5の男の子でした。    


おなかいっぱいアミを食べて捕まったのね

2009-07-06 11:59:11 | Weblog
鯖の丸々太ってぷりぷりなのを買いました。

おうちに帰って捌きました。

鯖はおなかが楽しみなのです。

今日はみっちりアミが入っていました。

アミ大根とかのアミです。ちっさい海老さん。

前回は少し溶けかけのイワシが入っていました。

みっちりのアミを写真でUPしようかと思いましたが、
そういうの、苦手な方もいらっしゃるかと、遠慮しました。

でも、ひとしさんが
「面白いし、大丈夫でしょ。たぶん」
というので、次回は何か入っていたら写真を撮ります。

お楽しみに。


                  (つきや)

恐竜のローストがランチメニューなのか。。。

2009-07-03 10:11:30 | こんな夢を見た
こんな夢を見た。


カフェ・ド・グラスがデパートのテナントに移転したというので
母(月夜ママ)とひとしさんと行ってみた。

落ち着いた雰囲気のお店になっているが、
さすがに客が多くて、末藤さんも忙しそうだ。

ランチを注文したが、メニューが大分変わっている。
私どもが注文したのは何か普通のものだったように思うが、
他の客が注文したものを見ると、
「小型恐竜のロースト」とかも有るようだ。

なんだか鰐の背を10センチ角ほどに切ったものが二切れ
白い皿に盛り付けられているのがウエイトレスとともに通るのを見た。

皮は随分と硬そうなので、きっとナイフで皮を外して食べるのだろう。


他には「ココナッツライス」とか、なんだかアジアなメニューが並んでいたようだ。



ランチを食べていたはずが、いつの間にか夕暮れで、
あれ。ディナーだったかな。
とも思う。

母はそろそろ帰って父の夕食を作らねば、父の機嫌が悪くなるので、
帰り支度を始める。


入り口に近い席だが観葉植物のおかげで薄暗い一角に、
男性がもう酔っ払いになりながら独りで飲んでいる。
一人なのに、男の前にはグラスになみなみ入った水割りが
二つ並んでテーブルに載っている。

お代わりを一緒に注文したのか?
まさか、「水割りをダブルで」という注文に二つ出てきたとか・・・
・・・まさかねぇ。




もうひとつ夢を見た。


恵夢ちゃんにご飯を作る夢を見るのは何度目だろう。。。
たしか前回は「リクエストある?」と聞くと
「辛くない中華!」と謂われたが、あまりまともな中華は作れないので
「中華っぽいアジアなもの、でよければ・・・」というやり取りをしたはず。

今度はデザート的なものを。
しかし、この夢の中の私は神戸に引っ越したらしいのだ。
だがそちらのキッチンはまだ設備が整っていないからと、
岡山まで来てもらったようなのだよ。
彼女、姫路なのに。。。

しかし、彼女の夢を見るときの八割方何かを食べさせているのは何故だろう?


                 (つきや)