ドリムトシクレトルム
作詞作曲 メガマソ涼平
■前回触れてなかったが「海辺が近いため錆び付きやすいものを持込してはならない。」の意味は、今メガマソがおかれている状況がまさにそういう状況にある。悪意を持った批判も多いし、根拠の無い誘惑も多い。ちょっと気を抜くとすぐ光沢は失われる。それほど錆び付きやすい環境にある。環境にあまりに敏感なのはいけない。自分をしっかり持っていないといけない。と言うぐらいの意味だろうか。■
■で、ドリムトシクレトルム。この曲聞くと確かにメガマソの音は良くなったと思う。個性的なメロディーで、はじめは「モノクロームに~」のところの乱暴な転調に驚かされるが、聞きなれるとそこが魅力的に見えてくる不思議なメロディー。この曲、ジャケットのイラストがかなりヒントになりそうである。部屋の中の部屋。一番小さな部屋は猫一人。次の部屋は猫とウサギの二人。その次は泣いている二人。題名はDreamed secret roomで訳は歌詞の中にもあるが 「夢見る密室」か。ストーリーとしては、イラストそのまま二人の出会いと別れ。■
この部屋から、私はまだ出られないよ。
きらめきのあふれたへやは、せつないおもいでだらけで。
■この想い出のある部屋をまだ私は出て行くことが出来ない。■
雪降る手紙から 霧雨の別離まで、あなたと。八月空、奇遇かな。
今一度、待つの。「ごめん、もう君の言葉は届かない。」返答はわかっている。
でも…まだ…
■出会いから別れまで、あなたとの様々な想い出。(「八月空、奇遇かな」はもちろんアヤビエ時代の曲「変態最終頁」から引いてきているが、歌詞にあるものの歌われてはいない。この曲に伴う思い出か。)でもあなたの答えはわかっている。■
この街から、私はまだ出られないよ。
ゆらゆらふあんていぶんし、せつないねがいごとひとつ。
近すぎる吐息が うれしくて離せない、あなたと。八月空、奇遇かな。
今一度、待つの。「ごめん、もう同じ夢は願えない。」返答はわかっている。
■この想い出のある街をまだ私は出て行くことが出来ない。心は揺れている。でもあなたの答えはわかっている。■
モノクロームに変わる「ひとつのおわりと、ふたつのあたらしいはじまり」
もう一度叶うなら雨粒にも願うわ、交差せんことを。
■二人はそれぞれ新しい道に旅立とうとしている。これまでの生活は終わり、白黒写真の思い出に変わる。もし叶うなら二人の道がまたいつか交わりますように。■
白いモヘアに香る「ひとつのおわりと、たくさんのそれぞれのみちたち」
もう一度願うなら雪粒にも誓うわ、あなたが好きですと。
■もし願いが叶って出会うことができたなら、誓って私は「あなたが好きです。」と言うでしょう。■
夢見る密室は塔の中にありながら。
すべてこの領を覆う巨大な空間でもあった。
■櫂の目塔の物語はひとつの領地の話でありながら、同時に一人の心の中の話でもある。■
あなたの夢が叶いますように…
わたしの夢は叶えてみせるわ、最後の意地っぱり。
■自分の夢を追って出て行ったあなた。あなたの夢も叶いますように。きっと私の夢もかなえて見せるわ。■
これからも頑張って読解してくださいね。
これは現彩冷えるへの歌詞。
貴方本当に彩冷える時代からのファン?
釣りだとしか思えないんだけどw
・この部屋=アヤビエの思い出
→涼平はまだアヤビエの思い出という空間から出られないでいる
・きらめきあふれた~
→上記をくんでそのままとらえていいかと
>雪降る手紙から 霧雨の別離まで、あなたと。八月空、奇遇かな。
>今一度、待つの。「ごめん、もう君の言葉は届かない。」返答はわかっている。
>でも…まだ…
・雪降る手紙=アヤビエの1st音源であるロマンサー?
(11月の初雪というフレーズがあるので)
(音源=ファンへの意思表示=手紙という比喩?)
・霧雨の別離=アヤビエ脱退宣言は7月に入ってすぐだった
つまり涼平は6月、梅雨の季節別離する道を選んだ
→ロマンサーという音源から始まり、あの霧雨降る梅雨まで、アヤビエとして。
・八月空、奇遇かな。
→このフレーズは1st音源であるロマンサーと両A面である
変態最終頁の歌詞と同じフレーズ。
そして奇遇なことに涼平は八月にアヤビエを脱退した。
今一度、~
→今一度、彩冷える麺の返答を待つ。
・「ごめん~まだ…
→もう君の言葉は僕ら(現彩冷える麺)には届かない。そう返事される涼平。
でも、まだ、何かを期待している。
>この街から、私はまだ出られないよ。
>ゆらゆらふあんていぶんし、せつないねがいごとひとつ。
この街=アヤビエ時代、涼平節など
涼平の歌詞は独特な感じなのが売り。私=涼平はまだそこから出られない。
せつないねがいごと=昔の思い出に浸る涼平の昔に戻りたい願い?
>近すぎる吐息が うれしくて離せない、あなたと。八月空、奇遇かな。
>今一度、待つの。「ごめん、もう同じ夢は願えない。」返答はわかっている。
・近すぎる吐息~
→一緒にライブをしていた、アヤビエとして活動していたことが
うれしくてたまらなかった。
八月空~については上記と同じ
・今一度待つ~
→同じ夢(アヤビエで頂点を目指す)を他麺と願う涼平
・「ごめん、もう同じ夢は~
→返答は彩冷える麺から
>モノクロームに変わる「ひとつのおわりと、ふたつのあたらしいはじまり」
>もう一度叶うなら雨粒にも願うわ、交差せんことを。
・モノクロームに変わる =色あせる、つまり過去へと流れる
ここでは2006年8/30に止まったアヤビエの終わりを示唆している
・ひとつのおわりと~ =「アヤビエ」の終わり、
そして涼平=メガマソ、彩冷えるの二つの始まり
→アヤビエというひとつが終わり、
ふたつがあたらしくはじまった日はどんどん色あせていく
・もう一度~→もし叶うなら全てに願う、彩冷えるとメガマソが交差することを
(胎盤ツアーをしたいという涼平の発言からそのような交差と考えられる)
>白いモヘアに香る「ひとつのおわりと、たくさんのそれぞれのみちたち」
>もう一度願うなら雪粒にも誓うわ、あなたが好きですと。
・白いモヘア~→香る=儚い?
・ひとつのおわり~
→アヤビエの終演と、アヤビエ麺一人一人、人間としてのそれぞれの道
・もう一度願うなら~
→全てに誓う、アヤビエの全てが好きですと。
(アヤビエの全てはファンからメンバーから曲からひっくるめられていると思う)
>夢見る密室は塔の中にありながら。
>すべてこの領を覆う巨大な空間でもあった。
・夢見る密室 =もう願えない
(だからこそ外に出せない=密室)アヤビエ涼平としての願い
・塔の中 =涼平という思考
・この領 =涼平という存在、これからの涼平のありかた
→つまりもう願えないアヤビエとしての願いは
涼平の思考の中に閉じこめられながら
涼平のこれからの全てである
=メガマソができた根底には涼平のアヤビエ脱退がある
自分はその思いを抱えながらメガマソのこれからを見据えやっていく
>あなたの夢が叶いますように…
>わたしの夢は叶えてみせるわ、最後の意地っぱり。
・あなた=彩冷える
・わたし=涼平
彩冷えるの夢を願いつつ、涼平は自らの夢を叶える。
それはアヤビエを抜けた涼平の「最後の意地っ張り」である。
解釈してみてあらためて他の歌詞をみて思ったんだけど
ドリトム~は変態最終頁を使ったアヤビエとの別離の曲で、
限定で配布された「ニューロマンサー」は名前みても解るけど
ロマンサーを使ったアヤビエとの別離なのかなって思った…
どっちも好きな自分としてはなんか切ないな(´・ω・`)
415-419 投稿日: 2007/01/18(木) 04:27:23 ID:flstQRBF0
>雪降る手紙から 霧雨の別離まで、あなたと。
てのの雪降る手紙がCDだって解釈あるけど、
彩冷えるのShineに
>波が残した君からの手紙は
>「大好きだよ」って・・
>夏が連れ去っていきました
てあるんだよね。
(まあ葵といえばカノについて公私混同だからどうだかわかんないけど)
これは涼平の可能性もあるよね
手紙はファンの知りえぬところでのきっかけだったんじゃないのかなあ
あとドリムトがなんとなく、ほんとなんとなくだけどセシリーっぽい感じがする
雰囲気とか、雨粒とか。
最初は雪粒を彩冷えるのスノーに掛けてて、
その対比だけのために書いたのかもとか思ってたけど。
>最後の意地っぱり
をツヨガリって読まないのが不思議だったんだけど、
とりあえずギに解釈なしで歌わせて、したらイジッパリって読んだから
じゃあそれはそれでいいやって思ったのかも、とかは妄想しすぎかな