サバイバル機能としての恐怖

人間という存在には、未知への希望とは逆のものが同居している。
それは、サバイバル機能としての恐怖です。

未来に対して開かれていながら、体には恐怖がすでに備わっているのです。

私たちには互いに矛盾する真逆のものが同居しています。

地球もまた、相反するものが同居する矛盾した星です。
この星には愛を讃える人たちがいる一方で、どの時代にも戦争を繰り返してきました。
昼と夜、天と地、右と左、男と女…
二極に分離しています。
私たちはもともと、矛盾した世の中に生きる矛盾した存在なのです。
だから、問題は起きて当たり前。解決しようとしなくていい。ただ生きるだけでいいのです。

ー問題は解決するな kan.


私たちは愛していると言いながら、愛している相手よりも自分の保身に走る性を持ち合わせています。
親不知子不知は、自分の身を守る為に親子でさえ見捨てる難所の名。
愛していると言いながら、見殺しにしてきた罪。

全ての人類にそれはあります。
イエスさまを磔にと見殺しにした罪。
英霊に着せる汚名。



宇宙で一番大切なものは仁義。