ジージの山遊び

let's live happily the life

朝日連峰

2008年10月06日 | 山形の山
(一日目)
新潟の自宅を出たときには、まだ夜も明けきれず、星を見ることができましたが、新潟バイパスに乗って間もなく雨が当たりだしどうなるか心細く思いましたが、登山口に着いたときには、雨も上がり、歩き出す気になれました。


(登山道)

歩き出して間もなく、紅葉した木々の間を歩くようになり、気持ちも高揚してきました。
汗も滴り、Tシャツ一枚の夏バージョンになりました。


(清太岩山とユウフン山)

潅木帯を抜けると、紅葉に彩られた尾根道を歩くようになります。


(清太岩山手前の登山道)

山で見る紅葉は、上を見上げて観るばかりでなく、目線が下になることも多いです。


(ミネカエデ)

今年は、寒暖の差が激しかったせいか、紅葉が鮮やかのようです。


(来た道を振り返る)

キツイ登りを終え尾根に上がり稜線を望めるようになって来るとホッとします。


(清太岩山山頂)

7月に来た程ではありませんが、ガスがかかりだし怪しげな空模様になってきました。
それに、風も冷たく感じられました。



(これから向かう、ユウフン山)

ユウフン山に上がると、いよいよ竜門山と、寒江山への稜線を見ることができます、ガスに隠れる前に着きたく気持ちが急ぎます。


(登山道脇の紅葉)

途中では、陽の当ったカエデの葉を下から見上げながら歩くところも多くトテモきれいでした。


(竜門山と稜線)

ユウフン山に着くと、幸いに、ガスが切れ、竜門山から稜線を観る事ができました、泊まった小屋も真ん中辺りに、豆粒程ですが見ることができます。


(竜門山への登り)

高度を上げてくると、紅葉の様子も違ってきます。


(竜門山への登り)

もう少しで、竜門山と言う処で、太ももの筋肉が痛み休んでいたら、雨が当たりだし、カッパを着て、急いで小屋に向かいました。
時間は早いですが雨が降っては仕方ありません、今日はこれで、おしまいです。
小屋で隣り合わせた方達と時間まで、話が弾み、一日が終わりました。
(今日の宿泊者は、26名でした。)


(二日目)

朝、4時ごろに目が覚めましたが、外は、ガスで真っ白、悩ましいところでしたが、雨が降っても大したことはないと決め付けて、当初の予定通り、大朝日岳に向かうことにしました。


(紅葉したチングルマ)

小屋を出るときはガスで真っ白、気温も低く、合羽を着て、歩き出しましたが、竜門山を過ぎると、視界が開けだし、今日の予定は、グッドチョイスだったと思われました。


(西朝日岳への登山道)

西朝日岳へ向かう途中では、ガスが流れ、見る間に、西朝日岳が姿を現しました。


(ナナカマド)

視界は開けてきましたが、後は,陽が差してくるのを、期待するだけです。


(寒江山)

寒江山の方はまだガスが盛んに流れています。今年7月に行ったときも、ガスと風で大変でした。


(西朝日岳山頂)

西朝日岳の山頂では、まだ肌寒かったですが、大朝日岳に向かって歩き出したら、陽が当たりだし、紅葉も一段と華やかに見え、上機嫌での、稜線漫歩となりました。


(ハイ松と草紅葉)

西朝日岳から大朝日岳の間は、草紅葉とハイ松の緑のコントラストがトテモきれいでした。


(草紅葉)

暑く、汗ばんできたので、カッパを脱いで、ウイダーやコンニャクゼリーを口にして、一休みしました。


(紅葉した山肌)

歩いてきた稜線を振り返ると、紅葉が陽を浴びていました。


(大朝日岳)

朝日岳の山頂は雲がかかり、展望は望めそうもありません。


(金玉水付近の草紅葉)

金玉水(水場です)まで来ると、草紅葉の間を通り大朝日岳の小屋まで一登りです。
小屋に着いて観ると大朝日岳はガスの中で全く見えません。小屋の前で腰を下ろしてパンなど食べながら、登ろうかどうしようか、一思案でしたが、他の人達が皆行くのを見ては、我々も、登らないでは、面白くありません。


(大朝日岳山頂)

登ってみますと、360度真っ白。来た印に写真を撮って、早々に戻りました。


(紅葉)

小屋を後に歩き出すと、一転して、陽が差し、今回の山行で一番鮮やかな紅葉が待っていました。


(紅葉)

朝日連峰で一番美味しい水だとの、銀玉水で、全ての容器の水を汲みなおしました。飲んでみると、気のせいか、トテモ美味しかったです。


(紅葉)

暫らくは、紅葉に囲まれた平坦な登山道が続きました。(私が一番得意とするところです。)


(紅葉)

この辺では、ダケカンバ林も見られましたが、残念ながら、まだ、落葉していなく、樹幹の白さを十分に見ることができませんでした。


(小朝日岳)

小朝日岳に向かって下りだす辺りから、ガスが濃くなったきて、登山口に着くまで晴れることはありませんでした。


(ブナの巨木)

ガスに覆われた古寺山を過ぎ、ハナヌキ峰に向かうと、登山者の姿もなく、おまけに登山道に大きな糞が置かれていました。誰の物か考えたくもありません。
白い登山道で、オカーサンに言われて上を見ると、今迄で見たことも無い、大きなブナの木がありました。


(根子川)

下り終わると、暫らく、沢沿いに歩き、橋を渡ると、今回の山遊びも終わりでした。



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