タルボサウルス3部作

2022年02月20日 | 恐竜映画
『タルボサウルス 激突!史上最大の恐竜』『大恐竜時代 タルボサウルスvsティラノサウルス』
『ディノ・キング 恐竜王国と炎の山の冒険』の3本を見返した。



1作目は動物ドキュメンタリー、2作目は主人公の内面ナレーションのみ、
3作目が恐竜たちが唇を動かして会話する作劇で全然タッチが違う。

同じCGを少しずつ手直ししながら使いまわしてるっぽくて大作感はないけど、
画面に恐竜が映ってるだけで楽しい人間としては理想的なシリーズ。

しかし肉食恐竜のタルボサウルスが主役のこのシリーズ、2作目で主役が
別の肉食恐竜を「残忍な怪物」呼ばわりしたり、3作目でケラトサウルスの狩りを
「悪いこと」として退治するシナリオは擬人化の仕方が超イビツで、

ライオンが肉を食べない代わりにスシを食べることでお茶を濁した「マダガスカル」や
ヒョウがドーナツを食べていた「ズートピア」は上手い逃げ方をしてたな、と思う。


「ディノキング」で主人公の名前が「パッチ」から「スペックルズ」に変わってるな。
「大恐竜時代」の英語タイトルが「Speckles The Tarbosaurus」だから翻訳した人が違うせいか。

原題が「점박이: 한반도의 공룡」でグーグル翻訳で「朝鮮半島の恐竜」、
これと「ディノキング」は日本語吹き替えしか収録されてないけど韓国映画。
「激突!史上最大の恐竜」は日本と英語音声収録でただし字幕なし。

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