いつだって!宮城梓さん応援ブログ 

沖縄の情景のように真っ直ぐな歌声と見事な三線を届ける唄者・宮城梓さんを応援します。

情念のパワーだ

2008-12-16 01:05:15 | Weblog
今日(15日)の毎日新聞夕刊で、

作家のなかにし礼さんのインタビュー記事がでていた。

昭和歌謡には、情念のパワーがある、という趣旨。

私は、いままで、ティンクティンクの歌には、

なにか、昭和の匂いを感じていた。

そうでなければ、

私のような「古いやつ」の心が反応するはずもない。

「白い夏」のテーマの、別離。

「楽しい季節」という、夏前の少女のうきうきした心を歌った歌も、
「白い夏」の夏の終わりの別れを歌と同じCDにあるので、
なんともせつなくなる。

相手を思い、健気に明るく前向きにとらえようとするいじらしさ・・・

そこに、とても「昭和」を感じた。

ティンクティンクの2人には昭和の記憶があるはずもないのに・・・

ティンクティンクの歌の底流のどこかに、

沖縄の情念、あるいは、りんけんさんの情念があるのか。

りんけんさんの本に流れているりんけんさんの情念が、

当然、カラハーイに満ちている。

実はその情念は、昭和をとおりこして、もっと深いところにあって、

それが沖縄に原型として残っているのかもしれない。

そうしたものが自然に、ティンクティンクの歌の底流にあるのかな、

そんなことを思った夕刊でした。








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