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ダックスフントの歴史

2004年09月10日 | お勉強
ダックス①

現在のダックスフント(ドイツ語で、テッケル、ダッシェルとも呼ばれます)はドイツが原産国です。
事実、ダックスフントとはドイツ語で「アナグマ犬」という意味で、
これはこの犬種がアナグマの狩りのために作られた犬であることを表しています。

18世紀及び19世紀に、ドイツの林業家が、アナグマの穴を掘り当てて、
穴に入る習性を持つアナグマと戦って仕留めることができるような、
勇敢で胴の長い犬を求めて、様々な犬種を交雑しこの犬種を作りました。


ダックスフントはキツネ狩りにも用いられましたし、
信じられないかもしれませんが、イノシシ狩りにも用いられました。


最初にダックスフントがアメリカに輸入されたのは1887年のことでした。
それ以後、数十年でアメリカでのダックスの数はとても増えました。

1914年までには、ウエストミンスターKCのショーにおける出陳頭数が10位以内に入るようになりました。
しかし第一次世界大戦中は、ドイツの物はなんでも嫌われる風潮が広まり、
不幸な事にダックスフントもその敵意の的になりました。


実際にダックス達は石を投げつけられたり、ダックスの飼い主は非国民呼ばわりされたものです。
その結果、アメリカとイギリスにおけるダックスの数はだんだんと少なくなっていきました。
そして大戦後、少数のアメリカのダックスのブリーダーが、
ドイツから犬を輸入してブリーディングストックを揃え、それによってダックスの数は再び増え始めました。

第二次世界大戦の勃発は、ダックスに第一次世界大戦の時のような影響は与えませんでした。
なぜなら、ブリーダー達はその時までにしっかりと基礎を確立し、この犬種はとても人気となっていたからです。


ダックスフントには全部で9の種類があります。生後15ヶ月時の胸部での体高によって、
スタンダード、ミニチュア、カニンヘンに分けられます。
それぞれのサイズにおいて、コートの種類が3種類あります。


スムースコート、ロングコート、ワイアーヘアーの3種です。
スタンダードのスムースコートのダックスがアメリカでは一番人気があります。
そのコートは短く、平滑で、光っています。

ロングヘアーのスタンダードダックスの起源には2つの説があります。
一つは、スムースコートのダックスがたまに、両親よりも少し毛が長い犬を生むことがあり、
そのような犬を選択繁殖して、毛の長いダックスを常に生む犬を作り出し、
そしてロングヘアーのダックスが誕生したというものです。


もう一つの説はスムースコートのダックスを、様々なスパニエルと交配して、
ロングヘアーのダックスを作ったというものです。
どちらにしても、結果として、アイリッシュセッターのようなコートと、
スパニエルのような気性を持った、美しい犬が出来上がったわけです。

例外もありますが、一般にロングコートのダックスは他の2種類のダックスよりも
大人しくて従順な傾向にあります。


ワイアーヘアーのダックスは、スムースコートのダックスを様々な剛毛を持つテリアや
ワイアーヘアーピンシャーに交配して作られました。

彼らはそのあごひげと、ブラシのような眉毛によってとても賢く見え、そしてよく目立ちます。
コートはワイアーのようで、短く、太く、そして粗めです。
親戚であるスムースコートのダックスと同じように、ワイアーヘアーのダックスはいたずら好きな傾向があります。
色はレッド、ブラック、ダップルなどがあります。

参考「Dog Web


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