goo blog サービス終了のお知らせ 

kaoのタイルクラフト

タイルクラフトのオリジナル作品を紹介(^-^) そ・れ・と
気まぐれですが…日々の出来事を呟いてま~す(^-^)/

神々のふるさと山陰へ

2014-12-17 17:41:23 | 旅行

12月12日から1泊2日で、島根の方へ行ってきました

8:15羽田発の飛行機で、岡山空港へ 9:40ほぼ定刻に到着

「上空約2百キロの強風のため低空飛行をします」とのアナウンス

富士山の真上を飛んで見えてきたのは、白く雪をかぶった南アルプスの尾根

低空飛行のお蔭で美しい景色を見ることができました

岡山空港から添乗員さんと合流してバスで岡山自動車道、米子自動車道、山陰道を通って今回の目的地島根県へ。

途中、蒜山高原(ひるぜんこうげん)SAで休憩 ジャージー牛が有名で、その生乳で作ったクリームパンと飲むヨーグルトを購入

柔らかいパン生地になめらかで濃厚なクリームがたっぷり入っていて、とても美味しかったです

約2時間位で最初の観光地「足立美術館」へ到着

足立美術館は、昭和45年、地元安来出身の実業家、足立全康氏によって開館。

日本画の巨匠 横山大観のコレクションは、120点。陶芸家 河井寛次郎、料理人としても名を馳せた 北大路魯山人の陶芸作品や林義雄、武井武雄氏らの童画を集め、およそ13000坪の大日本庭園が融合した美術館です

この庭園は、米国の「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデン」の日本庭園ランキングで、かの桂離宮を抑え、11年連続1位に輝き名実ともに世界一の日本庭園として名を轟かせているそうです

 

  

枯山水庭

  

 池庭        亀鶴の滝

  

生の額絵                生の掛軸

  

白砂青松庭

 

「白砂青松庭」は、横山大観の名作「白沙青松」をイメージした庭で、白砂と松のコントラストが印象的。

床の間の壁を切り抜き、一枚の掛け軸のような庭園絵画が鑑賞できる場所は、見どころの一つとされています。

庭園を鑑賞したあとは、横山大観をはじめとする近代日本画壇の巨匠たちの作品にふれて陶芸館へ

河井寛次郎、北大路魯山人の二巨匠の陶芸作品が展示されており、魯山人の

「自分の仕事に遊ぶ人が出て来ないものかと私は待望している

 仕事に働く人は、不幸だ

 仕事を役目のように了えて他のことの遊びによって、自己を慰めとなす人は幸せとはいえない

 政治でも実業でも遊び心があって余裕があると思うのである」

ということばを読んで、日本人特有の実直な性格だとつい根を詰めてしまい、「余裕」を持てなくなってしまいがちで…

それが遊び心をもってみると、もっともっとという探究心が芽生えてくる…今更ながら前向きななんて素敵なことばだろうと、心に響きました

美しい庭園と日本の芸術に触れ癒されたあとは、山陰道路を通って水の都 松江へ

山陰道を降りると「しじみ」で有名な宍道湖が左手に見えてきました

 

車窓から松江城の天守閣を眺めながら(全国で現存する12天守の一つで山陰では唯一の天守閣…大きさ(平面面積)は全国で2番目、高さ約30mでは3番目、古さは6番目)だそうです。

バスの駐車場がある地ビール館で降りて、「日本の道100選」にも定められている塩見縄手を散策

塩見縄手は、松江城北側のお堀沿い、約500mの通りで、一帯は江戸時代の侍町であった。小泉八雲記念館、田部美術館、武家屋敷等が軒を連ねており

お堀端に連なる老松の大木は、江戸時代当時のものだそうです。

塩見縄手の地名は、かつて通りの中程にあった松江藩中老で町奉行の塩見庄兵衛の屋敷に由来するとされています。

  

田部美術館

  

武家屋敷         お堀に架かる橋から天守閣を望む

 

遊覧船

   

天守閣

  

 

お堀の道沿い散策は、とても気持ちがよかったです 帰り道、塩見茶屋で松江名物「ぼてぼて茶」をいただいて、休憩

「ぼてぼて」とは、大型の茶筅を振る音から生じた名称で、泡立てた番茶の中に好みの具(このお店では、赤飯、黒豆、山菜、たくあん、みそ等7種類)を混ぜて振りながら飲みました

冷えた体が少し温まって、ほっと一息つきました

 

バスに戻って、次は境港市へ

島根県と鳥取県にまたがる中海を見ながら…中海は、日本海と幅600mほどの自然の水路で結ばれた汽水湖のため、海水と淡水の両方の魚が生息している湖 越冬するコハクチョウやカモの群れもたくさん見られました

ダイハツのCMで知られている「べタ踏み坂」こと江島大橋を渡って鳥取県へ

最高点(水面からの高さ)は、44.7mその高さ、出雲大社が高層神殿だったとき(48m)とほぼ同じ!

5000トン船舶も通れることを考慮してこの高さになったそうです

見た目は、ジェットコースター!でもバスは何事もなく順調に渡りました

 

カニ水揚げ日本一を誇る鳥取県境港市!市内の海産物直売所へ

もう夕方近くだったので鮮魚は、あまり残っていないかも…という添乗員さんの話を聞きながら

店内に入ってみると、やはりもう活気はなく…カニもかろうじて残っていました

しじみとめかぶ茶の乾物類をお土産に購入して

今日の最終観光、ゲゲゲの水木しげるロードへ

境港市は、水木しげる氏のふるさと。境港駅前から、水木しげる記念館までの約800mを通称「水木しげるロード」と呼ばれ

沿道には、136体もの妖怪ブロンズ像が鎮座しています。

遠い昔、ゲゲゲの鬼太郎の唄を口ずさみながら下校していた記憶が…

最近では、向井くんが水木しげる役をしていたNHKの朝ドラは、毎日見ていましたが…

正直あまり興味がなく、この寒空にどうしましょうと思いながらバスを降りたのですが

馴染みの妖怪たちのブロンズ像の数々に触れて、思わず寒さも忘れてはしゃいでいた自分がいました

  

  

   

まだ集合時間には30分ほどあったのですが、日が落ちてさすがに寒さも身にしみてきたので、きりあげてバスへ戻りました。

メンバーの皆さんも早めに帰ってきて、宿泊する皆生温泉(かいけおんせん)へ向かいます。

宿について、夕飯は楽しみにしていた贅沢カニ会席!(カニ2枚分)松葉がに1枚が、ど~んあとは、焼きカニ、カニの水炊き,カニ茶碗蒸し、刺身、最後にカニ雑炊とカニ三昧カニと格闘して背中が痛くなりました

 

 

温泉を楽しんだあとは、地ビールと皆生温泉オリジナル日本酒「海に降る雪」を飲んで、満足~

 


みちのく紅葉狩り 最終日

2014-11-23 15:09:14 | 旅行

昨日、ホテルに到着した時は、もう辺りは真っ暗で景色は何も見えなかったのですが…

今朝、窓の外を見たら、素敵な庭があって紅葉も綺麗

出発時間まで少し余裕があったので、庭に出て散策、目の前が十和田湖朝日が昇るのも見えました

 

  

  

  

 

今日の天気予報は、午後から雨という事なので何とか観光の最後までもってくれる事を祈り

8:10出発!まずは、十和田湖の展望台の中で、最も美しい景色が眺められると言われている発荷峠(はっかとうげ)展望台へ 湖から国道13号線、青森と秋田県境にあり南方の外輪山にある峠で、急崖を屈折した道を250m登ります。

朝方は、太陽も顔を覗かせていたのですが…だんだん曇ってきてしまいました。

右手に中山、御倉半島が突き出し、彼方に南八甲田の山々を望みます。

早朝だったので十和田湖の波がなく鏡のような湖の景色は、神秘的!

 

 

次は、八幡平アスピーテラインを通り八幡平山頂へ 10/30まで積雪、路面凍結のため全面通行止めだったので、ガイドさんも心配していたのですが…(4日からは、冬季通行止めに入るギリギリの所だったので、通れなくても仕方のない状況)本日11/1は、通行できました

岩手山を望みながら、この辺りは温泉が豊富で所どころ湯けむりが立ち登っていました。途中までは、よかったのですが、八幡平見返り峠に着いた時は、一気に雲に覆われ、遂に小雨が降り出してしまいました

峠のレストハウスでお土産品を見ながら、ストーブで暖をとって休憩、雪も所々に残っていたのでもうすっかり冬気分ですねみそゆべしが美味しかったです

  

 

次は、田沢湖へ 途中玉川ダム、宝仙湖で休憩

入口には、カリヨンの鐘があり添乗員さんが鐘を鳴らしてくれました

カランカランと情緒ある音を聞きながらパチリ

 

田沢湖は、秋田県仙北市にある淡水湖。日本で最も深い湖で、ガイドさんの話によるとかつては、火山性ミネラルの高い水質と流入河川の少なさのため透明度があり水産生物が豊富だったのですが、発電所の建設のため玉川温泉から強酸性の水を導入した結果、魚も生息しない湖になってしまったという…今は、石灰石を使った中和対策がなされているが、湖全体の水質回復に至っていないということです

湖に建っている船越保武作の「辰子像」は有名で、辰子伝説の話を聞いて(辰子という美しい娘が、永久にこの美貌を保ちたいとお告げの通り北に湧く泉の水を飲み続けると大きな龍になってしまい田沢潟の主となって湖底深く沈んでいった…)今も昔もいつまでも若くありたい気持ちは、同じだと思いました

予定は、車窓からの見学のみだったのですが、バスから降りて見学させてもらえました

 

 

次は、観光最後の角館武家屋敷へ

角館町は、秋田県仙北平野の北部に位置する城下町

玉川と檜木内川に沿いに市街地が拓け、三方が山々に囲まれたこの町は、歴史ある武家屋敷と桜並木が美しいまさに「みちのくの小京都」と呼ぶにふさわしい風情を漂わせた観光名所です。

町は「日除け(ひよけ)」と呼ばれる広場を中心に北側は武家屋敷が建ち並ぶ「内町(うちまち)」に、南側は町人や商人が住む「外町(とまち)」に区分されました。

このかつての町割りが390年あまりたった今でもほぼ変わらず残っています。

「内町」は、築200年近い屋敷が建ち並び黒板塀に垂れ下がるしだれ桜が続いています。

武家屋敷を散策する前に自由昼食ということで、郷土料理の店「百穂苑」で稲庭うどんセットを食べました。

ここも古民家で、屋根裏の梁も立派で見学することができました…奥様がイラン人でお店の中には、豪華なペルシャ絨毯のタペストリーやアールヌーボー風のランプが飾られてありました。芸能人も沢山訪れたようで出入り口に色紙が置かれてありました

 

 

武家屋敷は、何軒か見学する事ができ「青柳家」を見学しました

薬医門をくぐり母屋、武器蔵、青柳庵ミュージアムなど約3000坪の邸内にはいろいろな資料館があり見応えありました。桜で有名ですが、秋の紅葉も風情があって良かったです

   

  

  

雨もあがって、武家屋敷の紅葉も満喫して、ガイドさんから日本酒が美味しい話を聞いていたので、酒屋さんに寄って珍しいヨーグルトのお酒と甘口のお酒を試飲したら、これがフルーティーおもわず購入

生もろこしのお菓子も有名ということでお土産に買ってバスに戻りました。

予定通りすべての観光が終わり新幹線に乗るため盛岡駅へ向かいます

17:00頃駅へ到着、ここで3日間お世話になったバスの運転手さんとガイドさんとは、お別れです

新幹線の乗車時刻まで約1時間半、お土産を見たり珈琲を飲んで休憩してました。

新幹線に乗って、仙台駅で頼んでいた「伊達御結び弁当」を食べながら、あっという間に大宮駅へ到着

お世話になった添乗員さんとメンバーの方たちとお別れして家路につきました

東北の紅葉は、あと1週間くらい早いほうが見ごろだったかもしれませんが…2日間は絶好の行楽日和!

久しぶりに真っ赤な紅葉を満喫できた旅でしたみちのく良かったです

添乗員さんは、会社をリタイアしてからこの仕事を始めたという方で…そのパワーに脱帽70くらいまでは、頑張りたいとおっしゃっていました

私も今やりたいことは、諦めずに続けようと勇気を頂きました


みちのく紅葉狩り 二日目

2014-11-18 15:31:29 | 旅行

翌朝、ホテルの中庭のもみじが、ちょうど見ごろで素敵でした。

フロントには、大湯大太鼓が飾られていました

8:40 ホテルを出発!青森県黒石市にある紅葉の名所「中野もみじ山」へ

東北道に乗って黒石ICで降り約10分、途中、道の両側にはりんご畑が広がって真っ赤なりんごが実っていました…青森に来たーって感じ

 

中野もみじ山は、享和2年(1802年)弘前藩主津軽寧親公が京都からカエデの苗木約百余種を取り寄せ中野不動尊に奉納

以来有名になり京都の紅葉の名所である「嵐山」に対し「小嵐山」と呼ばれるようになったと伝えられています。

  

  

  

 

「中野神社」は、延暦19年(800年)に坂上田村麻呂が蝦夷平定の際、建立したと伝えられ

この地が永く安泰であるようにと日本武尊を祀ったとされています。

  

 

真っ赤に染まるカエデを満喫して、バスへ駐車場の近くにもりんご畑がありました。

  

 

 

次は、八甲田山へ、ちょうどこの週の月曜日に東北地方で大雪が降り

ロープウェイまでの道(八甲田十和田ゴールドライン)が、通行止めになってしまっていて心配していたのですが

すぐに除雪されたことと昨日の好天もあって、今日は無事通ることが出来ました。ホッ

 

山麓駅から101名乗りのゴンドラに乗って…平日でしたが結構満員に近い感じ

遠くに陸奥湾、青森市街が見え北海道は、霞がかってしまっていて見えませんでした

紅葉は、もう終わってしまった感じで、目下にはブナの木、ダケカンバ、アオモリトドマツの森林が広がり時々ナナカマドの実が赤く色を添えていました

ガイドさんからもバスの中で聞いていたのですが…八甲田雪中行軍遭難事件の悲話を聞きながら

時代とはいえ、なぜこのような悲しい事件が起きなければならなかったのかと何回聞いても悲しくなります

山麓駅には、八甲田山の映画に出演した俳優さんの写真が展示してあって、今これを書きながら

高倉健さんを思い出していたら…亡くなられたとTVで報道されてご冥福をお祈りします

約10分ほどで一気に田茂萢岳の山頂に到着!ゴンドラを降りると、まだ雪が沢山残っていたのでゴードラインの遊歩道を散策するのは、諦めました

八甲田山とは、十和田八幡平国立公園の北部に横たわる連峰の総称で、主峰八甲田大岳を中心に10余を数える山々から構成されています。

お天気が良かったので、その雄大な大パノラマを見ることが出来ました

 

 

山頂から見える陸奥湾、青森市街

 

 

左から赤倉岳、井戸岳、大岳、硫黄岳、猿倉岳、乗鞍岳

 

猿倉岳、乗鞍岳、駒ヶ峯、櫛ヶ峯、下岳、横岳

 

次は、一番楽しみにしていた奥入瀬渓流へ

途中、焼山の森のホテルで昼食を食べました。

 

奥入瀬渓流は、全長14Kmの一本道の中に大小さまざまな滝や流れなどの見所を楽しめる景勝地

今回は、白糸の滝から銚子大滝までの約2km弱、40分を散策する予定ですが、道が混雑していたら車窓見学になってしまうという事で混んでないことを祈って…

結構車は来ていましたが、大丈夫ということで、バスを降りて美しい景色を楽しみました

   

             千筋の滝        雲井の滝 

  

白絹の滝     白糸の滝

  

不老の滝

  

             九段の滝

 銚子大滝

紅葉は、ほとんど終わってしまっていましたが、渓流沿いの2Kmの散策はあっという間で

今度来るときは、14Km全部歩いてみたいと思いました

 

次は、十和田湖湖上遊覧

休屋から出発して、御倉、中山半島を巡る50分コース

十和田湖は、典型的な二重式カルデラ湖で、海抜401m、周囲は約46.2Km、最も深い所で326.8mと日本第3位の湖です。

  

この船に乗りました               恵比寿大黒島

  

乙女の像        六方石

  

 

  

夕日が綺麗!     御倉半島       五色岩

デッキの外で写真を撮っていたのですが、日が落ちて風も冷たくなってきたので、船の中へ

外との温度差で窓ガラスが曇っていて、帰りは写真は撮りませんでした

また休屋に戻ってきた時は、すっかり薄暗くなっていました。

盛り沢山の二日目の観光は、これで無事終了

今日の宿泊先、十和田湖プリンスホテルに向かいます

夕飯は、地元の食材を生かしたフレンチとても美味しかったです。

フレンチに合わせて、赤ワインを飲みました。温泉は、内湯がなく露天風呂だけでしたが、屋根がついていたので安心

夕食のとき珈琲を飲んでしまったためか…一睡もできずに朝になってしまいました

 

 


2014 みちのく紅葉狩り

2014-11-17 06:46:48 | 旅行

10月30日~11月1日、2泊3日で「東北紅葉ハイライト充実観光3日間」の旅へ行ってきました

1日目、大宮駅8:34発の新幹線で仙台駅へ10:11着、そこからバスに乗り東北自動車道に入り古川ICで降りて、国道47号を西へ

鳴子峡に向かいます。お昼は、車中で宮城のずんだ餅が入ったお弁当を食べました

今日は、お天気も良く風もなくて絶好の行楽日良り平日だというのに鳴子峡の近くまで来ると結構近場の方も来ていて渋滞してました。

紅葉のピークは過ぎてしまった感じですが、まだまだ赤や黄色の葉が残っていて、美しい渓谷の紅葉を楽しみました

  

 

次は、中尊寺へ向かいます。来た道を戻って、鳴子の温泉郷を通り「鳴子こけし」も有名で新川渡大橋の欄干の4隅に大きなこけしが置かれていました。

のどかな景色を見ながら、また東北道に入り平泉前沢ICで降りて、中尊寺に到着!ちょうど菊まつりの最中だったので、紅葉と菊の花見も出来ました

大きな杉の木立を抜けて、金色堂へ…空気が澄んでいて歩いていて気持ち良かった

中は撮影禁止だったので、PC上の写真を拝借

ご本尊は阿弥陀如来、脇侍に観音・勢至菩薩、さらに6体の地蔵菩薩と持国天・増長天が本尊を取り巻いています。堂全体を金箔で覆い、金色の極楽浄土を現世に表しています。内陣は、平安仏教美術の最高峰をなし、中央の須弥壇の内に初代清衡公、向かって左の壇に二代基衡公、右の壇に三代秀衡公のご遺体と四代泰衡公の首級が納められています。

こちらのもみじは、ほんの少し色付き初めてはいましたが、まだ青いもみじでした

 

松尾芭蕉は、この金色堂に立ち寄った際に「五月雨の降のこしてや光堂」という句を詠んでいます。

 

途中、息子たちに「幸運の福亀守り」を買って本堂へ

 

 

門をくぐると立派な松の木が目の前に!

ご本尊は丈六の釈迦如来。内陣には伝教大師最澄以来千二百年の間受け継がれる「不滅の法灯」が灯されています。

ボケ防止を願ってお線香の煙を頭にあてました

 

 

経堂脇にあるもみじが色づいて綺麗

 約1時間というなかなか厳しい日程だったので、ゆっくり観られなかったのは残念

慌ただしく…でも急な坂道なので気を付けながら、バスに戻りました

 

本日の宿泊先は、十和田大湯温泉

十和田湖といったら青森と思っていたら…なんと秋田県と青森県にまたがっていたのですね

再び東北道を秋田へ向けて走ります

途中、「岩手山」が正面に見えて(暗くなる前に見ることが出来て良かった

東側は、富士山のように長い裾野を引く整った形で「南部片富士」とも呼ばれています。

石川啄木の「ふるさとの山に向かひて言うことなし ふるさとの山はありがたきかな」は有名

バスのベテランガイドさんのいろいろな話を聞きながら(宮沢賢治、原敬、小岩井農場、南部鉄…etc)

(運転手さんは、明日訪れる八幡平出身、ガイドさんは、秋田の大舘出身とのこと

外は、日が暮れて真っ暗に!18:40無事宿に到着しました

きりたんぽ鍋を食べて、芋焼酎を呑んで、温泉を楽しみました


クルーズ最終地 バルセロナ港へ

2014-10-18 18:11:28 | 旅行

7月1日、5:00 バルセロナ入港!

いよいよ12日間お世話になったリーガルプリンセス号ともお別れです

ずーっとお天気だった空は、曇り…今にも雨が降り出しそう

 

船が入港した場所からの眺めは、とにかくクレーンが並んでいて、山積みのコンテナー!

ナポリの港がいかに美しかったのかを実感いや…私たちの荷物を降ろすためにこの場所だったのかも…ね

いろいろ手続きを終えて、いよいよ下船の時!雨がパラパラ…別れを惜しんでる涙のようでした

今日は、バルセロナ市内半日観光(約3時間30分)

バスに乗りバルセロナ市内へ

 

「カタルーニャ音楽堂」 建築家リュイス・ドゥメナク・イ・ムンタネーによってムタルニズマの様式で設計されたコンサートホール。1997年ユネスコの世界遺産に登録され毎年50万人以上の人々がこのホールを訪れているそうです。

昨年もバルセロナに来たのですが…その時も外観のみで中へは入れませんでした。外のモザイクタイルの写真を数枚撮って、内部の事など興味持たなかったのですが…今回は2度目ということで内部の事も調べてみたら

PC上の写真で

 

こんなに素敵だったのですね

 

ガウディの建築物で有名な「カサ・ミラ」、「カサ・パトリョ」は、車窓からの見学のみだったのですが…

二つとも修復工事中!シートに覆われてました

遂に最終訪問地、サクラダ・ファミリアへ

昨年来た時には、もうこれで最後だと思って見ていたのですが、まさか1年後にまた訪れる事ができたなんて

何回見ても素晴らしい!工事は日々続いているのでまた新しい発見があるし、飽きることはないです

 

 

 

 

 

 

2026年に完成するそうで、PCで完成予想の動画を見たらスゴイ

あと12年後、元気でボケてなかったら見に来られるかナ

中では作業をしている人もいて、最新の3Dコピー機もありました

とにかく無事に完成しますように

街中を少し歩いてお土産屋へ

 

ここでリヤドロの人形に出合いましたショーウインドーの中だったので写真は撮りませんでした…

動きがあって、物語が広がって…素晴らしい作品ばかり!日本で買うより絶対お買い得

私は諦めましたが…メンバーの人も何組か購入していました

陶器人形なんて全然興味なかったのですが、出会えて良かったです

バスに乗って、空港へ

15:45  ドーハへ向けて6時間30分の飛行

23:15  ほぼ定刻通りドーハへ到着!夜中でも売店は営業していて、ここで約2時間

ショッピングしてラウンジで休憩して

01:45  日本へ向けて約10時間10分の飛行

7月2日の17:55  無事、成田に到着!ここで、メンバーの人たちともお別れ

素敵な人たちと楽しい旅ができたことに感謝ですそれぞれ帰路に着きました

 

旅を終えて

これだけの時間と費用を費やして…何かを得て帰らないと!と、旅慣れてない私は、常にそんな思いも頭の片隅にありました。タイルのデザインも素敵なひらめきがあったりして!なんて期待もしてました…でもデザインは浮かばず 帰路の飛行機の中でもいったい何を得たの??確かに素晴らしい景色、文化に触れて楽しかったけれど…との思いも心の片隅にあったのですが、帰ってきて数か月たった今、やはり行ってきて良かった!と…何がとは言葉では言えないけれど、この貴重な経験は自分の中で種になって息づいている感じがします。経験した分、少しは成長できたのカナと…なので旅は、素晴らしいもの!何かを得ようではなくて、素直に行って受けとめて来ればそれで十分なのだと思いました

旅に乾杯


フランス最古の都市 マルセイユへ

2014-10-14 17:57:23 | 旅行

6月30日、7:00 トゥーロン入港!

   

トゥーロンは、ヨーロッパでも大きく最も美しい湾を持つ港で、フランス海軍の母港であり、有名空母シャルル・ド・ゴールなどがあります。リゾート地と違って…空母とか見ると少し緊張。

今日は、南フランス1日観光(約7時間)

トゥーロン港からバスに乗り高速道路でマルセイユへ

途中、ブドウ畑など、のどかな美しい景色が広がります。

この辺りのブドウ畑は、背が低いのが特徴だそうです。

緑が多くて気候的に日本人に住みやすそうな感じがしました

 

マルセイユは紀元前600年にギリシアのフォカイア人が築いた植民都市「マッシリア」にはじまるフランス最古の都市。天然の良港に恵まれ貿易の中心として発展し、現在も商都として繁栄する地中海の陽の光のまばゆい街です。

  

高速を降りて街中を通り、旧港へ

 旧港から遠くにノートル・ド・ラ・ガルド寺院が見えてます。

市庁舎前から、ちょっと天海祐希風の日本人の現地ガイドさんと合流。

フランスの大学に留学してそのままマルセイユに住みついてしまったと言ってました

マルセイユ石鹸が有名で可愛らしいお店に寄って

バスで小高い丘の上に建っているノートルダム・ド・ラ・ガルド大聖堂へ

 

 途中、高級別荘地を通りながら到着

バスを降りてからも階段を登ってやっと中に入りました

  

 

 床のモザイクが綺麗

  

 

 屋上からは、360°の大パノラマの景色

 

右側の写真の島は、イフ島で、シャトー・ディフという牢獄が建てられています。

シャトー・ディフは海からの防御拠点とするために、フランソワ1世の命令で建設されましたが、その孤島という立地と付近の海流から脱獄が困難であるため、政治犯や宗教的犯罪者を収容する牢獄として利用されるようになりました。

その後牢獄としての役割を終え、1890年から一般公開されているそうです。

 

サッカースタジアムの「スタッド・ヴェロドーム」が見えてます。

 

高さ41mの大規模な鐘楼の上に高さ12.5mの塔があり、これを基台として、高さ11.2mの巨大な聖母子像(守護の聖母)が据えられています。

銅製ですが、金に覆われて金色に輝いている聖母子像は、航海に出る船乗りたちを見守っているそうです

再び港に戻って、次は、エクス・アン・プロヴァンス市内へ 

 

ヨーロッパ地中海文明博物館(MUCEM)!昨年オープンしたばかりで、卓越したデザインが目を引きます。

 

昼食は、鶏肉のプロバンス風煮込み料理を食べました

 

  

ラテン語でアクア(水)から転訛したエクスの名の通り、街中の至る所に大小の噴水が湧き出ています。

ミラボー通りの始まりは、このジェネラル・ド・ゴール広場にある大きな噴水から通称「ロトンド」…残念なことに水が出てませんでした

噴水の上には、法律、農業、芸術を司る女神像が立っています。

 

街中を少し歩いてサンソヴール大聖堂へ

ローマ時代から17世紀までのあらゆら建築様式が混在する聖堂だそうです。

  

正面の扉は閉まっていて、隣の建物から入りました

 

 

中は、少し薄暗くて…細やかなステンドグラスが浮かび上がって、とても綺麗でした

 

 

市庁舎前広場…16~17世紀に建てられ横にはゴシック様式の時計塔が建っています。

大きなプラタナスがあって、真っ青な空に映えていました

大学の街としても栄えていて学生さんらしい人もたくさん見かけました

ここで30分位のフリータイム!添乗員さんのお勧めで近くのスーパーでアップルのビスケットを購入

ここからプラタナス並木が続いているメインストリートだそうです。

バスで高速に乗ってトゥーロン港へ

 

セザンヌが好んで描いていたサント・ヴィクトワール山が見えました

今日は、いつもより少し早目で17:00 出港!

 

 

12泊目…遂に明日は、観光最終日!スペインのバルセロナ港へ向かいます

夜、荷造りをしてスーツケースを預けました


花の都 フィレンツェへ

2014-10-10 16:22:24 | 旅行

6月29日、7:00 リボルノ入港!

 

トルコの時にキャビンから朝日が見られるのは最後と書いたのですが…

ここでもかろうじて朝日を見ることが、出来ました

トスカーナ州の一都市リボルノはイタリアで3番目に大きな港町で、フィレンツェ、ピサへの海からの玄関口になってます。

トスカーナといえばルネッサンス!14世紀初頭から16世紀の終盤にかけて、古代ギリシャ・ローマ時代の芸術の復興を契機としてイタリアから起こった芸術上、および思想上の革新運動をルネッサンスと呼び、メディチ家のような富裕な貴族が芸術家たちを支持し、自分の屋敷や教会に装飾をほどこさせたのが始まり、その中心となったのが花の都、フィレンツェです。

今日は、世界遺産ピサ、世界遺産フィレンツェ歴史地区1日観光(約10時間)

港からバスでピサの斜塔があるピサ大聖堂へ

途中、ひまわり畑が広がっていて…スペインのひまわり畑は、暑すぎて太陽に背を向けた寂しげなひまわりでしたが、この辺りのひまわりは、日本と同じパーッと明るい感じがしました

バスを降りて住宅街を15分位歩いて、ピサの大聖堂へ

  

斜塔        ドゥオーモ        洗礼堂

高さは55m、階段は297段あり、総重量は14,453tと推定されており、南に70cmほど傾いています。

一時立ち入り禁止となった時期もあったものの現在は塔が安定したため有料で最上階まで登ることができます。

地質学者によれば、あと300年位は倒れる危険がないとの見解を示しているそうです

ピノキオのマリオネットやバックetcが並んでいる露店を見ながらバスに戻り

フィレンツェの街並みが見渡せるミケランジェロ広場へ

 

 あの有名なドォオーモのクーポラが!アルノ川に架かるヴェッキオ橋もよく見えて

これからあの街中へ!と思うと心が躍ります

 

いよいよバスでフィレンツェ歴史地区へ

ドゥオーモ(花の聖母寺院)までは、バスが入れないので駐車場からアルノ川沿いを約2,30分歩きます…

   

 先程の広場から見えていたベッキオ橋。イタリア語で「古い橋」の名が示す通り、フィレンツェ最古の橋で、先の大戦を生き延びたフィレンツェ唯一の橋です。

橋の上に宝飾店が立ち並んでいます。

 

レプッブリカ(共和国)広場 大きな凱旋門がありメリーゴーランドや露店もあって、賑わってました

 

 

 手前は洗礼堂     ジョットの鐘楼

   

ドゥオーモフィレンツェの象徴。緑とピンクと白の大理石で装飾されたゴシック様式で1296年から1436年までの月日をかけて建築されました。

装飾の細やかさ大理石の美しさに感動

 

   

 内部空間は、イタリア独特のゴシック様式で簡素。クーポラ内のフレスコ画は「最後の審判」、1432年から1445年にかけてデザインされたステンドグラス、大理石の床は1526年から1660年にかけて作られたもので、品の良さを感じ落ち着ける空間でした

 

ネットゥーノの噴水(ネプチューンの泉) フィレンツェの中心広場「シニョリーア広場」ヴェッキオ宮殿の横にある噴水です。

 

 

ヴェッキオ宮殿 1299年から1314年に掛けてゴシック様式で建設され、現在は、フィレンツェの市庁舎として使われています。

あの有名なミケランジェロのダヴィデ像のレプリカが置かれてあり(本物は、アカデミア美術館で保存)その大きさに感動!

 

  

シニョーリア広場に面したランツィーの回廊。「メドゥーサの頭を持つペルセウス」

「サビーナの強奮」…命の源である女性を若者が老人を踏みつけて奪っていくという設定、3人が絡み合って流動感あふれる彫刻に感動!

奈良の興福寺にある「金剛力士阿吽形立像」が今の私のお気に入りですが、この像の男性の筋肉質!女性の柔らかさ!これも私のお気に入りの1つに入れました

お昼は、近くのレストランで、フィレンツェ風Tボーンステーキを食べました。Bigサイズ何とか食べ切りました

これからウフィツィ美術館というのに…イヤホンガイドが電池切れ

他にも2,3組いてガイドさんが二人いたので、一人はイヤホン無しの組で肉声でガイドして頂けたので助かりました

ウフィツィ美術館は、メディチ家歴代の美術コレクションを収蔵する美術館で、イタリアルネッサンス絵画の宝庫

展示物は2500点にのぼり古代ギリシャ、古代ローマ時代の彫刻からボッティチェリ、レオナルド、ミケランジェロ、ラファエロらイタリアルネッサンスの巨匠の絵画を中心に展示されています。

とても限られた時間内では見られないので、代表作だけをさっと見て回っただけ…何日もかけてゆっくり見て回りたいと、しみじみ思いました

    

「ウルビーノ公夫妻の肖像」 「ヴィーナス誕生」

「春」

 

 

「受胎告知」       ミケランジェロの「聖家族」

 

 

ラファエロ「自画像」  「ベルヴェデーレの聖母」

ちょうど今、10月11日から上野の都立美術館でウフィツィ美術館展が催されていて、ボッティチェリからブロンツィーノまでという事で、フィレンツェでは素通りしてしまった作品等をゆっくり見てこようと思ってます。

バスに戻り、再びひまわり畑を見ながらリボルノの港へ

19:00 リボルノ出港!イタリアを離れ地中海を西へ南フランス トゥーロン港へ向かいます  


チビタベッキア(ローマ)入港

2014-09-27 18:00:43 | 旅行

28日、7:00頃チビタベッキアに入港

今日は、世界遺産ローマ歴史地区観光と世界遺産バチカン市国1日観光(約10時間)

チビタベッキアは、首都ローマから西北西に約80㎞の距離に位置しローマ寄港地のクルーズ玄関地となっています。

「チビタベッキア」とは「古代の街」を意味しトラヤヌス帝により整備され、街もその時代から発展しました。

 

日本との関わりも古く1615年に慶長遣欧使節団を率いる支倉常長が日本人として初めてチビタベッキアに上陸しました。

港近くには武士姿の支倉の銅像が建立されています。また、海岸沿いに日本聖殉教者教会があります。

この教会は第二次世界大戦で破壊され、1951年再建にあたり、内装を日本人宗教画家の長谷川路可が担当したとのこと。

岸壁から港の外へは、シャトルバスに乗り、そこから観光バスで、ローマへ

ローマの街は、過去の歴史と現代が隣り合わせに混在しており、重厚な街並みを目の当たりにすると「ローマは一日にして成らず!」

とうフレーズを思いだします。ローマ時代からルネッサンス、バロック時代と様々な風景を見比べることができました

 

   

トレヴィの泉は、修復工事中でした…残念

肩越しにコインを投げると再びローマを訪れることができるというエピソードはあまりにも有名

トレヴィとは、三差路の意味で、泉の前から3本の道が伸びているのが、ネーミングの由来。

背景の宮殿を巧みに借景として取り入れ、海神ネプチューンとトリトンがダイナミックに躍動しています

 

   

映画「ローマの休日」でアン王女がジェラートを食べるシーンでお馴染みのスペイン広場!

今では、すべての飲食は禁止になっているので、トレビの泉の前でジェラートを買って食べました

ジェラートは、ピスタチオがお勧めということで、モカとピスタチオのダブルで

すぐに溶けてきてしまうので、慌てて食べたのですが、このロケーション!格別な味でした

 

バスからポポロ広場等を通りながら、コロッセオへ

ポポロ広場は、古くから交通の要所であり、ローマの入り口に当たる広場で、中央にオベリスクが建てられ、南に向かって3本の道路が放射状に延びている。

バロック期には広場に面してドームを乗せた2つの教会堂(双子教会)が建設されました。

 

  

コロッセオは、かつては5万人を収容した古代ローマの円形劇場。

紀元72年に建設され、直径188m、短径156m,外周壁の高さ49mの規模を誇り、その巨大さはローマの力と不滅の象徴でした。

外観は美しいアーチが並ぶ4階建てで、1階はドーリア式、2階はイオニア式、3階はコリント式と様式の違うアーチで飾られており

1階には皇帝、2階には市民が座り、3階は立見席になっています。

中では人や猛獣が死闘を繰り返し、古代ローマの人々を熱狂させていました…

 

コロッセオの中に入り2階からフォロ・ロマーノ遺跡をパチリ

古代ローマの中心部「フォルム・ロマヌム」の遺跡。都市国家ローマから王政ローマを経て、共和政ローマ帝国の首都となり

皇帝アウグストゥスの時代には100万人が居住する世界最大の都市だったそうです

 

コンタンティヌスの凱旋門。ローマ建築の代表的なものでコロッセオとパラティーノの丘の間に位置しています。

当時、西の副帝であったコンスタンティヌスが、正帝マクセンティヌス帝に勝利し、西ローマの唯一の皇帝となった事を記念し建てられました。

フランスのパリに建設されたエトワール凱旋門のモデルにもなっています

 

 

 中に本屋さんがありビックリ

階段で1階に戻り待ち合わせ場所へ

 

バスに戻る道の両側には、松の木が…ローマでは至る所で目にします。

「繁栄・不死・力」の象徴とされ、古代から大切にされてきました。日本の松は枝が張っていますが

ローマの剪定は、上の方に丸くしてあるので、なんか感じが違います

 

昼食にピザを食べたのですが…とにかくビックサイズ!周りは残してそれでもやっとでした

三越に寄って、約1時間のフリータイム、日本語版のローマとヴァチカンの本を買いました

 

 

バスが駐車しているサンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会前まで歩いて

この教会はディオクレティアヌス帝の大浴場跡を活かすように造ったミケランジェロのデザイン。

18世紀の大改修の時、ミケランジェロの意図からは大分変ってしまったそうです。

 

 

ヴェネチア広場

ローマのほぼ中心に位置する広大な広場

正面にウィットリオ・エマニュエルⅡ世記念堂の壮厳な姿を望み

右手には、ムッソリーニが演説をしたバルコニーが残るヴェネチア宮殿があります。

交通の要所でもあり、コルソ通り、ナツィオナーレ通り、歴史地区へ続くフォーリ・インエペラトーリ通りなどが集まっています。

ヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世記念堂

イタリア統一の立役者であるヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世を称え建てられた記念堂。

ブロンズ製のヴィットリオ・エマヌエールⅡ世の騎馬象が置かれた正面

第一次世界大戦で亡くなった戦士たちの慰霊碑があり常時徴兵によって守られています。

 

サンタンジェロ城(聖天使城)は、ティベレ川右岸にある円形の要塞城の頂上に

16世紀のラファエロ・ダ・モンテルーポ作の大天使ミカエルの大理石像が建っている

ローマ市内唯一の城塞でヴァチカンのサンピエトロ大聖堂から徒歩圏内にあります。

もともとは、139年にハドリアヌス帝の霊廊として造られたものを後に要塞や牢獄さらに教皇の住居などに使いまわされた建物です。

 

 

正面に見えるのが、ヴァチカン市国のサンピエトロ大聖堂!

今日は、明日から始まる「花のじゅうたん祭り」の準備のためここから先は、進入禁止になってました

翌日だったらこんな素敵な花びらのじゅうたんが見られたのですね…

 

いよいよヴァチカン美術館へ

予約時間より少し早目に入場することができ、ベテランの日本人の女性ガイドさんのはからいで予定にはなっかたのですが

3時までにシスティーナ礼拝堂に行けば中に入れるということで取りあえずそこへ向かう事に!

世界中から観光客が集まっているため大混雑ひと!ヒト!人!でなかなか進めません

「何とか間に合いますように」とガイドさんが何度も言っていました。

 

   

 見学場所はいろいろあったのですが…ほとんど素通り

    

  

途中でタペストリーの間、地図の間を見たのは覚えているのですが

とにかく天井から柱からすべて装飾されていて、スゴイ!容量不足で写真がUPできないくらいです

ゆっくり見られないのが残念ですが、ヴァチカン美術館の…いや世界最高の見どころの一つであるシスティーナ礼拝堂に入れることを優先!

無事に間に合って入ることが出来ましたここは、写真撮影禁止

PC上にあった写真を拝借して…

    

「最後の審判」   天井画「アダムの創造」

 

天井には、ミケランジェロの「天地創造」、祭壇壁には「最後の審判」

向かって右側には、救世主モーセの生涯(旧約聖書)向かって左側は、キリストの生涯(新約聖書)が描かれています。

私語も禁止ということで静寂の中、しみじみと見入ってました

 

外へ出てセキュリティーチェックを受けてから、サン・ピエトロ大聖堂へ

カトリック教会の総本山。315年、聖ペテロを祭るため建設された寺院で、1506年にユリウスⅡ世の命で再建。

内部は、ミケランジェロの「ピエタ」、ベルニーニ作「ブロンズの天蓋」をはじめとする作品で彩どられています。

 

  

  

この大天蓋の下には、聖ペトロの墓があり

聖人の遺体が保存されていると伝えられるこの場所は、キリスト教世界で最も聖なる所

自然と厳かな気持ちになりました柔らかな光が差し込めていました。

 

     

「祝福する聖ペテロの象」  祭壇の絵画

 

大聖堂から広場を見渡します

 

教皇の衛兵としてスイス人衛兵が駐在しています。

この制服は、ミケランジェロのデザインとも言われているとか…

 

   

サンピエトロ広場は、幅240m、奥行き340mで円柱列には284本の円柱が4列に並んでいる。

それぞれの高さは、15m。欄干の上には、140体の3.20mの聖人像が並んでいます

 ヴァチカン市国を出て、売店に寄り、記念に十字架のチャームを購入して港へ戻りました

厳かな気持ちを残しつつ、ローマでの長い一日が終わりました

17:00 チビタベッキア出港!

北上してフィレンツェに向かいます

 


レモンの島、カプリ島へ

2014-09-23 16:27:56 | 旅行

   

27日7:00、ナポリ入港!

今日は、カプリ島半日観光です。「青の洞窟」がメイン

お天気は晴れ晴れていても波が高いと手漕ぎの小舟が運航できないこともあるそうで…見られることを祈りつつカプリ島へ

ナポリから高速船で約40分、波が高いのか…船の前方へ乗ってしまったため結構船が揺れて、気分が悪くなってしまいました

やはり「青の洞窟」への船は運航されてなく、残念船酔いしてしまった人は、港へ残り他のメンバーは、ボートで海からの島めぐりへ

添乗員さんと他に2,3組は港に残り少し休憩して近くのお店を散策

  

ボート組が帰ってきて、バスに乗り高台にあるカプリタウンへ

カプリ島の面積は、10.36K㎡(東京都千代田区とほぼ同等)島の周囲の大部分は断崖絶壁!

車一台がやっと通れる狭い道を登っていくので、渋滞してしまってなかなか進みませんベテランの運転手じゃないと絶対無理!

通行人は道ではなくて、家の塀の上を歩いているのにはビックリレモンの木が庭にあって、可愛らしい風景を見ながらケーブルカーが到着する広場へ

高級リゾート地ということで、プラダ、グッチやブルガリなどの高級店が軒を連ねる他、レストランやホテルが点在している通りを歩いて、ウンベルト1世広場へ

 

青い空と青い海、緑の中に白い家が点在した眺めは、最高!

気温は高いけれど湿気がなく、高台なので海から吹き上がってくる風が心地良くて

しばらくは、ここに滞在していたい気分になりました

 カプリウォッチのシンボルマークにもなっている時計台…紀元前6世紀頃、古代ギリシャ人が築いた城壁の一部だそうです

サンステファノ教会、バロックとアラブ風のクーポラがミックスした可愛らしい建物

 レストランの入り口に飾ってあった大きなレモン!カプリ島の特産品でレモン酒の「リモンチェッロ}は有名です

 バスでマリーナグランテ港へ戻りショッピング、リーガルプリンセス号に乗船していた日本人コーディネーターの方がカプリウォッチをしていて素敵だったので、添乗員さんのお勧めもあって…購入レモンのお菓子とリモンチェッロも買いました

「青の洞窟」に行けなかった残念な思いを残しつつ高速船に乗ってナポリ港へ

帰りはあまり揺れることなく無事に到着!15:00頃船に戻って遅い昼食は、ピザ添乗員さんの事前のアドバイス通りにトマトソースなしで注文!

街へ散策に出てもよかったのですが…車とスリに注意して!ということだし疲れているのもあって出掛ける気になれませんでした

船からナポリの街をパチリ

左側に写っているのは、世界遺産にもなっている「卵城」 サンタルチア港の埠頭から突き出すように造られた城塞で、12世紀にノルマン王によって建設されたものです。

建造の際に基礎部分に卵を埋め込み「卵が割れる時に、城もナポリも滅ぶ」という呪文をかけられた伝説から「卵城」と呼ばれるようになりました。

 

 

    

 19:00 大型の地中海クルーズ船が何艘も寄港しとても活気ある美しい港、ナポリを出港!

 

 ベスビオ山は、ナポリから西へ9㎞にそびえる標高1200mの火山。

西暦79年の大噴火で放出した火山灰が、ポンペイの街を埋没させ何千人もの死者がでた話を想いながらしみじみと眺めました。

 

先程観光したカプリ島を遠くに見ながら、ローマへ向けティレニア海を北上

 


ナポリへ向けて終日航海

2014-09-23 16:07:47 | 旅行

26日、今日は、ナポリへ向けて終日航海

前回の終日航海の日は、いろいろ船の中を散策したのですが…

今回は、連日のハードスケジュールで、体が動きません!休息日になりました

夕方、フォーマルに着替え写真撮影して…メンバーの皆さんとディナーを楽しんだ後は

デッキ16のファウンテンプールで行われたマイケルジャクソンの噴水ショーを観ました

船は、ゆっくりイオニア海を北上