
円安への環境が徐々に整い始め、チャート的にもプロローグ第1幕から第2幕へといった感じ。
USDJPY
先週は、上昇トレンドライン②と半値押し79.05が重なるポイントから一気に上昇しピンク・ゾーンを越えた。
週末にはチャネルライン②'でピタリと止まり、高値揉み合いで越週している。
2009年04月から降りる下降ライン④も明確に上抜けたことで、チャートの景色が一変してきた。
かといってこの直ぐ上には、修正Ⅱ波の61.8%戻し80.64などが控えているし、
ダイバージェンスも出ているので目先の上値余地は少なく、押しが入り易い環境。
よって、もしも月曜から81.45-50を越えていった場合は、短期で回転を効かせたトレードを心がける。
逆に、現在の揉み合い安値80.88を下回わった場合は、ダブルトッブが形成されることになり、この場合は短期ショートで参入。
押しのレベルは上昇チャネルがキープできる②ラインを理想とするが、そんなに旨くは動いてくれないだろう。
深い場合は、急騰時に残してきたギャップ(窓)を埋める79.63や、最大で直近安値79.00-06まで。
上昇第Ⅲ-3波動目の上昇力は強く押しが浅くなるという可能性も大きいので、ピンクゾーンからの買い下がりで対処。
来週は、15日に利食ったスイング建玉分についての買い場探しの1週間となりそう。
EURJPY
一旦は上昇トレンドライン①'を下抜けた相場であったが、先週は再び①'を上抜き、下降ライン⑦に押さえられて止まった。
目先ではUSDJPYは調整下落、EURUSDはネックラインからの反落とみているので、EURJPYは短期でのショートが有効か?
但し、USDJPYが上昇に復帰の場合は、直ぐに逃げる体制で臨みたい。
もしも、104.59を越えて行った場合は、①'ラインの下抜けの「ダマシ」に対する巻き戻しとなるので急騰に注意。
EURUSD
ダブルトップのネックライン(ブルーゾーン1.2803)へのリターンムーブが完了し、これから下落が再開する…
というような教科書的な理想のチャート形状に見える。
先週から引き続き、短い時間足でのデートレ・ショートを試みる。
上手く利が乗った場合には、逆指値を引き下げた状態でスイングに変更し、利大を狙いたい。(下値目処は1.243レベル)
逆に、ネックライン1.2803を越えていった場合は、下降トレンドライン③まで様子見。