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ガイカの夜明け

FXトレーダー トーマスの日々の計画と気づき

11月28日からの計画   日米金利差拡大が止まらず

2016年11月27日 23時58分03秒 | 日々の売買計画と結果

米長期金利は一時2.4%まで乗せて、選挙前のレベルから0.55%も上昇し、ドル高の勢いが止まらない。
ドル円の中長期波動は6-7年先へのドル高に向けての初動に位置していると考えられる。
とは云うものの、短期的にはスピード調整があっても不思議は無く、上昇の勢いが止まればそこそこの押し目があるだろう。
今週は30日のOPEC総会、金曜日には米雇用統計があり、これらのイベントによりドル買いの手仕舞いが出るリスクに注意したい。

USDJPY (日足)
11月10日安値105.23を起点とする上昇チャネルラインは瞬間的に下回る場面があったが、直ぐに買われてチャネル内に戻された。
そして直近高値を更新する事により「もぐら塚」が形成され、上昇に弾みが付いて止まらない。
金曜日に113.88を付けた後は売りに押されて、日足ローソクに久々の陰線が出現した。
もちろん高値を付けたという判断にはならないが、50%戻しと61.8%の中間にあり、このレベルからの反転下落に対する注意が必要だ。
上昇チャンネルから下にはみ出し、かつ木曜日と金曜日の揉み合いで固かった安値112.34を割れて行くと値幅調整に注意。
材料が伴わなければ、111.35や110台迄の下落が限界か?
一方上方向は、目先のレジスタンス113.90-114.00が破られると115.00、週足雲上限115.40-45レベル、61.8%戻しがターゲット。

EURJPY (日足)
2014年12月高値から降りてくる下降トレンドライン①に到達して越週している。
今後はライン①が機能するかどうかに注目。
現在レベルで、明確な反転パターンが時間足で確認された場合は、試し売りを一考。

EURUSD (日足)
ドル円と比較すると対ドル高の勢いが衰えつつあり、揉み合い傾向が強くなっている。
先週は1.0518まで下落する場面があったが1.0500-25ゾーンの強いサポート帯で下げ渋っている状態。
とは云うものの底を打ったとは言えず、1.0500や、特に2015年3月安値1.0461が視野に入っている。
特に、1.0461を下抜けた場合、1.0000まで主だったサポートが見当たらず、下落が加速する危険性を孕んでいる。
この場合、ドル円の上昇と連動する可能性が高く、共に注意したい。
一方、上方向は先週に超える事が出来なかったレジスタンス1.0657を超えて行くと、下落の流れが一旦は止まり易い。
1.0709やAゾーン、1.0851までの値幅調整を考えたい。


11月14日からの計画   トランプショックをきっかけにして、重要分岐点からの反転

2016年11月13日 23時27分04秒 | 日々の売買計画と結果

ドル円と対米ドルのチャートには滅多にお目にかかれない程の長い髭が残されている。
トランプ氏勝利の場合には、リスクオフ方向に大きく動くと想定されていた。
ドル円で言えば、少なくとも数時間の間、何回かに渡って100円割れ、95円に向けた下攻めがあると多くのアナリスト(私も)は想定をしていた。
確かにリスクオフの動きにはなったが、想定外だったのは、当確の前後からV字回復をしてしまった事。
振り返ってみれば、例えばシカゴ先物投機筋に代表される通貨取引の建て玉はパンパンに円ロングに傾いた状況の中で選挙を迎えていた。
トランプ勝利によって追加で円ロングが造成されたものの、更なる資金投入は限界に達し、むしろ、利食いの動きによってストップを巻き込んで急騰した…、という事であろう。
「トランプ氏の新政策への期待感から相場は回復した…」、とアナリスト達は一様に解説しているが、それは後出しジャンケンである。
先週のシナリオでは、トランプ氏勝利の場合はドル円100円台から買い場、ユーロドルは1.1139越えから売り場探しを計画していた。
ユーロドルは売れたが、ドル円は買い損ねた。
重要な分岐点でのV字回復により、相場は反転した可能性が高くなった。
但し、ここからの高値追いはいつ梯子を外されるか分からない状態にあり、トレードとしては神経を使う。
スイングでは十分な値幅調整を待ってから仕込みたい。
14日はスーパームーンで、いつになく大きな変動や地震には注意が必要。

USDJPY (日足)
エリオット波動ではC波(上昇)が既にスタートしているという公算が益々強くなった。
但し、チャートは壊れているのでトレードするには難しい。
このレベルから更に買い進むには、急落への恐怖が常に伴う。
当面は短期トレードで回転を効かすしかない。
スイングロングは十分な値幅調整を待って買い場を探したい。
下値目途は、101.18からの上昇時に付けた押し安値レベル104.95-105.00、半値押しの104.00-05、
窓上103.72、押し安値102.99、11/3安値102.54と76.4%押しが重なる102.50レベル。
一方、目先の上値目途は106.93-107.00、前回高値107.48。
107.00をブレイクしても買いは超短期トレードとし、むしろ試し売りにチャレンジする価値はあるかも。
下落に加速がつくと予想外の値動きをしかねないので十分に注意が必要だ。

EURJPY (日足)
日足ベースでは、トライアングル(赤点線)を上方向に抜け出し、前回高値116.36にタッチしている。
様子見。

EURUSD (日足)
注目していたライン②、ライン③、ライン1.1121が重なる重要ポイントを一旦は大きく上抜けたが直後に失速し、結果的にダマシになった。
その反動で、先月安値1.0851を下抜けるまで急落して越週。
これほど相場が荒れてしまうと、先行きの展開が読みづらい。
スイングでは、充分な戻りを待ってから売り場探しをするしかない。
下降トレンドライン②までの戻りがあれば安心して売れるが、果たしてそのレベルまで戻してくれるのか?
下方向には強いサポートゾーン1.0777-1.0822があり、一挙に下抜けることはできない。
ボラティリティが大きい間は、短期回転のトレードが有効と考える。


 


11月7日からの計画   いよいよ米大統領選 スイング構築のタイミングを見極めたい

2016年11月06日 22時50分00秒 | 日々の売買計画と結果

米大統領選挙の開票結果は9日の昼ころには判明するとのことである。
それまでは新たなニュースによって一喜一憂する局面が想定され、乱高下がありそう。
欲張らず、無理をせず、相場がある程度落ち着いてからの参入でも遅くはないと考える。
最終的にはスイングでドル円・ロング、ユーロドル・ショートを構築したいと考えている。(現在はノーポジ)

USDJPY (日足)
先週は100.07を起点とする上昇トレンドライン青③をブレイクして、その後急落した。
超長期下降ライン緑①に頭を押さえられて50.0%レベルまで押したことになる。
今後の下方向は100.00-99.53をキープできるかが大きな問題。
これを割れた場合は95.00-94.69までが想定され、下落波動B波が継続していることになる。
この場合、上昇波C波のスタートが遅れることになり、サイクル的には違和感が出てくる。
いずれにしても、下げた所ではスイングロングを分散して構築していく計画。

EURJPY (日足)
トライアングル(赤点線)から抜け出すことができていない。
様子見。

EURUSD (日足)
3週間の連続した下落に対して、2週間をかけて大きく戻してきた。
週末値レベルは、下降トレンドライン②、上昇トレンドライン③、トライアングル下辺1.1121の各ポイントが重複しているポイント。
重要な分岐点。
このポイントを挟んで乱高下すると思われるが、最終的にどちら方向に向かうのか、様子を見極めたい。
中長期的な波動では下方向と考えているので、もしも、大きく跳ねる場面があればスイングショートを試し売りしたい。

 


10月31日からの計画   進むドルインデックス高、長期金利上昇

2016年10月30日 19時33分29秒 | 日々の売買計画と結果

ドル円は105円の大台に乗せて105.49まで、日経平均も17000大台に乗せてからじりじりと上値を切り上げて17461まで。
ドルインデックスは99.09と大台100.00の手前まで上昇。
しかし、ここから更に上昇するには幾多のチャートポイントを突破しなければならず、容易ではなさそう。
債券市場では金利上昇が話題になっているようで、これは年内米利上げの思惑も影響しているのか?
1日は米ISM、4日は米雇用統計、8日にはいよいよ米大統領選開票を迎える。
少なくとも8日には全ポジションをスクエアにする。

USDJPY (日足)
先週は101.83方向への下値を試すことなく、上昇トレンドライン青③に沿って下値を切り上げて上昇した。
今後超長期下降ライン緑①を突破した場合は日足200SMAや高値107.48が視野に入ってくる。
一方、上昇トレンドライン③を下抜けた場合は、9月27日からの上昇に対する調整が想定される。
安値103.15、50%押し102.80、20SMA、101.82などかポイント。
1日の米ISM発表以降、4日の米雇用統計までは動き辛い相場が想定される。
増し玉をしたスイング玉を含めて、週末までに利食いを優先して全てスクエアにする予定。

EURJPY (日足)
下降チャネルライン下辺(青)とトライアングル下辺(赤点線)にしっかりとサポートされて上昇を演じた1週間であった。
今週はトライアングル(赤点線)をどちら方向に抜けるのか…。
注目していきたい。

EURUSD (週足)
こちらも先週は下値試しをすることなく反発した。
3週連続陰線に対しての値幅調整を示していて、今後は直近高値1.1031、下降トレンドライン②まで調整してもおかしくない。
逆指値を昇格したスイングショートは利食いされた。
スイングで再エントリーするにはポイントが遠く、デートレードに専念したい。

 


10月24日からの計画   進むユーロ安・ポンド安、ドルインデックス高

2016年10月23日 17時07分13秒 | 日々の売買計画と結果

ポンド安に続いてユーロ安が進行していて、ドルインデックスが96.20レベルから98.80まで上昇している。
日経平均は17000台乗せに成功していて、一部の相場には動きが出始めている。
とはいうものの、ドル円は103.0-104.5レベルでの膠着状態が続いている。
米大統領選開票11月8日を通過するまでは、この膠着状態から脱する事はできないのか…?

USDJPY (日足)
ダブルボトムのネックライン104.309を明確に超える事ができないまま、ネックラインの近傍で揉み合いが継続している。
理想はこの揉み合いを一旦は下抜けて押しを形成する事。
本格的に上昇して行くためには、ギャップ下101.83周辺への下押しを完了してからの方がチャートは美しくなるのだが…。
揉み合いの下102.798-103.154を下抜けて行った場合は101.827までの下押しを想定して買い下がり。
しかし、テールリスクやネガティブな材料を伴った状態で100.00割れや98.98割れがあった場合は、ポジションをコントロールしながら最終はスイングロングを構築。
一方、104.309を明確に上抜ければ上昇トレンドの初動入りと考えて増し玉を計画。
スイングロング継続の方針に変わりはない。

EURJPY (日足)
ユーロ安の動きに引っ張られて、下降チャネル(青)に沿った下落が継続している。
金曜日には、下降チャネルライン下辺にタッチし、かつ、トライアングル下辺(赤点線)に下ヒゲを残して戻されている。
両方のラインにサポートされた形で越週していて、ここからは反発しやすく、反発か…、続落か…、に注目。

EURUSD (週足)
先々週に引き続いてユーロ安が進行していて、3週連続陰線を示してる。
注目の1.0911を割り込み、1.0777-1.0822の抵抗ゾーンAまでの下落が視野に入ってきた。
現在のスイングショートは逆指値を昇格して保持するとともに、抵抗ゾーンAまで下落した場合は一旦利食い。
デートレでは戻り売り方針に変わりはないが、1.100-1.105レベルへの戻りを想定しておきたい。