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和菓子で知る地名「調布」の由来

2014-05-15 06:21:43 | 茶道一休
今朝の一碗は「若鮎」のお菓子と一緒に頂戴しました。



「鮎」は夏の季語。
鮎漁解禁は6月初め。
東京在住の私、鱧を初めて食べたのは5-6年前ですが、鮎は露店の(←ちょっと悲しい^^;)塩焼きにかぶりつき、尻尾の先以外は残らず食べてしまうくらい好きで、それなりになじみがあります。

京都でも、鱧だけでなく鮎は鴨川の鮎が有名だそうですね。
勿論、鮎は各地の地元の川で親しまれている魚です。


前ふりが長くなりました^^;
この季節になってくると良く見かける(若)鮎のお菓子の名前がきになってました。
お腹の中身は、求肥や餡等違いがありますが、あのまわりのカステラみたいなものは、「調布」と呼ばれます。


調布。東京在住の方なら「調布市」を連想しますよね?

でも、京都のお菓子でもどこのお菓子でも、”調布”の言葉が使われます。
各地に同じ地名があるのかな…って漠然と思っていたのですが、これはお菓子の生地のことを指していたのですね。

カステラに似ているけど、もっと生地がつまっていてしっとりしている…、あれ。あれを「調布」生地というそうです。

つまり、
調布菓子の調布とは、『租庸調として布を納めていた』という故事にあやかり作られた菓子生地のことを指すそうです。


▼ご参考/調布市の由来(「地名由来辞典」より抜粋) 
律令時代、多摩川の水にさらして織った布を、租税の1つである調(諸国の産物を中央に収める)として調停に収めたことに由来する


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多摩川にさらす手づくりさらさらに 何ぞこの児のここだ愛しき
                     万葉集(巻14・3373・武蔵国歌)
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関連して、調布と同じ由来でつけられた地名は、
・布田
・染地
それから世田谷になりますが
・砧

皆、布に関する地名で、布を洗う?田んぼ、なめす、染めるetc、という理由からついたそうです。

砧は「砧青磁」でも有名ですが、アイロン替わりの民具の説明で何度か由来を伺ったことがありますが、調布/布田/染地は存じませんでした。
ひょんなことから知った、身近な地名。
由来を知ると、郷土愛も深まる気がするから不思議です。笑

お菓子を美味しくいただきながら、プチ郷土史勉強をさせていただきました^^♪


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▼調布に関する地名は、
『調布市郷土博物館発行「調布の地名』
をご覧ください。▲
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今回の話は、こちらのお店の店頭販売の際に教えていただきました。
ありがとうございました。

七條甘春堂 調布菓子「京若鮎」


^^!
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