ポータルサイトのニュースの見出しに、“ロシアを締め出し”とか“資産の凍結”などの文字を見ることが増えてきました。
いわゆる『バランス・オブ・パワー』の観点からすれば、不可解な物言いや行動をしているのはアメリカ(民主党)です。
アメリカはロシアを明確に「敵」にまわしたわけですが、これによって中国(中国共産党)とロシアはますます結びつきが強まります。(現状、少し中国共産党は情勢を窺っている感じはありますが)
アメリカは「中国+ロシア」とはとてもじゃないですが戦えません。
『バランス・オブ・パワー』から言えば、ロシアをアメリカの敵にも味方にもしない、そして中国とも距離を取らせるように仕向けるのが「常識」です。
ここから考えうるのは、アメリカ(民主党)はわざと『バランス・オブ・パワー』を崩しているように思えます。
割を食うのは EU(特にドイツ)、そして最大のカモにされているのがウクライナです。
どのような落としどころを迎えるか注目しています。