ラクマンｖｓコンデス（2007年7月7日ジャカルタ）

1R　コンデス10:9（ラクマン9:10コンデス）
2R　コンデス10:9（ラクマン18:20コンデス） 　
3R　コンデス10:8（ラクマン26:30コンデス）
4R　コンデス10:9（ラクマン35:40コンデス） 　　
5R　コンデス10:9（ラクマン44:50コンデス） 　
6R　ラクマン10:9（ラクマン54:59コンデス） 　　
7R　ラクマン10:9（ラクマン64:68コンデス） 　
8R　ラクマン10:9（ラクマン74:77コンデス）
9R　ラクマン10:9（ラクマン84:86コンデス） 　
10R コンデス10:8（ラクマン92:96コンデス）
11R ラクマン10:9（ラクマン102:105コンデス）
12R ラクマン10:9（ラクマン112:114コンデス） 　　　


＜Official＞

◎コンデス SD ラクマンＸ

サルベン・ラグンベイ（フィリピン） 115-111 コンデス
ムハマド・ロイス（インドネシア） 114-112 ラクマン
モントル・スリヤチャンド（タイ） 114-112 コンデス


＜memo＞
1R　ずんぐりした体型から初期パッキャオのようにワイルドな左を打ちこんでいく挑戦者のR
2R　
3R　見事なリターンの左でダウンをスコア
4R　
5R　
6R　王者がロープにつめて連打
7R　中盤コンデスの左からの連打もいいがその他はほとんどロープにつめて攻撃したラクマンのRにした、微妙
8R　スタミナ切れか簡単につめられて軽いながらも細かい連打をあびた
9R　ロープにつめられると回りきれないコンデス
10R またロープにつめて好打してるところで油断したかカウンターの右フック食って王者痛恨のダウン
11R　真直ぐ下がる悪癖をついて王者が細かい連打でポイント
12R　劣勢意識してか王者の前進がラフすぎて結構カウンター食ったけど細かい連打が上回ったか

コンデスの長所
・序盤のスタミナがあるうちにリングの中央で戦うと滅法強い
・圧力がハンパない上、パワフルでワイルドな左は最軽量級離れしてる
コンデスの短所
・アゴが上がることが多い
・見切り、防御勘が悪く、スタミナが怪しい
・真直ぐ下がる癖がある
・ロープに詰まると策なくうたれる
・サイドへうまく回れないため相手の攻撃を寸断できず受身に回る時間が長い

１０Rのダウンがなければ逆転判定負けもありえた内容
序盤の動きがずっと続けば最高だけど２７歳とそう若くはないので急にばけることもなさげ
ポイントとるには不向きなスタイルで、ファイタータイプの強い挑戦者がくればあっさり陥落の予感
でも序盤のコンデスはいい感じでまた試合を見たいと思わせる不思議なボクサー
ラクマンの不屈の闘志にあっぱれ、普通あんだけ前半やられたら諦める
外見とは裏腹にパンチないけどポイントとる見栄えのいい攻撃ができる頭脳派