2015年。まだまだ台湾初心者だった頃に、斗六に行きました。斗六は台南と台中の間にあり、台中寄りです。台鉄で行けば台中から一時間ほどです。
斗六駅といえばこの瑞々しい果物のベンチ。座ってみたら硬くてツルツルで座り心地は良くなかったです。
路面も果物押しです。
そして駅前にはバロック建築が広がります。最も駅近で行きやすいバロック建築のひとつだと思います。ここには約600メートルにわたって商店建築が軒を連ねます。
1906年に台湾中部を襲った大地震の際、ここも大半の建物が倒壊してしまい、再開発によってこの街並みができました。屋上に設けられた石造りの装飾部分は「女兒牆」と呼ばれ、各店舗さまざまに意匠を凝らして競い合っています。
日本の国旗をデザインしたものもあるそうですが、完全に見落としています。
行った時は今のように店に飛び込む勇気がなく、このカフェに入って見たかったのですが行けずじまいでした。
こんなに素晴らしい建築群なのに、たぶん一時間くらい居て商店街を往復しただけで帰ってしまった私を殴りたい・・・。
昨年末に観光客がほぼいない苗栗に行ってから度胸もついたので、そのうち斗六にも泊まってゆっくり散策したいです。
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