８月の授業

　今日で７月も終わり明日から８月が始まります。梅雨明け後は暑い日が続き、数日前には雨が降り少しは暑さも和らぎましたが、今後はまた猛暑が続きそうな気配です。
　８月の家庭教師の授業は、引き続き夏休み中ですので、まずはサマーワーク等夏休みの課題を使って復習中心の授業を行っていく予定です。ただ生徒さん一人一人によって授業の進め方は本当に異なります。
　既にサマーワークや問題集を終わらせた方では他の教材を使ってさらなる復習を行ったり、また生徒さんによっては２学期の学習分野をどんどん予習している方もおられます。特に２学期は各学年共通して数学・英語など１学期に比べて内容が難しくなりますので、時間をかけて丁寧に予習を進めています。
　また中学３年生、高校３年生の受験生のみなさんとは受験を常に意識しながら授業を進めていく予定です。受験生にとっては勝負の夏ですので残り１ヶ月有意義に過ごせるようこちらも万全のサポートで臨みたいと思っています。
　明日以降も暑い日が続きますが、体調管理には十分注意を払いながら、みなさんと一緒に暑い夏を乗り切りたいと思っています。



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小論文対策

　大学の推薦入試においては選考方法として小論文を課す大学が多くあります。現在一緒に勉強している高校３年生で推薦入試を視野に入れている方とは小論文対策の授業も行っています。
　最近は携帯電話、パソコンの影響も大きいと思いますが、高校生のみなさんは紙面上に文章を書く機会がかなり減少しており、文章を書き慣れていないと思われる方が多くいるように思われますので小論文対策は早い段階から行う必要があると痛感しています。
　特に小論文は他の一般科目と違い短時間で効果がでるようなものではありませんから、ある程度の時間をかけながらしっかりと準備を進めていくことも必要だと思います。
　書き方等に関する細かな事項は授業の際に指摘していますが、普段小論文の授業を行う際に生徒さんに配布しているプリントから抜粋して重要事項に触れておきたいと思います。

　①　課題の要求を的確につかみ、正しく答えた内容を書くこと。

　②　自分の主張をはっきりと書くこと。その際に書くべきことが複数あったとしても、
　　　ただ羅列するだけではだめなので、何を書くべきかの取捨選択をしっかりと考える
　　　こと。

　③　そして自分の主張を筋道立てて書くこと。
　　　　文書構成の形式としては
　　　　　１）序論　２）本論　３）結論　
　　　　この３部構成で書くことを勧めています。いわゆる「起承転結」の文書構成は
　　　　高校生にとっては意外と書きにくいと思っています。

　これらは小論文対策の一部に過ぎませんが、小論文においては構成が命だと思っていますので、授業では構成の仕方等に重点を置き、実際に何度も書いてもらうことで小論文対策を行っていきたいと思っています。






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理科の授業

　中学生のみなさんの中には理科を苦手としている方が意外と多く、最近は授業で理科を扱う機会が増えています。ただ生徒さんの大半はいわゆる１分野に苦手意識をもっているように思われます。
　１分野は「化学分野」「物理分野」にわかれますが、化学分野では「化学反応」「水溶液」など、物理分野では「電流」「運動」などがよく質問を受ける分野です。
　これに対して２分野に関してはよく「覚えるだけなので大丈夫です。」という生徒さんの言葉を聞くのですが、これに対しては「１分野も覚えてしまえば大丈夫ですね。」と言いたくなるときもありますが、生徒さんたちが苦手意識を持つ原因は考えられます。
　それは１分野は２分野に比べて、化学反応式、グラフの読みとり、オームの法則、電力量（発熱量）の計算、速さの計算など数学的な要素が多く含まれており、数学に苦手意識を持つ生徒さんには余計に難しく思えてしまうのではないかと思っています。
　しかし、１分野も２分野同様で、ただ何でも暗記するという姿勢ではなく、しっかりと基本事項・公式の意味をまず最初に理解したうえで、基本的な問題を何度も解くことを通じて知識を固めていけば苦手意識を克服することは可能だと思います。ですから、夏休み中にサマーワーク、教科書、普段の学校のワーク等を使って徹底的に基本事項の理解にまずは重点をおいて学習を進めてほしいと思います。




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効率的な学習を

　夏休みに入り１週間ほどがたちましたが、中学生、高校生を問わず、計画的に学習を進め、夏休みの課題を着々とこなしている生徒さんもいれば、少し足踏みをしている生徒さんもいます。
　特に中学生、高校生において部活動をされている方の中には、帰宅後疲れてしまい勉強がはかどっていない生徒さんが見受けられます。確かにこの暑い中で、屋内・屋外を問わず部活動によって体力を消耗してしまい、帰宅後の勉強が手に付かないという状況は理解できますが、これを続けていてはあっという間に貴重な夏休みは終わってしまいます。
　ですから、午後からの練習の日は午前中に集中的に、また午前練習の日は、帰宅後休息をはさんで集中的に短時間、また一日練習の日は、帰宅後休息をし、就寝前に集中的に短時間学習するなど工夫をして効率的な学習を行ってほしいと思います。
　だらだらと長時間するよりも、短時間でも集中して学習するほうが効率的だと思いますので、特に部活動をされている方は、短期集中で夏休みの課題をまずはしっかりとこなしていってほしいと思います。




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英語の長文読解のために

　最近の高校３年生の授業では入試対策として本格的に長文読解を行う機会が増えています。大学入試の英語に占める長文読解の割合はかなり高く、最近はセンター試験も含めて長文化の傾向が目立っています。
　長文読解において、英単語、英文法の知識が必要なのは言うまでもありませんから、高校３年生のみなさんはこの夏休み中に、英単語、英文法はきっちりと仕上げるようにしてください。
　授業で長文読解を行う際に注意しているのは、普段からいろいろなことに関心を向けるようにしてほしいということです。扱っている長文が物語等の場合には別ですが、大学入試の長文読解では環境・文化・教育・時事等いろいろなテーマの出題が考えられます。
　たとえば、一緒に勉強している生徒さんとの長文読解では「地産地消」をテーマとした問題がありました。英語では「regionally produced, regionally consumed」と英訳されていましたが、ここで「地産地消」に関する知識の有無は読解をするうえで大きく差が出ると思われます。「地産地消」とは「地域生産地域消費」の略で簡単には「その地域で生産されたものはその地域で消費する」という考えで、それによって食糧の輸送コストの削減につながり、また輸送車両が出す二酸化炭素の排出量が抑えられるため環境に優しいとされています。
　これらは、ほんの一例ですが英語の長文読解においては、英語の知識だけが必要になるだけでなく、いろいろな分野に関する知識が要求されます。ですから普段から新聞、ニュース等でさまざまな知識の吸収を行ってほしいと思います。またこれらは小論文対策としても有効ですのでいろいろなことにアンテナを張り巡らせてほしいと思います。






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