一級河川 紀の川
和歌山市で、紀の川に架かる橋の数は14本。
河口から順次散策してみた。
第6橋 紀の国大橋
紀の国大橋は紀の川に架かる橋で第二阪和国道和歌山北バイパスの橋だ。
2003年(平成15年)に開通。
意外と長さがあって、紀の川の雄大さを感じることが出来る。
高速道路と勘違いして速度を上げるドライバーも多い。
第7橋 紀の川大堰
紀の川大堰は、和歌山市有本と園部に跨る橋梁。
一級河川紀の川下流部、河口より約6.2km地点に建設された堰である。
和歌山市沿岸部では重工業の発展により、上水道や工業用水道の需要が増大し、安定した水供給が大きな課題となった。更に、津波、洪水等の紀の川下流域の河水が支流に逆流することで起こる「内水氾濫」を防止する為に堰を設けたそうだ。
すなわち、紀の川の洪水調節と上水道・工業用水道の供給を図った大堰なのだそうだ。
2009年(平成21年)竣工。
第8橋 六十谷水管橋
紀の川に架かる長さ約550mの水管橋で1975年(昭和50年)に完成。
六十谷橋の下流側に位置し、和歌山市の紀の川北側に送水するための水道管を渡す唯一の橋である。
2021年(令和3年)10月3日午後、本橋の左岸から4径間目(中央径間)が崩落した。
和歌山市北部の約6万世帯(約13万8千人)が断水となった。この規模は和歌山市の約4割の地域にあたるそうだ。
smartnewsよりScreenshot
産経WebNewsよりScreenshot
六十谷橋(左)と六十谷水管橋(右)
第9橋 六十谷橋
和歌山市内を走る一般県道有功天王線で、六十谷から紀の川を南へ渡り、国道24号線地蔵の辻へ至る橋で、1962年(昭和37年)に完成。
私が和歌山移住して以来、市街地に向かう際に良く利用している橋の一つだ。
第10橋 JR阪和線 紀ノ川橋梁
1930年(昭和5年)に現在の阪和線が今の和歌山駅まで開業したので、この頃に架橋されたものと考えられる。
紀の川大堰の完全運用のために2009年(平成21年)に今の橋に架け替えられたそうだ。
次回に続く・・・
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