タオルケットの紹介です。
今回は、スーピマタオルケット
スーピマと言うのは、ご存知の通り、最高級の米綿の一つです。 一般に綿の花が落ち、丸い実が成り、コットンボールとしてはじけるとボールは4つの房に分かれていますが、スーピマは3つです。 これだけでも、種類が違うことが解ります。
綿の毛足は長く、最長クラスの超長綿として分類されます。 また、繊度(繊維の太さ)も細く、まっすぐです。 このような綿では通常、細い番手で、高級衣料用の薄い生地などに使われます。 繊維が長いって言うことは、繊維の切れ目も少なく、遠目には艶が出ます。 染めたときの発色もいいです。
2007年度の泉州こだわりタオル展に出展したものです。 こだわりタオル展は、毎年11月に大阪心斎橋のクリスタ長堀で、翌年2月には東京丸の内ビルにて開催しています。
この年は、展示会に向けて、綿糸とはの追求からはじまり、(遺伝的なことや、紡績の勉強)なんと綿の買い付けに、アメリカのサンホーキンバレーまで行って来てAcala種とSupimaの2種類買い付け、日本国内で紡績し、物造りに徹底しました。 (買い付け時私は同行しませんでしたが、展示会を総合監督してくださった方にお誘いを受けて、先出記事のアメリカ視察に行ったので、雰囲気を解ってもらうために、そのときのレポートを先に書きました。)
ただ単に、出来上がったタオルを見ても、どこで採れた綿、その土地の空気、風景まで想像することは無いですが、このタオルケットは、ベーカーズフィールドの景色がリアルに浮かび、とても愛着がわきます。 綿製品は、一番身近な存在ですが、コットンフィールドまで想像できることは、まずないでしょう!
サイズは、150cm×200cmです。
大阪タオル組合WEB SITEに販売ページがあります。 よろしかったら覗いてみてください!
http://www.senshu-towel.jp/user_data/kodawari-towel.php
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