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そこまで真理を求める必要が・・・
(
神崎実
)
2008-04-20 12:15:54
てらまちさん
今回のイラク派遣の違憲判決は私としても誠に革新的なものだと認識しております。
この国に憲法9条がありながら、その当たり前だと考えられる違憲判決を得るまでの苦難の道を想像しますと、不思議な事に少し残念な気持ちにもなりますが・・・
私としては今回の背景に、多くの国民の見えぬところで、てらまちさんをはじめ多くの方々の無報酬による政府と行政に対する追求があったからだと言うことを認識しております。
そのうえで考えた時、今後の私自身が原告になっている住民訴訟の展開に希望が持てる反面、そこまで真理を求める必要があるのか・・・
と、少し不安でもあります。
私が考えるにこの真理を追究すること自体が、藝術活動と何ら変わらないのだとも思って、あるいは信じて不安を拭い去るつもりです。
とらえ方
(
●てらまち
)
2008-04-21 07:07:00
★神崎さん、おはようございます。
>誠に革新的なもの
⇒ほんとうにそうですね。
>違憲判決を得るまでの苦難の道を想像しますと、不思議な事に少し残念な気持ちにも
⇒そういわれると、確かに、国民の側が苦労しなければいけないなんて妙な話ですね。
とはいえ、歴史というのは、そういう要素が多いですけど。
>今後の私自身が原告になっている住民訴訟の展開に希望が持てる
⇒自信と期待をもって臨みましょう。
>反面、そこまで真理を求める必要があるのか・・・と、少し不安でもあります
⇒「真理」というとらえ方もあるのでしょうが、私は「納得するため」という主観的な臨み方をしています、何事も。
>私が考えるにこの真理を追究すること自体が、藝術活動と何ら変わらないのだとも思って、あるいは信じて不安を拭い去るつもりです。
⇒前段、神崎さんがおっしゃると、良く納得できます、私には(笑)
後段、信じる気持ちがあると人は気楽ですよね。
アドバイスありがとうございます
(
神崎実
)
2008-04-21 08:09:53
>「納得するため」という主観的な臨み方をしています
私自身もそのように考えたいのですが・・・
>信じる気持ちがあると人は気楽ですよね。
その通りです。
この場合、信じなければプレッシャーで押しつぶされてしまいます(笑)
最悪、旭川大学の若い先生のように追い込まれます。
状況の主観と客観
(
●てらまち
)
2008-04-22 06:29:23
★神崎さん、おはようございます。
何か、神崎さんのおかれている状況が伝わってきそうな感じです。
トラックバックありがとうございます
(
ひとり井戸端会議
)
2008-04-22 16:17:19
ひとり井戸端会議というブログを運営している者です。
トラックバックありがとうございました。
私とは考えを異にする方とお見受け致しましたが、貴殿のような方もあって初めて私の考えも存在するものと思いますので、これからも貴殿のブログの益々の発展をお祈りしております。
TBいただきました。
(
M.FUKUSHIMA
)
2008-04-23 00:03:25
TBありがとうございます。今回の判決について、一番悪い捉え方は無視することだと思います。自衛隊に対する考え方はどうであっても、今回の傍論を踏まえて、もう一度自衛隊を見直すことが、求められているのだと思います。その結果、どこに向かうのかは分かりませんが。
考えの違い
(
●てらまち
)
2008-04-23 07:33:54
★ひとり井戸端会議さん、おはようございます。
>私とは考えを異にする方とお見受け致しましたが、貴殿のような方もあって初めて私の考えも存在するものと思いますので、これからも貴殿のブログの益々の発展をお祈りしております。
⇒今回、いろんなブログを拝見して、いろんな考えがあるものだなぁと、再認識したところです。
それぞれ考えの違うこと自体は否定すべきではないですね。
ともかく、コメント、ありがとうございます。お互いにブログを続けましょうね。
★M.FUKUSHIMAさん、おはようございます。
>今回の判決について、一番悪い捉え方は無視することだと思います。自衛隊に対する考え方はどうであっても、今回の傍論を踏まえて、もう一度自衛隊を見直すことが、求められているのだと思います。その結果、どこに向かうのかは分かりませんが。
⇒途中を省略して、結論ありきで進めてしまったイラク問題、そのツケが自衛隊の存在の問題にまで回ってきていますね。
TBありがとうございます
(
henry
)
2008-04-23 11:26:19
おはようございます。
青山邦夫裁判長のついての記述は大変参考になりました。
憲法についての判断を避けて通るという判決が、当たり前のようになっている裁判所の空気の中で、それに一石を投じたという意味でも、胸を打たれる判決でした。
これに対しては、あくまで傍論であるとして、福田首相はじめ、航空幕僚長や高村外相などの、判決の重みを無視する発言が出ていますね。
対応
(
●てらまち
)
2008-04-24 07:34:58
★henryさん、おはようございます。
>青山邦夫裁判長のついての記述は大変参考になりました
⇒裁判所の法廷でずいぶん馴染みでした(笑)
>裁判所の空気の中で、それに一石を投じたという意味でも
⇒同感です。
政府も真面目になってほしいですね。
貴重な判決
(
どんこつ
)
2008-04-30 18:48:53
トラックバック、有り難うございます。
自衛隊の存在自体が違憲というところから、ずいぶん遠くまで来ての違憲判決ですね。既成事実の積み上げで、九条を内部から食い破ってきた政府は許せません。
今回の判決は、ぎりぎりのところで高裁が良心を発揮したような感じを受けます。もうこれ以上逃げてはいけないと。そういう意味でも貴重な判決だったと思います。
しかし、違憲判決がひどく出しにくい政治状況を造ってきた私たち国民にも問題がありますね。政府は国民を、司法をなめきっています。福田首相たちがこの判決に左右されない旨のコメントをしていることが、それをよく示しています。
腹立たしい限りです。何とか鉄槌を下したいものです。
主権はどこ
(
●てらまち
)
2008-05-01 07:26:53
★どんこつさん、おはようございます。
>ずいぶん遠くまで来ての違憲判決
>九条を内部から食い破ってきた政府は許せません
⇒感情のこもった表現ですね。
>もうこれ以上逃げてはいけないと。そういう意味でも貴重な判決だった
⇒なるほど。
>政府は国民を、司法をなめきっています
⇒ええ、今回の開き直りは著しいですね。
主権は国民にあります。
これは自衛隊の派遣差し止めを認めなかった判決です
(
logic star
)
2008-05-04 13:50:30
この判決は、自衛隊の海外派遣の差し止めを求めたのに対して、裁判所が、差し止めを認めなかったというものです。逆にいえば、司法として、海外派遣を認めたものということになります。理解されていますよね?この判決をもとに、海外派遣をやめろというのは、無理があると思います。
日本の法制度の中で
(
●てらまち
)
2008-05-05 06:46:21
★logic starさん、おはようございます。
>この判決は、自衛隊の海外派遣の差し止めを求めたのに対して、裁判所が、差し止めを認めなかったというものです。
⇒日本の法体系の中での裁判所の判断として、そう思います。
>逆にいえば、司法として、海外派遣を認めたものということになります。理解されていますよね?
⇒それは違います。
日本の法体系の中で、このような事案について、今回の原告が「当事者」として裁判制度において精一杯要求したことに対して、差し止めなどいずれも法律上の根拠がないから裁判所として認める必要はないと判決したものです。
「司法として、海外派遣を認めた」というのは理解が間違っています。
>この判決をもとに、海外派遣をやめろというのは、無理があると思います。
⇒判決文の中で海外派遣は違憲といっているわけです。
原告は、あくまでも、原告として要求した原告の利益の部分に対する裁判の判決で負けたのであって、派兵という事案を憲法に照らしたときどうなのかという判断においては勝ったわけです。
原告本人の利益という形でしか裁判ができない日本の法制度に助けられたのは国側です。
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今回のイラク派遣の違憲判決は私としても誠に革新的なものだと認識しております。
この国に憲法9条がありながら、その当たり前だと考えられる違憲判決を得るまでの苦難の道を想像しますと、不思議な事に少し残念な気持ちにもなりますが・・・
私としては今回の背景に、多くの国民の見えぬところで、てらまちさんをはじめ多くの方々の無報酬による政府と行政に対する追求があったからだと言うことを認識しております。
そのうえで考えた時、今後の私自身が原告になっている住民訴訟の展開に希望が持てる反面、そこまで真理を求める必要があるのか・・・
と、少し不安でもあります。
私が考えるにこの真理を追究すること自体が、藝術活動と何ら変わらないのだとも思って、あるいは信じて不安を拭い去るつもりです。
>誠に革新的なもの
⇒ほんとうにそうですね。
>違憲判決を得るまでの苦難の道を想像しますと、不思議な事に少し残念な気持ちにも
⇒そういわれると、確かに、国民の側が苦労しなければいけないなんて妙な話ですね。
とはいえ、歴史というのは、そういう要素が多いですけど。
>今後の私自身が原告になっている住民訴訟の展開に希望が持てる
⇒自信と期待をもって臨みましょう。
>反面、そこまで真理を求める必要があるのか・・・と、少し不安でもあります
⇒「真理」というとらえ方もあるのでしょうが、私は「納得するため」という主観的な臨み方をしています、何事も。
>私が考えるにこの真理を追究すること自体が、藝術活動と何ら変わらないのだとも思って、あるいは信じて不安を拭い去るつもりです。
⇒前段、神崎さんがおっしゃると、良く納得できます、私には(笑)
後段、信じる気持ちがあると人は気楽ですよね。
私自身もそのように考えたいのですが・・・
>信じる気持ちがあると人は気楽ですよね。
その通りです。
この場合、信じなければプレッシャーで押しつぶされてしまいます(笑)
最悪、旭川大学の若い先生のように追い込まれます。
何か、神崎さんのおかれている状況が伝わってきそうな感じです。
トラックバックありがとうございました。
私とは考えを異にする方とお見受け致しましたが、貴殿のような方もあって初めて私の考えも存在するものと思いますので、これからも貴殿のブログの益々の発展をお祈りしております。
>私とは考えを異にする方とお見受け致しましたが、貴殿のような方もあって初めて私の考えも存在するものと思いますので、これからも貴殿のブログの益々の発展をお祈りしております。
⇒今回、いろんなブログを拝見して、いろんな考えがあるものだなぁと、再認識したところです。
それぞれ考えの違うこと自体は否定すべきではないですね。
ともかく、コメント、ありがとうございます。お互いにブログを続けましょうね。
★M.FUKUSHIMAさん、おはようございます。
>今回の判決について、一番悪い捉え方は無視することだと思います。自衛隊に対する考え方はどうであっても、今回の傍論を踏まえて、もう一度自衛隊を見直すことが、求められているのだと思います。その結果、どこに向かうのかは分かりませんが。
⇒途中を省略して、結論ありきで進めてしまったイラク問題、そのツケが自衛隊の存在の問題にまで回ってきていますね。
青山邦夫裁判長のついての記述は大変参考になりました。
憲法についての判断を避けて通るという判決が、当たり前のようになっている裁判所の空気の中で、それに一石を投じたという意味でも、胸を打たれる判決でした。
これに対しては、あくまで傍論であるとして、福田首相はじめ、航空幕僚長や高村外相などの、判決の重みを無視する発言が出ていますね。
>青山邦夫裁判長のついての記述は大変参考になりました
⇒裁判所の法廷でずいぶん馴染みでした(笑)
>裁判所の空気の中で、それに一石を投じたという意味でも
⇒同感です。
政府も真面目になってほしいですね。
自衛隊の存在自体が違憲というところから、ずいぶん遠くまで来ての違憲判決ですね。既成事実の積み上げで、九条を内部から食い破ってきた政府は許せません。
今回の判決は、ぎりぎりのところで高裁が良心を発揮したような感じを受けます。もうこれ以上逃げてはいけないと。そういう意味でも貴重な判決だったと思います。
しかし、違憲判決がひどく出しにくい政治状況を造ってきた私たち国民にも問題がありますね。政府は国民を、司法をなめきっています。福田首相たちがこの判決に左右されない旨のコメントをしていることが、それをよく示しています。
腹立たしい限りです。何とか鉄槌を下したいものです。
>ずいぶん遠くまで来ての違憲判決
>九条を内部から食い破ってきた政府は許せません
⇒感情のこもった表現ですね。
>もうこれ以上逃げてはいけないと。そういう意味でも貴重な判決だった
⇒なるほど。
>政府は国民を、司法をなめきっています
⇒ええ、今回の開き直りは著しいですね。
主権は国民にあります。
>この判決は、自衛隊の海外派遣の差し止めを求めたのに対して、裁判所が、差し止めを認めなかったというものです。
⇒日本の法体系の中での裁判所の判断として、そう思います。
>逆にいえば、司法として、海外派遣を認めたものということになります。理解されていますよね?
⇒それは違います。
日本の法体系の中で、このような事案について、今回の原告が「当事者」として裁判制度において精一杯要求したことに対して、差し止めなどいずれも法律上の根拠がないから裁判所として認める必要はないと判決したものです。
「司法として、海外派遣を認めた」というのは理解が間違っています。
>この判決をもとに、海外派遣をやめろというのは、無理があると思います。
⇒判決文の中で海外派遣は違憲といっているわけです。
原告は、あくまでも、原告として要求した原告の利益の部分に対する裁判の判決で負けたのであって、派兵という事案を憲法に照らしたときどうなのかという判断においては勝ったわけです。
原告本人の利益という形でしか裁判ができない日本の法制度に助けられたのは国側です。