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医食同源 天下御麺 

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ラーメン屋の話  ⑨

2014-06-24 12:25:34 | 日記
ラーメン屋の話 ⑨
23(月)は、県立特別支援学校の学校評議員会に参加させていただきましたので、誠に申し訳ありませんが臨時休業とさせていただきました。
これからも「学校評議員会」のほかに「講演会・研修会講師」などのご依頼も承っておりますので、平日に臨時休業させていただく場合があります。
あしからず、ご承知おきください。
臨時休業等については、こちらでお知らせしておりましたが、今月でこのブログスペースは運営会社の都合で終了となります。
以降はfacebook、すでに開設・公開しております別の三件のブログなどでお知らせさせていただきます。
ラーメン屋の話  ⑨
ところで、食べ物なのに有害な「防腐剤」を入れるのは何故かといえば、はじめは「食中毒を防ぐ」ためだったと思います。
とくに戦後の焼け跡から再生してきたこの国は、厚生省(現在は厚生労働省)が主導して「食中毒防止」を推進してきました。
でも冷蔵庫・冷凍庫が普及した現代では、当然、あまり必要の無いものです。
実際に茨城県守谷の「垃孤酒亭」様も、「天下御麺」も「防腐剤他、不要の添加物ゼロの生麺」でラーメン屋を営んでおるわけですから「全く必要ない」と言えます。
では「なぜ防腐剤や他の有害な添加物」を入れ続けるのかと言うと、「防腐剤を使いはじめたら、お客様に有害であっても、麺製造業とラーメン屋にとっては便利だからやめられなくなった」ということ。
それを「お客様」である方たちが知らされていないというわけです。
たぶんラーメン屋さんの多くも知らない・知りたがらないのだと思います。
ですから、今、こうしてラーメン屋になって、その恐るべき実態を知っってしまったので、お知らせしております。
それに、このシリーズの冒頭でご紹介したエピソード。
天下御麺をオープンする時、麺製造業者に、お客様の健康のために防腐剤を入れないで麺をうってほしいと頼んだことに対して「おれたち麺屋とラーメン屋がもうかれば、客なんか関係ない。」と言いきった業界の考え方は、もはや業界自身が抜き差しならないところまで落ちているあらわれです。
「戦後」と「現代」では社会も生活も大きく変化・進化してきているのに「ラーメン業界」だけは「劣化」していると言わざるをえません。
たとえば「一日の塩分」摂取量を考察すると顕著です。
成人が必要とする「一日の塩分量」は、最近まで「10グラム」でしたが、すでに先進国から「一日9グラム」へと進歩・減量しつつあります。
ところが戦後間もない日本の「塩分量」は「一日20グラム」でした。
エアコンもクーラーもなく、力仕事は人力、そして冷蔵庫もまだ普及していない生活では「食品が腐らないよう、また、発汗で失われたミネラルを補充するために塩分を高めた」食事をしていたからです。
それが現代になって塩分量が半分以下にできるほど文化・文明・生活が進化したのに「麺屋とラーメン屋の便利さのためだけに有害な防腐剤、保湿剤、合成着色料」を使っているのはおかしなことなのです。
「遠隔地まで生鮮品を配送する物流のため」 ・・・?
いえいえ、そんな必要ありません。クール便・冷凍便が四通八達の時代です。
天下御麺へ配送されてくる「無添加で安心・安全な生麺」は、早朝の「うちたて生麺」が「クール便」で配送されてきますし、ラーメン爺は受け取るとすぐ、業務用の大型冷凍・冷蔵庫へ、それぞれ格納してしまいます。
でも一般のお店は違いますよね。
常温のまま「パレット」というコンテナにぎっしりと生麺を詰めて、店の片隅に、天井まで積んで放置している店もあります。
むかし、ラーメン爺ではなかったころにそれを見て「繁盛しているから?」と勘違いしてしまったことがあります。
違うんです、危険な防腐剤がしこたま添加してあるから、常温で放置しても腐らないというわけです。
つい数年前に食べに行った本場札幌の「ラーメン横丁」のラーメン店でさえも、そうでした。
今は実態を知ったので心底から後悔しております。
これを改善するためには、食べさせられている側の方たちが、この実態を理解されて、普段行かれるラーメン屋さんに「防腐剤入りの生麺を使わないで」と伝えるか「防腐剤入りの生麺を使う店には行かない・行かせない」とするしかありません。
それに「本当に味のわかる方」なら、「防腐剤入り麺」の味と食感が「なにかおかしい?」とわかるはずですよ。
実際、麺に「古くなった輪ゴム」のような変な弾力があります。
天下御麺にお出でになられるお客様で、大宮駅西口のいわゆる「埼玉県のラーメン激戦区」のラーメン屋さんにも行かれていらっしゃる方が、その大宮のラーメン屋さんに「新白岡の天下御麺のような防腐剤の入らない生麺を使ってほしい」と要求されました。
大宮駅西口の繁盛店から「天下御麺が使っている生麺の業者を教えてほしい」と電話がありました。
少しの進歩です。
ご自分やご家族の健康に気を使われる方は、ぜひ「垃孤酒亭(茨城県守谷)様や天下御麺が使っているような防腐剤の入らない麺で」とラーメン屋さんに伝えてあげてください。
次回は、その「無添加の安心・安全な生麺」を提供していただいている「麺屋」さんもご紹介させていただきます。
行きつけのラーメン屋さんに「この麺製造業者の生麺にして」と、指名して伝えることができますから。

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