6月14日、サウジアラビアではイスラームの聖地マッカへの「ハッジ（大巡礼）」が始まっています。
なお、ハッジはヒジュラ暦12月の8～10日にかけて行われますが、ヒジュラ暦は完全な太陰暦のため、太陽暦と比べると季節がずれていきます。ここ数年は夏場に当たることが決まっており、今年も44～48度という酷暑の中、カァバ神殿の周りを数多くの巡礼者が回っています。
なお、6月10日までに約150万人の巡礼者が同国入りしたそうです。ところで、巡礼者には当局からメールによる注意喚起があるそうですが、ずいぶんと先進的ですな。
・メッカ大巡礼、熱中症で６人が死亡 ４８度に迫る暑さ（CNN）
上記続報の通り、熱中症による死者が出ているようです。大変なことですが、宗教としての強さも感じます。
イスラム教大巡礼、死者少なくとも550人に 大半はエジプト人（AFPBB）
上記の通り、数百人の死者が出たようです。
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