国策有機ELが経営破綻 JOLED、負債総額337億円（共同通信）
パナソニックホールディングスとソニーグループの有機ＥＬディスプレー部門を統合したＪＯＬＥＤ（東京）という、2015年に設立された会社がありました。
しかし、3月27日、東京地裁に民事再生法の手続き開始を申請し、受理されたと発表しています。負債総額は約３３７億円とのことです。
なお、経営破綻した原因ですが、自社主力商品の安定した生産に、想定以上の費用と時間がかかり、また、高性能で高品質なディスプレーの需要が伸び悩んだためとしているようです。他にも、韓国や中国勢との価格競争の激化で収益が伸びなかったという報道もあります。
同社では、製造・販売から撤退し、石川県能美市と千葉県茂原市の生産拠点は１年後をめどに閉鎖し、製造部門の従業員は解雇する方針とのことです。
日本のディスプレー生産は、ずっと厳しい印象がありますが、尚更に、という感じですね。
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