11月18日、日本政府は新型コロナウイルスワクチンの2回接種を完了した人が、人口の75.7％に達したとする集計結果を発表しました。
これにより、先進7カ国（G7）でカナダを超えてトップとなりました。政府集計では、総接種回数は1億9532万回となり、少なくとも1回接種したのは9940万人で人口の78.5％、2回完了は9591万人となったそうで、重症化などが怖い65歳以上はいずれも91％超となっています。
そこで、2位のカナダが75.5％、3位イタリアが72.7％となっているそうです。
さて、ここで、日本のワクチン接種率が極めて高い状況になったことは明らかですが、それが今月に入ってからの、明らかな感染確認者数減少に関連しているのかどうか、医療関係者や研究者の間でも議論があることは、色々なメディアの記事を見ていれば分かります。なお、カナダとイタリアの感染確認者数を見てみると、カナダは減少傾向ではありますが連日2,000名前後の感染確認者が出ており、イタリアは増加傾向で17日は1万人を超えていますね。
イタリアの場合、欧州全体が増えている状況ですから、人の動きを止められない限り、減らないということなのでしょうか。日本の場合、ここで海外からの渡航者を容易に受け入れないことで、国内での感染確認者を減少させていくのは、一案だと思われます。とはいえ、コロナ鎖国は後ろ向きすぎるのでしょうかね・・・
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