将棋の第34期竜王戦(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)の挑戦者決定三番勝負第2局が、8月30日に東京都渋谷区千駄ヶ谷の将棋会館で行われました。
藤井聡太二冠(19)が永瀬拓矢王座(28)に、中盤以降は明らかな優勢となって77手で勝利しました。
この結果、2連勝となって豊島将之竜王(31)への挑戦権を獲得しています。
そして、竜王戦七番勝負第1局は、10月8・9日に東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で行われます。
名人と並んで、将棋界最高峰のタイトル挑戦となります。流石に、最年少竜王は、羽生善治九段の記録には及びませんが、今、最終局を待っている叡王戦、そしてこの竜王戦に勝利すれば、藤井二冠は今期、四冠まで行く可能性があります。四冠となると、現在、将棋界最強の渡辺明三冠も獲得しておらず、名実ともに現在の将棋界最強棋士となります。
もちろん、豊島二冠も、そう易々とタイトルを渡すとも思えませんので、激戦に期待ですね。
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