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人間万事塞翁が馬

ゲーム・小説・漫画のアホな感想と妄想を徒然なるままに書き綴った腐女子のブログです。

GOLD

2006-02-10 00:10:45 | BLCD
原作 夢殿りさ。
95年と古いです。
森川智之×結城比呂。
学園ものっぽく、修学旅行でのエピソードでした。


ストーリーも何も知らず、ただ森川がでているというだけでオークションで購入してしまった品。
学園ものは、ぶっちゃけ苦手なので、開けた瞬間

             げぇえええええええ!!!

・・・・・でした。
普通の少女マンガを早々と卒業してしまったのも、今思えばこれが原因かもしれません。
(小4、5くらいだけでしたね。「りぼん」とか読んでいたのは。その後、少年まんがに転向したのですが「ヒカ碁」にはまったのが運のつきでしたね 笑)
立派に腐女子として成長してしまったわけですが、どうも学園ものはダメです。
萌えません。
少年漫画とか、ファンタジーのほうがやおいに関していうならばいいです。


まぁ、そんな心理で聴いたんですが、
結城はともかく、森川が若いのなんのって!!!!!!
あんた誰よ!?
今よりずっと若い感じです。
最近は、大人の男を演じることが多いですよね?
というより、11年前でなければ高校生役は無理ですよ。
そんな感じでした。
ヘタレなんですが、
若いねー、ヒューヒュー!
なんてひやかしたくなるような。
今ならヘタレでも、もれなく腹黒というオプションがついてきますし(笑)。
今のほうが、断然好きですが、若いころの森川の声が聴けてよかったです。



梨園の貴公子

2006-02-09 23:55:57 | BLCD
歌舞伎界を舞台にした役者とカメラマンのおはなし。
森川智之×井上和彦(初の受け作品だそうです)。


一言でいうと、高校生のとき更正するきっかけをくれたカメラマンを追っかけて落として写真集を出してもらおうとする話です。

うーーーーんと、話自体は面白いのですが、どうも井上和彦の受けはダメでした。
もともと森川が好きなのと、井上の初受け作品というので購入したのですが、
生理的にダメでした。
井上和彦って、すっごくカッコイイじゃないですか。
低くて甘い、理知的なイメージがあるのですよ、私のなかでは。
なのに、なんとしたことでしょう!?
受けなのに、ちっとも可愛くないんですよ。
普段の森川との掛け合いは、いい味出してたんですが、
やっぱり喘ぎ声が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
低いんですよ。
声のトーンが。
普通に聞くと、「低くていい声」なんですが、
濡れ場では、「低いおっさんの声」に聞こえてしまいました・・・・。
嫌いでないだけに、一層ショックでした。
二度と井上和彦が受けてるCDは買うまい。

ケダモノと呼ばれる男

2006-02-09 23:45:47 | BLCD
原作 六堂葉月。
ケダモノシリーズの第3弾だそうです。
森川智之×櫻井孝宏です。


普通の貧乏大学生・連太郎(櫻井)と、サドの歯科医にして香港マフィアの跡継ぎ・一明(森川)のおはなしです。
何度も歯科に通わなければならないけれど、連太郎にはあまり金銭的余裕がありません。そこへつけこんだ(言い方悪いかな?)一明は、歯型のサンプルをとらせてくれたりと協力してくれるなら、治療費をタダにしてもいいよともちかけます。
しかし、「タダより高いものはない」
一明もちゃんと自覚しているんですね(笑)。

どんどん一明のペースに巻き込まれてゆく連太郎。
連太郎はそういったものに抗体がないらしく、
すっかりぽんといいように誘導されています。

仕舞いには、香港マフィアのボスの一明の父に「伴侶」として紹介されます。
一明を無視した勝手な縁談に腹を立てた一明が、
父をぎゃふんといわせてやろうと考えたわけです。
ボスは、代々伴侶となるひとに「ドラゴンブラッド」と呼ばれる宝石を贈ります。
一明も当然連太郎に、指輪にして贈ります。

けれど、他勢力との抗争で、二人の命と引き換えにそれは奪われてしまいます。
もとは、一明の母親の形見だったものであるにもかかわらず、です。
しかし、実は敵の手に渡ったそれは、ニセモノだったのです。
では本物は?と問う連太郎に、一明は一言
「鏡の前に立って、口のなかをのぞきこんでみてください」

               きらり

連太郎の知らぬ間に、歯科医の特権を行使して一明は「ドラゴンブラッド」を、連太郎の奥歯に仕込んだのでした。

・・・めでたしめでたし?


とにかく、櫻井は可愛く男前、森川は格好良くヘタレで最高でした。
櫻井の突っ込みって、いつきいてもほんっと可愛いです。
森川にかんしては、想像していたより鬼畜色が薄かったので残念。

スレイヴァーズ・ラヴァ(後)

2006-02-04 21:50:59 | BLCD
前編からの続きです。森川智之×櫻井孝宏の主従愛憎劇。これで、一応完結なのかな?

父と自分を裏切った冴木を許せない柊一。
しかし、顧問弁護士から真実を知らされます。柊一の父である前社長は、柊一が一人前になるまでの間、退職前の役員に会社を預けようと考えていました。しかし、その役員には柊一をあくどい叔父から守れるだけの強さがありませんでした。だから冴木は、柊一とその家族、そして会社を守るため、傾きかけた会社の社長になったのです。冴木は、私利私欲のために会社を乗っ取ったのではなく、生贄だったのです。
誤解は解けたものの、柊一は叔父と叔父と手を組んだライバル会社の社長の手の者に拉致されてしまいます。柊一の美貌と、前社長の嫡男という肩書きを利用しようという、卑劣きわまる手合いのものです。
冴木は取引の場で、ライバル会社の社長に、柊一を拉致したこと、柊一の身を案じるなら取引を辞退するようほのめかされます。冴木と重役は取引を辞退し、柊一を救出すべく車を走らせます。
気がつくと柊一は、船に監禁されていました。ニュースにより、冴木らの乗る車が大事故にあっったということを知ります。冴木を亡き者にしようと企んだ叔父と社長が、車に細工を施したのでした。そして、柊一は催淫剤を注射され、ライバル会社社長に強姦されそうになります。必死で抵抗していると、突然冴木が船に這い上がって柊一を助けます。重役たちもみな無事で、叔父と社長はあえなく逮捕されました。
結局、取引は冴木と柊一の会社に決まります。邪魔者を消し会社が軌道にのったところで、冴木は前社長との約束を果たすべく、一人前に成長した柊一に会社を譲ろうとします。
しかし、柊一は社長職をまっとうしろといい、自分を奴隷にしたのであれば、最後まで責任を持て、といいます。柊一にはわかっていました。ふたりがともにあれば、冴木は幸せではないし、自分は魂が安らかになることはない、ということを。冴木は、今の状態で十分幸せでした。「髪の毛一本、爪一枚、あなたの全て私のものになってください。それだけで、満たされます」柊一と冴木は、ようやく想いが通じ合ったのでした。


最後は、ハッピーエンドでほっとしました(笑)。最後の最後まで暗かっただけにね。
しかし、冴木は独占欲の塊のような男ですねー。柊一も、ちょっとうざかったりする、なんてことは・・・・ないですよね?やおいはファンタジーですもんね(苦笑)。独占欲強いヘタレな攻めと、男前でさばけた性格の受けだとなんか笑えて好きです。

声優の演技に関していえば、冴木役の森川智之の後半の見せ場で注目してほしいです。拉致監禁された柊一を助けに行ったときの森川の格好よさといったら、んもう本気で鼻血を出すかと・・・。
正体不明の襲撃者に驚く叔父と社長に、
「あんたが地獄に落とそうとした男だよ」
く、黒っ・・・!!
普段冴木は、丁寧な口調なだけにキレた時の差がすごいです。
あとすごいのが、冴木もロープで縛られるんですけど、それを
「ぐぅおらぁぁあああ!!!!」
とか言って引きちぎるシーン。
紳士の仮面を被った悪魔といったイメージをキープしてきたので、思わずびっくりでした。本性発揮?

しかし、私は聴いたあと思ったのです。柊一を拉致監禁されたので冴木は怒り心頭に達しましたが、冴木くん、君のやったこととどこが違うのかね?と(笑)。
確かに、叔父と社長は邪な目的のために動き、冴木は柊一への愛ゆえに動いたことは間違いありません。しかし、監禁し性的関係を強要した、という点ではまったく同じです。冴木に惹かれてからはともかく、最初のころは冴木と叔父たちの行為は、柊一にとって同じ・・・ですよね?しかも、以前登場した先輩や社長が未遂であるにもかかわらず、冴木はヤりまくっています。さらにいうならば、未遂でも異常に悋気を焼き異常に怒り狂います。
なんですかねえ。やはり

               愛は盲目

ということなんでしょうかね(笑)
だって、愛という名のフィルターを被せて見ている柊一はともかく、誰ひとり突っ込まないんですもの。
もしかすると、突っ込んだら命危険にさらされると、本能で感じていたからかもしれません(笑)。万が一、それで柊一との関係に支障をきたそうものなら、冴木は間違いなくひそかに始末するでしょうから。


スレイヴァーズ・ラヴァ(前)

2006-02-04 19:45:43 | BLCD
スレイヴァーズ・キスの続編。

冴木に命をかけさせたと負い目に感じる柊一は、冴木の奴隷であり続けます。
生前父が望んだ営業で働くことになった柊一は、会社で冴木の手腕を目の当たりにします。父が冴木を後継者に選んだことは正しかったのだということを実感し、冴木に恋人や性的な関係ではなく、ひととして惹かれていきます。また、冴木があらゆる面において自分のことを考え、社会的に立派な人間になれるように道をつくってくれているということを知り、冴木の傍にいて何かしてあげたい、力になりたい、と考えるようになります。
しかし、ライバル会社のスパイによって、冴木の社長就任が冴木の陰謀によるものだと知らされます。柊一の父は、退職間際の重役に社長職を譲り、数年後営業で修行を積み一人前になった柊一に跡を継がせようと考えていた、というのです。
冴木のことを見直し惹かれはじめていたにもかかわらず、柊一は手ひどい裏切りを受けて・・・。

今回も暗いです。前作に比べると、柊一がファイト一発!と奮起しているので多少ましですが、結局冴木に裏切られたと思って傷ついて終わりなので、最終的にはよっぽど暗い(笑)。救いのないラストです。ここでやめたら、胃に悪そーな感じですよ。続きも大人買いしたんで大丈夫ですけど。
相も変わらず冴木役の森川智之は鬼畜です。言葉責め、っていうんですかね。とにかく森川に鬼畜・腹黒をやらせたら一級品だと思わされましたね。すごいですよ、ほんと。きいてるこっちが恥ずかしいよ!ってな台詞を魅惑の低音で囁きかけるんですから(笑)。「先輩(前作で強姦されそうになった)にもこんな艶かしい顔をみせたんですか」「抱かれたんですか」「感じましたか」だの、もう勘弁してください(鼻血)!!なんだか鼻が鉄くさくなりそうです・・・。ごはぁ。
櫻井もね、濡れ場じゃなくてもすごい色っぽいです。目のやり場に困るほど。本当は、溌剌とした少年を演じているときの声が一番好きなんですけど、なかなかアダルトかつ女の子っぽくなくてよいです。受けがあんまり女の子っぽいと、萌えないんですよねー。その点、この作品はヤられまくってるわりに大丈夫です。綺麗で華奢で男らしい外見ではないけれど、中身は強いし実は冴木より男前。冴木のほうがよっぽどヘタレですよ(笑)。ヘタレ×男前って好きですvvv

スレイヴァーズ・キス

2006-02-01 23:14:04 | BLCD
森川智之×櫻井孝宏のBLドラマCDを購入しました。二人とも大好きなので、わくわくどきどきですよ!
ストーリーは、櫻井演じる会社社長の令息と、彼を差し置いて社長の座についた森川演じる元使用人の愛憎劇です。主従関係の逆転ってやつです。

社長令息である柊一は、誠実で正義感が強く、父親の期待にこたえようとします。しかし、使用人である冴木に何一つ敵わないのです。冴木は、柊一が望む支配者たるにふさわしい容姿も、父親の期待にこたえられるだけの手腕も学力も持っています。それに比べて柊一は華奢で優美、体も強くなく、勉強でも冴木に負けて、常に二番手に甘んじてきました。そのため柊一は、15の時にひきとられた冴木に劣等感を抱きつづけてきました。
大学卒業後、柊一の父親の経営する会社に就職しますが、柊一がヒラなのに対し、冴木は早くから社長の仕事を手伝ってきたためいきなり大抜擢されます。自尊心を傷つけられた柊一ですが、父親の死によってさらなる地獄へ叩き落されます。当然嫡男である柊一が継ぐはずだった会社の後継者に選ばれたのは、冴木だったのです。勿論役員の多くも黙ってはいません。クーデターを起こそうとする叔父の陰謀に加わったのを冴木に抑えられ、柊一は追い詰められます。母や幼い弟の生活を保障する代わりに、冴木は「奴隷になってください」と持ちかけます。進退窮まった柊一に他に道はなく、冴木のマンションに囲われ性的関係を強要されます。
誇りを傷つけ体を穢した彼から自由になりたい柊一は、高校時代の先輩の「冴木が不正をはたらいている」との言葉に乗ります。もし本当なら、冴木は失脚し自由の身になれるからです。しかし、それは冴木に恨みを持つ先輩の陰謀で、それと知り憤った柊一は、美貌の柊一によからぬ思いを抱く先輩に陵辱されそうになります。そこへ、冴木が飛び込んできて抵抗した挙句、柊一をかばって銃で撃たれてしまいます。一命をとりとめた冴木は「逃げてもいいんですよ」と柊一を解放しようとしますが、柊一は命をかけさせて逃げることはできない、と奴隷でありつづける覚悟をするのです・・・。

BLって、基本的に主人公にとってハッピーエンドで終わるものだと思っていたんですが、これってどうなんでしょうね・・・?相当暗いです。何せふたりのゆがんだ愛憎がテーマですから。
しかし、暗くても私は好きですよ、このCD。森川と櫻井が出てるからってのも、勿論ありますけど。
BL界で帝王の名をほしいままにしている森川が黒いのなんのってv何ですかね、あの根性の捻じ曲がったようなそれでいて根本的には単純明快な男は。素敵すぎます。帝王よ、その腹黒い一言でご飯三杯はいけます。腹黒万歳!!!どはぁっ(鼻血)
監禁シチュ自体は、さして心惹かれるわけではありませんでしたが、ふたりの迫真の演技にドキドキです。森川演じる冴木は黒くて鬼畜で、でも相手のことが大事でしようがない。冴木にとって柊一は天使なんだそうです。天使ってあんたって感じですが、自分の一生を引き換えにしてもいい、とすら考えているわけです。柊一は、冴木に劣等感を抱きながらも惹かれていくのですが、櫻井はすごく色っぽいです!森川が帝王だとすれば、櫻井は受けの貴公子ですねvv
ふたりのファンなら一見ならぬ一聴の価値あり。