天地暗察  もうひとつの宇宙の観察の記録

「心の闇」といえばネガティブな響きですが
その闇を「内なる宇宙」と捉え観察してきました。いま、パラダイムシフトの時

「認識」と「実際」のズレ

2020年01月21日 | 意識可視化計画
私は、30年前 ある本を読んで「世界は、平和になるんだ」ということを感じました。
そういう経験があったので「平和になる=答え」として思考してきました。

算数で例えるなら X+Y=Z Zが私にとって「平和」なのです。そして譲れない X と Y があります。

よく、社会課題の解決には「答えがない」などといわれますが「答え」を設定していないだけなのです。
そういうわけで「どうしたら世界が平和になるのか?」という問題意識をかれこれ30年は、持ち続けています。
私にとっての社会課題は、「世界が平和でない」ことなのです。

昨年は「SDGs」や「グローバル気候マーチ」などが話題でスウェーデンの高校生 グレタさんの「国連」でのスピーチが注目された年であったと思います。それを見て思い出したことがあります。27年前の1992年にも12歳の少女が「地球環境サミット」でスピーチをしていました。当時、カナダで子供環境運動をしていた セヴァン・スズキさんです。

子供たちは、真剣に「未来」を案じ勇気を振り絞っておとなたちの前でスピーチをしています。なのに27年経ってもまだ子供たちが安心して暮らせる未来を私たちおとなは、提示できずにいるのです。技術の進歩により改善している部分もあるので「30年近く経つのに何も変わっていない」とは、いいませんが私たち消費者は、大量生産大量消費の文明からぬけだせず経済成長ばかり追いかけている社会に生活しています。
毎年のように繰り返される甚大な災害もそうですが超高齢化社会に直面した現在 子供たちに残される負の遺産は、確実に増大しているように感じます。
もはや「物理的支援」では、追いつかない状況です。30年近く 探求してきてわかったことがあります。
「世界は、供給者の論理で動いている」 ということです。
ですから「未来」や「平和」を考えるとき 供給者の立場で
もっと 「論理的」に 「戦略的」に考えなければならないのです。
「物理的支援」が限界だとしたら「何で支援するのか?」と
疑問ですよね。それには、まず「世界の捉え方」に2通りの論説があることを知って欲しいのです。私たち一般peopleは、「この見える世界が現実であり物理的な法則に支配されている」と漠然と理解して普段生活しています。
これは、常識的な考えで名前があります。「物理的実在論」と呼ばれます。「物質が存在するから認識する」 という 「世界観」 です。
もう一方は、「量子的実在論」と呼ばれ 「目に見える世界は、仮想現実(VR)である」 という 「世界観」で「シミュレーション仮説」とも呼ばれ 私たちは、「実際に存在しないものを実際のものとして知覚してしまうVR世界の住人である」という説です。
(映画マトリックスのような仮想現実の世界)
「世界の捉え方」の認識と実際のズレがあるかもしれないのです!!




「量子的実在論」を知ってこのような「思考実験」を繰り返すうちに「物理的実在論」の世界観のままでは、「社会課題」を一掃することは、不可能だと思いました。
(一掃することを前提で考察しました。(笑))
それは、「量子的実在論」で考えた方が「平和」のビジョンが明確に描ける。という結果からです。そしてシンプルな仕組みがあることに気づきました。
「思考が現実化する法則」です。「引き寄せの法則」と言ってもいいです。
この仕組みは、誰もが使っていて当たり前すぎて私たちは、「ほしい未来のために」十分活用しきれていなかったのです。この法則を利用しない手は、ありません。私たちは、目の前の「不都合に着目するあまり」見過ごしていたのかもしれません。
目に見える世界は、入力(インプット)が反映された出力(アウトプット)でしかないのです。ですから「ほしい未来」が反映されるように「インプット」することを選べばよいのです。   

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