ジャイアンダディ

バカな生徒には、どう教えれば理解できるのか悩むわし

ジャイアンダディはマミイのボーナスの使い道を勝手に考えている
マミイはわしとの旅行に使う気なのに
勝手に家電なんか買ったり使い道を間違わんように、ここは経営コンサルタント犬のわしの出番だな


はい　まずは、先生へのご挨拶からはじめよう
挨拶は大切だからな
付け届けは受け取らないことにしてるが、まあジャーキーぐらいは受け取ってやっても良いぞ


まだ欲しいものがあるの
これ以上はマミイに残しといてやれよ
わしが優しくダディに教えてやったのに
「マミイのもんはわしのもんじゃ」
この言い草


この使い道は間違ってるぞ
マミイは真空管なんか欲しがってないぞ
「ええのマミイもわしと一緒に聞けば良さがわかる」
さすが、ジャイアンダディ
すべて自分の都合で使い道を決めやがった
わしとお正月にのんびり過ごすために使う予定だったマミイのボーナス


ダディみたいなジャイアン生徒はマミイ以来だよ
お手上げだ

マミイに使い道を書いた計算書を出したダディ
当然、即却下
わしがシュレッダーかけといてやるよ

２人で旅行は外せないよねえと思っていたわし
マミイは
「もう買い物したし、ほとんど残らないよ」
えっまだわしボーナスの現物支給もらってないのに

わしの考えた旅行案も却下
マミイとのんびり行ったことのない町のデートを考えていたのに
わしとのんびり過ごしたら、１年の疲れも吹っ飛ぶと思ってたのに
こうなったら、お正月休み中は朝から晩までわしの使用人としてこき使ってやる



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