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リサイクルトナー

レーザープリンタ用リサイクルトナーの販売代理店の業務を通じて得られた経験、業界事情をブログにしています。

トナーカートリッジのROMチップについて

2005年03月09日 | リサイクルトナー
 数年前から各プリンタメーカーで発売のトナーカートリッジに、ROMチップが付けられて販売される様になっています。

 現在発売中のモノクロレーザープリンタの場合は、殆どの場合メインテナンスフリーと言っても良いのですが、トナー切れの検知等に使われています。

 ROMチップが付いたトナーカートリッジをリサイクルするには、一度そのデータを消去しないと再使用出来ないのと、リサイクル品では稀に読み込みエラーが起こる場合があります。ROMチップの通信手順、更には暗号化されている場合はその解析の為に時間と費用がかかる事になります。これらのコストは結局リサイクルトナーカートリッジの価格に反映せざるを得ません。

 プリンタメーカが余りにROMチップを複雑化して解析が不能となったために、リサイクル品製造の妨害ではないかと言うことで公正取引委員会がプリンタメーカを指導する、というような事件もありました。

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※ ROMチップ ※
 本来は、コピー機の様にかなりの頻度でメインテナンスを要する機械に、各種のデータをそのROMチップに記録して、メインテナンスを容易にする目的の為に用いられるようになり、ユーザー及びメーカー双方それぞれにメリットがあると言う事でした。

※ メンテナンス ※
モノクロレーザープリンタに関しては、今ではほぼメンテナンスフリーと言っても良いと思います。それでも紙粉やトナーの漏れを完全に封じることは出来ませんので、掃除機等で時々プリンタ内部を吸引する等手入れが出来ればベターですが。普通は中々そこまでするユーザー様はいらっしゃらないようです。従ってプリンタ障害があった場合も、紙詰まりを除去した後に内部の清掃をする事により殆どが解決できるようです。


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