穴犬の視線(Digger Dog's view)

穴犬って何?から始まるブログ。いつのまにか撮ってた世界放浪写真、あるいは撮らされてしまってた写真でつづる。

ハイファでの検問

2006-08-10 23:12:07 | 異文化
A Shop at Tel Aviv

今、イスラエルとレバノンの間で紛争になっているけど、その原因がハイファに落ちてきたヒズボラのミサイルだと聞いた。

そのハイファに地中海からフェリーで入国した事があります。

以前、XX通信社の局長さんと話をする機会があった時に、その話をすると、「へー、珍しいね。そういう経路で入った人に始めてあった」、みたいな事を云われました。普通はテルアヴィヴ辺りから飛行機で入るらしい。

まあ、なんとなく地中海をフェリーで渡ってみたかったのだ。

聞くところによると、意外に海が安定してない航路で季節によって結構便数も限られてくるらしい。

イスラエルに入る時に決めていた事があって、それはシリアに抜けるために入国時にパスポートへのハンコを拒否する事。

ちょっと勇気がいったけどもイミグレーションで思い切って云ってみた。

「シリアに抜けたいからハンコを押したくないのです」と。

そうすると、イミグレの女性は別紙を用意して、そこにハンコを押してくれたのだけれども、その後に別室に連れていかれた。

そんでもって、かなり長い時間をかけて荷物を調べられた。二時間近くかかった気がする。ドイツで麻薬所持の疑いをかけられてお尻の穴まで調べられたと云う人に会った事があるけども、この時には、僕自身はのほほんと傍に立って待っているだけでした。

それで、誰も居なくなったイミグレで待つ、連れの旅行者の元に戻ったのでした。

この頃から、それまである意味楽しかった国境越えが楽しくなくなってきた。

ああ、テロ時代のバックパッカー。

ヒースロー空港で今日も爆弾騒ぎかよー。

地獄の門は、「アルバム」

2006-08-08 22:47:23 | 異文化
Gate O Hell

行くまで知らんかったけども、パリにロダン美術館があります。

で、対した知識がないものの、どっかで見たことあるような銅像などを見て廻ったわけです。

そんでもってそこに書いてあった事の受け売りなんですが、

ロダンの作ったいろんな彫刻には、この「地獄の門」って言う作品から切り出して作ったものが結構ある、と。

よく見ると真中に「考える人」もいるなあ。

云ってみればアルバムを出してその後にシングルカットのパターンなのだなあ、とヘンなところに感心。

以前、このブログでブラッセルの小便娘の像は悲しい、犯罪的に悲しいような事を書き、Tomotubbyさんのブログにも一連の小便シリーズの投稿があって、楽しませてもらいましたが、「考える人」って云うのも、またヘンな像だ。

云ってみれば真っ裸で考えこんでるヘンなオヤジの像じゃん?

それなのに、なんだか笑えない変なオーラが漂っている。

不思議に思ってたけども、地獄を覗き込んでいるおっさんなら仕方が無い気がするよ。

エジプトの風呂上がり光景

2006-08-06 23:23:15 | 異文化
風呂上り?
エジプトのカイロ・ミュージアムで発見しました。

何処に入っても、こういうものが光って眼に飛び込んでくる体質です。

なんかヘナチョコでいいじゃん?

古代エジプトで風呂上がりの労働者を模写したものと思われる。でしょ?

イランの洞窟探検とは?

2006-08-04 23:43:54 | 異文化
Go inside of Cave!

イランのハマダンと云う所のあんましぱっとしない田舎に、大きな洞窟がある。で、中に貯まった水の中を船で突き進むツアーに参加できる。

市内からバスで二時間くらいかかる割には、それしか遊ぶものがない場所だ。暇人くらいしか参加しないかもしんない。

Water Of Cave

イランはさすが石油産油国だけあって、交通手段がすげえ安い。別に移動は貧乏旅行者にとってなんでもないけれど、ちょっと遠いなあ。

着いて見ると、思いっきり素っ気ない入り口が登場。不安感をあおるのさ。

入り口からいきなり船に乗る。狭めの入り口から、ぱっと視野が開けて広めの空間に出る。地下にこんな空間があるのかあ。ちょっと探検隊になった気分にはなる。洞窟の中を船で移動って云う体験はいままでないので興奮度は結構高かった。中は結構広い。ところどころライトアップされているので閉所恐怖症はない。

それで終われば良かったのだけれど、最後に中途半端なサイズのヘナチョコ恐竜がお出迎えなのさ。腰かっくん。ネタバレが過ぎるので写真は載せないけど。

最後に、途中で見かけた灰皿だかゴミ箱だかが、ちょっとヘナチョコ・テイストだった事を報告しておきます。個人的には好きです。ココ。

So, what?


命がけで撮った写真 at 王家の谷

2006-08-03 21:34:36 | 異文化
Hatsupt
この写真はエジプトで命がけで撮った写真なのだ。

まあ、時系列にお話しします。

その日、僕は、暑い中、チャリンコを漕いでハトシュプスト神殿までやってきた。

そんでもって、この神殿の壁に掘ってある文字(ヒエログリフっての?)を紙に写し取ろうとして鉛筆でゴシゴシやっているところを警備員に羽交い締めにされて止められた。

しかたなく観光してたけど、やる事がなくなったので次に行く事にした。

エジプトを普通の観光バスで辿った人は気がつかないかも知れませんが、実はハトシュプスト神殿と王家の谷は一山越えて隣り合っています。

地図を見てその事に気がついたのでショートカットをしよう!と試みました。

だって、チャリンコで暑い中、迂回路を通るのやだったから。

それで、崖をひたすら登り始めた。

結構急な崖で、途中、ずずずーー、と落ちて本当に死にそうになった。

この写真は、そんな思いをして頂上から撮った写真なのです。

ちなみに崖を越えるといきなり王家の谷のど真ん中に出て、びっくりした。

係員もビビってたな。

シンガポールの政府公認売春宿

2006-08-01 23:15:15 | 異文化
GeyLang

シンガポールにしばらく行ってました。

案内してくれた人が鬼畜系?だったので、結構、変な情報を貰った。僕自身はプロの女性のお相手をしないのだけどもねえ。

「何でも罰金」のお堅いイメージのシンガポールも売春はやりほうだい。というか、政府公認の売春宿が「Gey Lang」と云う地区にあって、金魚鉢と呼ばれてる。その中の女性は金魚鉢と呼ばれるガラス張りの中にいて、お客が指定して彼女の部屋に行き、事をいたすそうだ。彼女の部屋はその店の中にあり、そこで生活しているそうである。外人は1万二千円くらいだけども、シンガポール人は3千円少しでサービスを受けるといいます。

Orchard TowerやLucky Plazaと云うビルが街中にあって、ここは、パブやディスコが中に入っている。普通のパブやディスコじゃなくて、中の女の子は「働いて」いて、お客と一緒にホテルにいく。ベトナムやマレー、タイ、台湾、中国等、各地から来ている。タクシーの運ちゃんは「あそこは70%くらい元男性の改造系だからよした方がいーよー」と云ってた。

さらにKTVと云うカラオケもある。

これは、カラオケボックスなのだけども、女性がつく。気に入れば「お持ち帰り」出来るという。金額は八千円から二万円の交渉次第。

と言う、事だけれども、僕は、どうも、ねえ、試せなかったよ。

改造人間多いしね。