エルサレム、神殿の丘、嘆きの壁
エルサレムの古びた城壁の中に閉じ込められている旧市街の中に「神殿の丘」という場所があり、そこが聖地の中の聖地と言った場所になる。この写真の当時はそんなに緊張感はなかったけれども、警備は当然他の観光地よりは厳しい。列でならんで、身体検査してから入っていた。
「シャロンって人がエルサレムの神殿の丘を訪問するらしい」
「そうしたら、えらい事になりそうだから出国した方がいいよ」
実際、シャロン首相がこの非常に政治的な場所を訪問して今の自爆テロにつながる問題が噴出する事になる。その2週間ぐらい前に他の旅行者にこの話を聞いたのだった。正直、それが何を意味するのかあまりわかってなかったけども、なんかやばそう。と思った。イスラエルの物価の高さにも参っていたのでとりあえずヨルダン方面に向かう事を決意する
神殿の丘、岩のドーム
実はイスラエルに入国した時には他の日本人と一緒だった。彼は田舎の方へ行く!と言って入国後分かれた。それが本当に偶然、この半年ぐらい後になんとロシアに近いリトアニアに行く駅の構内でばったり出会った。
「あの事件でやばくならなかった?」
「うん、出国できなくなって、しょうがないからもう半年イスラエルにいた。ははは。田舎で働いてたよーー。」
まあ、無事でよかった。人それぞれだなあ。