国道5号線死亡

　うつらうつらとしていたら目覚ましで起床。駅へ行ってみるとちょうど車庫に引っ込んでいたDE15 1543がヘッドライトを点けて点検中。バルブをしようと思ったのですが、最悪なタイミングで踏切付近の除雪が始まってしまった。普段この時間やらねえだろ・・・。一旦大通りまで雪かきに行った隙をついて三脚をおっ立てて数コマパチパチ撮影したが、再び踏切側へ向かってきたので即座に撤収・・・冬場のバルブは町内の除雪作業の時間帯と被ると撮影し辛いです。気をとりなおしてニセコ〜昆布へ行く。暴風雪は止みつつあったが、厚い雲に覆われて羊蹄山なんぞ見えない。ニコンD5はISO3280000まで拡張できるのでライブビューにしたら真っ暗闇なのに背後の山の稜線が表示される。（笑）D4シリーズやD5・D6などの高感度耐性の強いカメラだとこのような環境だと強く暗視スコープみたいで面白い。真夜中の宇宙軒カーブで急行はまなす号撮影した時もピントが合って隣で撮影していた人が驚いていたのを思い出した。待つことしばし、林の向こうからライトが見えてきてラッセル車がやってきた。機関車本体が黄色の1542号機だ。ロイヤルでは散々撮影していますが、今シーズンのラッセルでは苗穂〜岩見沢〜北旭川運用ばかりで遭遇できなかったので今冬漸く撮影できました。さすがに下りは作業しなかったので上りのDE15 1542はウイングを開いて作業を行う。車をスタートさせ熱郛・黒松内〜二股・二股〜長万部で追っかけ撮影をして終点長万部駅へ。

明かりが足りないので車のヘッドライトを利用

夢中で撮影し終わったら晴れてきやがった！（怒）

　全部の撮影終わってから晴れて海から朝陽が昇ってくるのはムカつく。（笑）まあ、鉄道マニヤあるあるですね。夏場のロイヤルエクスプレスでの撮影を誓い、DE15 1542と別れて国道5号線を南下する。キハ40と並走したり駒ケ岳がブイに見えたりと快適なドライブだったのだが、大沼IC前を過ぎて大沼駅前への交差点の手前までの上り坂がツルツルアイスバーン状態で、何台ものトラックが登れず立ち往生。その後ろには50台以上の車が大渋滞となり国道5号線は完全死亡状態。国土交通省のパトロールカーも来たがどうにもならず騒ぎとなっていた。管理人側の車線もツルツルで前方の車がスリップして斜めに停車したのを見て即座に減速して停車したが、背後の車もぶつかりそうになり冷やっとしましたが何とか立て直して管理人の車の脇を避ける。ここで停車していても追突されるのがオチなので皆で協力して車間距離を開けて車列を組み、低速で麓まで降りる作戦で何とか無事に七飯の交差点へたどり着きました。久々に国道5号線走ってて緊張しました。ラッキーピエロに寄れなかったし、時間も余ってこのままレンタカー返すのもなんなので、藤城のハセストに寄って朝飯ゲット。

朝から買えるのは嬉しい

　新函館北斗駅ではやぶさ18号に乗り込み何とか新青森までは耐えたのですが、そこから仙台まで完全に睡魔に負けて落ちていました。やはりラッセル撮影は夜勤と変わらん。上野で降りたのですが、地下コンコースにラーメンの自動販売機と立ち食いスタンドが新たに設置されていました。次回はちょっと味見してみたいと思います。