ゆ~らぁ~
ゆ~らぁ~
うーーん…
船ん中?
気持ちいいぃ~
俺、膝に毛布かけてたっけ?
あっ、でも…ブルッ…サムッ。
下半身温かいのに上半身が寒い
この船大丈夫なのかぁ??
……ョン…ス…ギョ…ン…
うん?俺の名前?
誰かが俺を呼んでる??
ガシガシ!!肩を思いっきり揺さぶられて…
はっ!!
ぱっと目を開いてみると…
そこには心配そうな顔した
おばさん?
いや…俺はこの時、おばさんが
おばさんに見えなかった。
じゃあ何に見えたかって?
それは……
いや…おばさんはおばさんだよな!
決して…間違っても…「ドキッ」って
した事に対して意味なんかないんだ。
「ギョンス君!大丈夫?
具合悪いとか?
あっ!ごめんなさい!
りったん重いでしょ?!
りったん!!起きて!
りったん!」
「あ、、、起こさなくていいから。
仕事おわったんですか?
なら、僕がだっこして帰るんで、、、」
俺の膝の上でスヤスヤ寝てるチビ。
よっこいしょ。
俺はそのままぐっすり寝てるチビを
ぎこちなく抱き上げ、そのまま立ち上がった。
一瞬モゾモゾと起きかけたチビ、、
でもトントンって背中を軽くなでてやると、俺の首に腕を巻き付け顔を俺の頬につけてスースー寝息をたてながら、また眠ってしまった。
チビの温かい息づかいが妙にくすぐったい。
「ギョンス君、、代わるわぁ?
重いでしょ?
それに疲れたでしょう?
本当に今日はごめんなさい(><)」
俺は、特になにも答えずそのまま歩きだした。
「ハァ、ハァ、ハックショーーーン!」
俺の豪快なくしゃみに一瞬
ビクッ!?ってしたけど、
また寝入ってしまった。
「ギョ、ギョンス君?!
大丈夫?!
りったんにパーカー貸してたから
風邪ひいたんじゃない?」
そういや、なんか背筋がゾクッと、、
「い、いや、、チビの髪の毛がこそばかっただけだよ!?」
「……。」
チラッとおばさんを見ると
申し訳なさそうに早歩きで歩く
俺を小走りに後を追いかけくる。
少しだけゆっくり歩いてみる。
「ギョンス君って小さい子供の扱いに慣れてるのね。」
「いや、、昔犬飼ってたくらいで、、」
「えっ?、、プッ、犬 ?!」
あっ!失礼だよな!!
子供と犬を一緒にするなんて!
でも、、、正直犬とチビって、、
なんとなく似てるんだけどな、、
「い、いや、、その、なんだ、、
その犬もそのぉ、すっげなついててかわいいかったんだよ、、」
あっ!!
俺、何言ってるんだぁ!!!
「フフフっ、、りったんね、、あんまり男の人に慣れてないの。産まれた時からね男の人のいない環境で育ったの。
だからね、、リョウク君やギョンス君になついてるのを見て、本当驚いてるの。」
産まれた時から男の人がいない、、
それって、、、
未婚の母、、
なんかこのおばさんポヨヨンとしてるから、あまり苦労してるように見えないけど、きっとチビと2人で必死に生きてきたのかなぁ、、、
それっきり会話もなく無言のままで
帰ってきた。
なぜかそれでもいいような気がした。
家の前に来て、そっとおばさんにチビを渡す。
「ギョンス君、、今日は本当にありがとうね。じゃあ、、また、、」
そう言って家の方に向いた時、
寝ていたチビが目をゆっくり開け
おばさんの肩越しから小さな手を
ゆっくり俺に向かって降っていた。
俺もチビに向かって手を振り
2人が家の中に入る迄そこで
立ち止まって見ていた。
ハァ、ハァーーへィくショーーーン!!!
やべっ!!!
風邪ひいたかなぁ?
ヒョーン!!
ヒョーン!!
生姜湯つくってぇ!!ヘックション!
………☆……
ゆ~らぁ~
うーーん…
船ん中?
気持ちいいぃ~
俺、膝に毛布かけてたっけ?
あっ、でも…ブルッ…サムッ。
下半身温かいのに上半身が寒い
この船大丈夫なのかぁ??
……ョン…ス…ギョ…ン…
うん?俺の名前?
誰かが俺を呼んでる??
ガシガシ!!肩を思いっきり揺さぶられて…
はっ!!
ぱっと目を開いてみると…
そこには心配そうな顔した
おばさん?
いや…俺はこの時、おばさんが
おばさんに見えなかった。
じゃあ何に見えたかって?
それは……
いや…おばさんはおばさんだよな!
決して…間違っても…「ドキッ」って
した事に対して意味なんかないんだ。
「ギョンス君!大丈夫?
具合悪いとか?
あっ!ごめんなさい!
りったん重いでしょ?!
りったん!!起きて!
りったん!」
「あ、、、起こさなくていいから。
仕事おわったんですか?
なら、僕がだっこして帰るんで、、、」
俺の膝の上でスヤスヤ寝てるチビ。
よっこいしょ。
俺はそのままぐっすり寝てるチビを
ぎこちなく抱き上げ、そのまま立ち上がった。
一瞬モゾモゾと起きかけたチビ、、
でもトントンって背中を軽くなでてやると、俺の首に腕を巻き付け顔を俺の頬につけてスースー寝息をたてながら、また眠ってしまった。
チビの温かい息づかいが妙にくすぐったい。
「ギョンス君、、代わるわぁ?
重いでしょ?
それに疲れたでしょう?
本当に今日はごめんなさい(><)」
俺は、特になにも答えずそのまま歩きだした。
「ハァ、ハァ、ハックショーーーン!」
俺の豪快なくしゃみに一瞬
ビクッ!?ってしたけど、
また寝入ってしまった。
「ギョ、ギョンス君?!
大丈夫?!
りったんにパーカー貸してたから
風邪ひいたんじゃない?」
そういや、なんか背筋がゾクッと、、
「い、いや、、チビの髪の毛がこそばかっただけだよ!?」
「……。」
チラッとおばさんを見ると
申し訳なさそうに早歩きで歩く
俺を小走りに後を追いかけくる。
少しだけゆっくり歩いてみる。
「ギョンス君って小さい子供の扱いに慣れてるのね。」
「いや、、昔犬飼ってたくらいで、、」
「えっ?、、プッ、犬 ?!」
あっ!失礼だよな!!
子供と犬を一緒にするなんて!
でも、、、正直犬とチビって、、
なんとなく似てるんだけどな、、
「い、いや、、その、なんだ、、
その犬もそのぉ、すっげなついててかわいいかったんだよ、、」
あっ!!
俺、何言ってるんだぁ!!!
「フフフっ、、りったんね、、あんまり男の人に慣れてないの。産まれた時からね男の人のいない環境で育ったの。
だからね、、リョウク君やギョンス君になついてるのを見て、本当驚いてるの。」
産まれた時から男の人がいない、、
それって、、、
未婚の母、、
なんかこのおばさんポヨヨンとしてるから、あまり苦労してるように見えないけど、きっとチビと2人で必死に生きてきたのかなぁ、、、
それっきり会話もなく無言のままで
帰ってきた。
なぜかそれでもいいような気がした。
家の前に来て、そっとおばさんにチビを渡す。
「ギョンス君、、今日は本当にありがとうね。じゃあ、、また、、」
そう言って家の方に向いた時、
寝ていたチビが目をゆっくり開け
おばさんの肩越しから小さな手を
ゆっくり俺に向かって降っていた。
俺もチビに向かって手を振り
2人が家の中に入る迄そこで
立ち止まって見ていた。
ハァ、ハァーーへィくショーーーン!!!
やべっ!!!
風邪ひいたかなぁ?
ヒョーン!!
ヒョーン!!
生姜湯つくってぇ!!ヘックション!
………☆……