久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【起業家応援ブログ 大阪支社】

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大阪日記「Englishスピーチ&でき若ディスカッション」

2012年08月26日 | あさけん(朝の実務者研修講座)

大阪日記
8月17日
PC担当:杉田



<1分間スピーチ>
1人目 渡邊さんのスピーチ
パラフレージングの重要性についてお話します。ビジネスの場ではお互いが英語のネイティブスピーカーではない状況で話をすることがよくあります。実際、顧客先の連結決算業務の際にインドネシアの担当者と話すことがありました。そういった場合に重要なのは、言葉を相手に伝わるように言い変える力です。英語のレッスンを受けているときは、先生がサポートをしてくれますが、ビジネスの場ではそうはいきません。この朝研修の参加者の多くはネイティブスピーカーではありませんので、言葉を相手に伝わるように言い変えるスキルの向上に取り組まれることをお勧めします。

<スピーチに関する意見・質問等>
【深野さん】
 クセのある発音やアクセントに慣れるためにどのような取り組みをされていますか。

【渡邊さん】
音読です。昨年までニュージーランド人のショウさんの発音が聞き取れませんでしたが、ショウさんが「できる若者は3年で辞める(英語)」を読み上げる際に小声で音読するようにしたことで聞き取れるようになりました。

2人目 浅野さんのスピーチ
 他人の状況を理解することについてお話します。顧客や同僚の状況を、時間や進捗と到達目標を踏まえて、考える必要があります。そのためにはコミュニケーションスキルが重要になると思います。この会社は積極性やコミュニケーション能力やリーダーシップが、実務のスキルより重要視されています。その考えに賛成です。

 
<スピーチに関する意見・質問等>
【黒岩さん】
 研修段階で考えているよいコミュニケーションとは何でしょうか。

【浅野さん】
 自分から積極的にコミュニケーションを取ることです。自身で解決できる課題は自身でやり、できないことは受身にならずに同僚に積極的に聞いています。 

【ショウさん】
 コミュニケーションにおいて改善したことはありますか。

【浅野さん】
 当社はリーダーシップや積極性を持った人が多いので、その方法をよく見て学んでいます。そして学んだことを実際に行うことが大切だと思います。

<「できる若者は3年で辞める!」ディスカッション(英語)>
P191~193「「ゴール」を目指すか「道」をつくるか」
Q1 あなたの1年後や、3年後5年後等での目標を教えて下さい。
Q2 目標到達のためにどのような障害があると思いますか。

【恵谷さん】
 1年後には簿記1級を、10年後には税理士資格の取得を目指しています。
 進捗としては、税理士試験の場合前提条件として簿記1級を合格しなければ受験できないので、まだスタートラインにすら立てていません。簿記1級の進捗は50%ぐらいです。二つのマイルストーンとも障害は会計知識の不足です。

【浅野さん】
 一日どのくらい勉強していますか。

【恵谷さん】
 2時間くらいです。

【浅野さん】
 簿記の1級に合格できるのではないかと思います。しかし、10年後の目標を達成するには簿記だけではなく他の税理士科目の勉強も必要です。なぜ10年後に目標設定したのですか。

【恵谷さん】
 私の知り合いが10年後に受かったので、それを参考にしました。

【浅野さん】
 1年後の目標は公認会計士試験に合格することです。10年後は経験や知識、リーダーシップを持った人材になり、価値を顧客に提供することです。
 リーダーシップの欠如が一番の自身の課題と認識しています。10年後の目標にはリーダーシップが必須となります。リーダーシップを積極的に身につけていきたいです。

【橋口さん】
1年後には連結会計のスペシャリストになります。3年後には会計士の試験に合格し、10年後には財務捜査官となり活躍しています。障害となるものはモチベーションの低下です。

【渡邊さん】
 この5年でビジネスの基礎スキルの習得と専門知識の習得を目指しています。基礎スキルは、問題解決、英語、経営とITの習得を目的として、現在大学に通っており、MBAの取得をマイルストーンとしています。専門知識は会計です。簿記+TOEIC→BATIC→USCPAの順で学習を進めています。また、会計とは別に、もう1つ専門分野の習得を考えていますがどのような分野にするかは現在検討中です。
私にとって乗り越えるべき課題は、時間管理です。

以上

大阪日記「Englishスピーチ&でき若ディスカッション」

2012年08月19日 | あさけん(朝の実務者研修講座)

大阪日記
8月16日
PC担当:渡邊(隼)

蒸し暑い日が続きますが、夏バテしないように食事から気をつけていきましょう。

<1分間スピーチ>
1人目 浅野さんのスピーチ
本日は、皆さんに私のことを知って頂くために自己紹介をしたいと思います。
以前働いていた時に良い会社とは何かを考えました。安くて良い製品を消費者に提供していても、もし会社が倒産してしまったら、消費者に迷惑をかけてしまうと思います。そこで企業の利益やCFについて学びたいと思いました。現在の目標は公認会計士になることです。そしてその知識を仕事に活かしたいです。

<スピーチに関する意見・質問等>
【恵谷さん】
前の会社の業種と、そこで浅野さんの経験された職種を教えて下さい。また、現在取得済みの資格についても教えて下さい。

【浅野さん】
食品会社です。スーパーマーケットやコンビニに製品を販売していました。私は工場で10カ月製造の仕事の携わり、その後上司に相談して経理部に異動しました。資格は、日商の簿記1級を取得しました。

【黒岩さん】
 これまで当社で研修を受けてきて、成長できたことを教えて下さい。

【浅野さん】
 コミュニケーションの重要性について学ぶことができました。特に先輩方のリーダーシップや積極性に刺激を受けることができました。


2人目 西井さんのスピーチ
 影響力について話します。自分の発言や行動は、少なからず他の人に影響を与えています。自分では些細なことだと感じている発言や行動でも、他の人にとっても同じだとは限りません。過去に自分でも悪い癖だと感じていることが、他人に移っていることを感じたことがあります。この経験を踏まえて、日常の些細なことでも他人にも影響を与えるということを知っておかなければならないと考えています。

 
<スピーチに関する意見・質問等>

【黒岩さん】
西井さんが今回私たちに伝えたかったことを教えて下さい。

【西井さん】
小さなことでも影響を与えるということです。その影響には良いものと悪いものがありますので、気を付けなければなりません。

【浅野さん】
 どのような行動が良くない影響を与えると思いますか。

【西井さん】
 ネガティブな発言をすることや怠慢な態度をとってしまうことが一つの例だと思います。


3人目 杉田さんのスピーチ
グローバリゼーションと教育についてお話します。90年代には日本製品の消費者は米国と日本でマーケットの40%を占めていました。しかし現在は、アジアを中心とする新興国の成長が著しく、米国のシェアは奪われ、日本の消費者の割合は全体の8%程度です。我々はグローバリゼーションをすることが急務であると思います。
英語で行う朝の研修は、英語を学ぶ貴重な機会です。上場企業でも、研修に毎朝1時間半もの投資する会社はなかなかないと思います。この朝研の機会を大切にしていきたいです。



<スピーチに関する意見・質問等>
【渡邉(の)さん】
 この朝の研修で何を学びますか。

【杉田さん】
 積極性と英語です。
 特に、研修でアウトプットの機会を活かすことで英語のスキルを高めます。

【黒岩さん】
 当社では研修を通じて国際化に向けて取り組んでいますが、他の会社は英語学習の他にどのように国際化を進める必要があると思いますか。

【杉田さん】
 上司が外国人という環境になれば、おのずと英語のビジネススキルやグローバルな視点が養えるようになると思います。

【浅野さん】
 国際化を進める上で最も必要なのは人間力であり、ただ英語ができるだけでは通用しないと思います。



<「できる若者は3年で辞める!」ディスカッション(英語)>
P188~189「社会に価値を与えられる人間になるには」
Q1 あなたの強みは何ですか。
Q2 その強みを活かし、貢献するために何をすべきですか。

【杉田さん】
 私の強みは、観察力です。状況を理解し、その場に必要なコミュニケーションをとることで貢献します。

【ショウさん】
 どのように周囲の人を手助けしますか。

【杉田さん】
 観察をもとに積極的に話すことで、周囲のモチベーションを高めます。

【浅野さん】
 私の強みは計画を作成し、実行に落とし込む力です。計画だけでは何も変わりません。行動することでのみ、変化を起こすことができます。
 私一人で解決出来る問題は少ないです。多くの人とコミュニケーションをとり、力を合わせることで、大きな問題も改善することができます。

【黒岩さん】
 実際に、周囲の人に貢献できたエピソードを教えて下さい。

【浅野さん】
 大学生の時に友人と旅行に行く機会がありました。しかし誰も計画を作りませんでした。そこで私が旅行の計画を作成し、周囲に貢献しました。

【渡邉(の)さん】
私の強みは、心配性であることです。以前は、弱みだと思っていましたが、仕事が正確に出来ることに繋がり強みだと思うようになりました。

【杉田さん】
 マネジメントにおいては、自分だけではなくチーム全体のことを考える必要があります。
 あなたの強みを活かすことで、周囲にどのような貢献ができますか。

【渡邉(の)さん】
私は、仕事が正確に出来ると、他のスタッフから信頼を得ることに繋がると思います。そうする事で、色々な仕事を任せて頂く事や、私の意見を取り入れて頂く事に繋がるので、その会社に貢献できると考えます。

【西井さん】
私の強みは新しいことに積極的に取り組めることです。
様々なことに対応するためにさらに勉強しなければなりません。

【恵谷さん】
 新しい取り組みにチャレンジする際、どのようにモチベーションを維持しますか。

【西井さん】
 新しいことに取り組めば、様々な刺激を受けますのでそれがモチベーションにつながります。

【渡邊(隼)】
経験が私の強みです。外資系企業での経理総務や内部統制といった多くの貴重な経験を積むことができました。
経験からの学びや知識を後輩に還元することで会社に貢献したいと思います。

【浅野さん】
 当社での最初の出向経験について教えてください。

【渡邊(隼)】
 太極拳のグッズを輸入・販売する会社での経理業務が、私の最初の経験です。

【恵谷さん】
 私の強みは話し方です。以前、お客様から話し方が丁寧だと評価されました。この強みを活かして顧客からニーズを引き出しやすくすることで貢献したいと思います。

【黒岩さん】
 私の強みはポジティブシンキングとアグレッシブシンキングです。
 私が中心となって新しい仕事を開拓することで多くのチャンスを創出します。

【浅野さん】
 ポジティブシンキングと、多くのチャンスを作り出すことの関係性についてもう少し説明して下さい。

【黒岩さん】
 多くのチャンスは、今までと違った環境に身を置くことで得ることが出来ます。しかし、新しい環境に取り組む際、不安を感じることがあります。そのような時に積極的な姿勢があれば、そのチャンスを手に入れることが出来ると私は考えています。
以上

大阪日記「3分間スピーチ」

2012年08月19日 | あさけん(朝の実務者研修講座)

大阪日記
8月14日
PC担当:長戸

本日のPC担当は長戸です。本日は、お盆でありお客様がお休みされていることも多いですが、気を引き締めて業務を行っていきましょう。


<3分間スピーチ>

1人目 浅野さんのスピーチ
 道とマイルストーンについて、話をしたいと思います。道は一生かけて追求するものであり、マイルストーンは道を達成するための目安になるものだと認識しています。私は「10年後にどうありたいか」を意識し、日々の業務を行っています。しかし道というのは終着点がないからこそ、日々の業務への落とし込みが難しいのではないかと思います。

<スピーチに関する意見・質問等>
【黒岩さん】
 要点をまとめると、どのようなことを伝えたかったのでしょうか。

【浅野さん】
 理想とする「10年後の自分」になるためには、こうあるべき「1年後の自分」があり、さらに自分が今日達成すべき目標へ落とし込んで、日々の業務に取り組んでいます。しかし道とは永遠に続くため、完成像がないと思います。完成像がないため、「10年後の自分」と繋がりにくく、悩んでいます。

【黒岩さん】
 初期の段階で、「道」が見えにくいという状態は仕方ないと思います。まずは身近な目標を達成することに目を向けて良いのではないでしょうか。その中で目標を達成した後、どうしたいのかを考えて行けば良いと思います。なぜその目標を達成したいのかを追求することで、道が見えてくることもあると思うので、継続して目標に向かって努力し、且つ「なぜ」を追求し続けてください。

【浅野さん】
 理想の「10年後の自分」はありますが、そこで思考が止まっていたので、さらに「なぜ」を繰り返すことで道についても考えていきたいと思います。

【深野さん】
 人間の一生を基準として考えれば、時間は有限であり出来ることは少ないですが、経営者層になればなるほど自分がいなくなった後の会社のことや、後輩達のこと、社会貢献を考えているので、視野が広く、道には限りがありません。経験を積むごとに視野が広がり、やるべきことが見えてくるかと思います。

【廣庭さん】
 自分の経験に基づいて気付いたことを、シェアし気付きを与えることが目的とするのが3分間スピーチです。また、積み上げ方式で物事に取り組んでいると、モチベーションを保ち辛いというデメリットがあります。


2人目 廣庭さんのスピーチ
 よくマラソンなどを見ていると「ランナーズハイ」という言葉をよく聞きます。私も昔陸上部に所属していて、これが「ランナーズハイ」ではないかという感覚になったことがあります。その後、これに近い感覚になったことがあります。税法の条文を繰り返し覚えた後に感じた「これを周りの人に表現したい、実際に仕事でお客様に役立てたい。」という瞬間です。私はこの表現したいと思える分野を深め、広げていくことで専門性を高めて頂きたいと思います。


<スピーチに関する意見・質問等>
【浅野さん】
 クライアント先で、専門性によって貢献できることの具体例はありますか。

【廣庭さん】
最近では国際セミナーの各国の税務を毎週担当させて頂くことで人に伝えることが楽しいと感じる瞬間があります。

【金沢さん】
 国際事業の勉強をしようと思っている方に、廣庭さんからアドバイスするならば、どのようなことを伝えますか。

【廣庭さん】
 税務の場合、まずは日本の税法を知ることにより他の国の税法や国際税務に繋げ易くなると思います。

【深野さん】
 私も学生時代に陸上部に所属していたのですが、ランナーズハイは、普段から努力をしており、肉体的にも精神的にも限界を超えたときに起こるため、限られた人にしか起こらない状況です。これまで、初めてクライアント先で業務をしていた際に、分からないことだらけでとにかく勉強し、限界を超え、ある瞬間に全てが繋がりランナーズハイに近い状態になったことがあります。
廣庭さんも社歴が長くなってきており、新しい人に知識や経験を伝えていかなければならない立場になっているかと思います。

【黒岩さん】
 忙しい状態が続くと仕事をやっている気になってしまいます。初期の段階では時間を使って仕事をすることは必要かもしれません。しかし、多くの経験を積んでいる人は、短時間で仕事をするように工夫をする必要があります。


以上

大阪日記「3分間スピーチ&クレドカード研修」

2012年08月19日 | はじめに 「経営理念」

大阪日記
8月13日
PC担当:北口

本日のPC担当は北口です。今年のオリンピックには本当に感動させられました。私たちも、仕事の現場においてお客様を感動させられるようになりましょう。


<3分間スピーチ>
1人目 浅野さんのスピーチ
 PDCサイクルについてお話します。大学時代は、特に計画を立てることはありませんでした。しかし、それは計画が必要なかったのではなく、学校など他の人が計画を立ててくれていたからです。人の立てた計画だと検証ができませんでした。大学院に行って計画の重要性を知りました。大学院の研究その場しのぎでは、なかなか自分の思ったとおりに進みませんでした。先輩に相談したところ「事前にしっかり計画をすること」あとは「計画通りに機械のように進めばいい」と仰っていました。事前の計画を間違えないように実行し、検証するということを今後お客様のところにいっても気をつけていきたいと思います。
 
<スピーチに関する意見・質問等>
【中島さん】
 浅野さんが社会人経験の中でどのようにPDCサイクルをまわしていましたかを教えてください。そして、今度TCGで働くにおいてPDCサイクルをどのように活かしていくかについても教えてください。

【浅野さん】
 前職では会社としてのPDCサイクル、部署としてのPDCサイクル、個人のPDCサイクルをリンクさせるのが難しかったので、なかなかうまくできませんでした。今後当社で働く上で、自分のベクトルと会社のベクトルをいかに合わせていくかが最も大切だと感じています。

【深野さん】
前職では、会社と個人の方向性が合わなかったとのことでしたが、今後TCGでそのように感じた場合にどうするか、また、今後どう行動していくのかを教えてください。

【浅野さん】
 難しいですが、どうにかして合わせていかなければならないと思います。細かい部分はいいですが根本的な経営理念と自分の考えにズレがあると離職せざるを得ません。でき若を読むなどして、考えをすり合わせていきたいと思います。
 今度、出向する機会があれば、今の段階でできることをよりレベル高くやっていきたいと思います。

【中島さん】
 研修1日目からスピーチされていると思いますが、何か変化はありましたか。

【浅野さん】
 自分の経験をよりスピーチに取り入れることで、聞き手が私の考えをトレースできるように心掛けるようになりました。

【古川さん】
 大阪支社にどのような便益をもたらしていきたいとお考えですか。

【浅野さん】
 まだ大阪の全体像がつかめていないのですが、人数も全然東京と違います。同じことをしていたら、人数が少ない分活気がないように捉えられます。スケールメリットで東京に負けないようにより積極的にやっていきたいと思います。

【古川さん】
 常々元気にやって頂きたいと思っています。大阪支社に足りないのは元気だと思います。

【浅野さん】
 人数が少ない分、密にコミュニケーションが取れることはメリットだと思うので、コミュニケーションをしっかり取りたいと思います。

【北口さん】
 面接を通して、浅野さんに対して誠実な印象を持ちました。経験もお持ちということですし来週から研修生が2名入られるので、来週から先輩社員として活躍されることを期待しています。

2人目 深野さんのスピーチ
今年2月からチェンナイに赴任しており、現在一時帰国しています。2008年に入社し、入社以降数社クライアントで業務を行っていましたが、当時は新卒入社で未経験であったため出向後は大変苦労しました。しかし、当時の経験が非常に今、役に立っていると感じます。インド赴任前も準備はしていましたが、やはり赴任する前の想像以上に大変でした。 
日本のクライアントが求める水準をインド人スタッフに求め、管理していかなければなりません。納期に対する意識や、仕事に対する考え方の部分を共有することが重要です。
また、予想外のことが起こることもありますので、常にPDCAの回転を意識しています。また、日本人が一人のため、何かあれば東京本社や名古屋支社など他の拠点とも連携し、仕事をしていく必要があります。
また大阪は、発信力が弱いと感じます。海外から見ていると、今、大阪が一体何をしているのかわからない時が多いです。あさけんももっと指摘し合ったりする環境が以前はありました。自分自身の経験の蓄積と、国際事業をどうリンクさせていくかを考え、大阪国際事業部はもっと発展していかなければなりません。

<スピーチに関する意見・質問等>
【渡邊さん】
 仕事の進め方(特にスケジュール管理)について、海外での仕事を通して得た気づきを教えて下さい。

【深野さん】
最初は自分一人で業務を行い対処しがちだったのですが、次第に限界を感じるようになりました。そのため、彼ら自身に全てをやらせないと仕事が回らず、自分自身が潰れてしまうと身をもって感じました。またインドに赴任する以前は、日本人の考え方・インド人の考え方の違いという意識が強かったのですが、そうではなく日本もインドも、双方が「国際基準」を意識する必要性を感じています。顧客が求めるスピードやサービスは何なのか、インド人に日本の基準を求めるということではなく、我々日本人自身も国際基準を考え、とことんインド人スタッフと話し合い、仕事を組み立てて行く必要性も感じました。

【中島さん】
 国際事業というのは会社設立をするというイメージが強いですが、深野さんが現地で実際にどのような業務に携わっているのか具体的に教えてください。

【深野さん】
会社設立のサポートも行いますし、設立後の会計、税務、監査などが基本的なサービスとなります。私が赴任する以前の事が原因で問題が起きたことがありましたが、その対処にとても苦労しました。一番問題だと感じたのが、以前赴任されていた方とインド人とのコミュニケーションが上手くいっていなかったということです。日本人が指示をして、インド人がその通りに動くという構図となり、その間のコミュニケーションエラーがあったため問題が起きてしまいました。そのため、それ以降朝のミーティングなどでインド人スタッフと細かく情報共有を行うようにしました。また、常に勉強をして知識をアップデートして行く必要があります。彼らにもそれを求めますし、その分私自身も努力する必要があります。
また、本来的には会社の規模が大きくなればクライアント側で内製化して経理の人員を雇用する必要があるため、単なる記帳代行などのサービスは必要が無くなっていきます。  
その後は単なる記帳代行だけではなく、より付加価値の高いコンサルティング業務を今後もっと増やしていかなければならないと感じています。

【浅野さん】
 大阪の発信力が弱いと東京でも言われました。待機人数が多いのに以前の方が、発信力が強かったのはなぜでしょうか。また、待機人数が多い中でどうやって自分を磨き、努力されていたのでしょうか。

【深野さん】
待機人数が多いと、何としてでも出向したいというハングリー精神や売上、利益に対する意識がありました。そのため、勢いがあったのだと思います。たとえ、大阪が頑張っていたとしても、それが本社や他の支社に伝わっていなければ意味がありません。国際に関わっていきたいという声もなかなか聞こえてこないので、それが残念な部分ではあります。 
また、当時私は目の前の仕事に常に全力で取り組もうと意識していました。目の前の仕事に真剣に打ち込めなければ、クライアント先での業務を行うことはできないと考え、目の前の仕事を1つ1つ着実にこなすことで自分自身成長していこうと考えながら仕事を行っていました。

【古川さん】
 辞めようと思ったときに思い留まれたきっかけは何だったのでしょうか。

【深野さん】
退職を考えた時、周囲の人がそれまでの頑張りを見てくれていたためか、引き止めてくれる人が多くいました。いろんな人と話をする中で、せっかく1年続けてきたのだから、1度はクライアントで仕事するまでは続けようと考えが変わりました。

【古川さん】
 確かに現在はハングリーさがないと感じます。また離職率も高いです。周囲のモチベーションを上げるためにどうするべきでしょうか。

【深野さん】
離職率が高いことを私は問題視していません。仮に、当社の方向性と自分の方向性が違うと感じるのなら、すぐに辞めるべきだと思います。その方が、会社のためにも個人のためにも良いと思います。しかし、当社にはチャンスがあります。一般の会社に比べとても自分自身の考え方をしっかり持たなければ苦しいです。しかし、当社ではいろんなお客様と関わり、自分自身で仕事を組み立てていかなければならないという部分が面白く、その分成長できると思います。

【北口さん】
 日本で仕事をされていた時と比べ、国際事業で特に必要な能力などがあれば教えてください。

【深野さん】
日本での仕事も海外での仕事も基本的なことは何も変わらないと思います。国際事業だから特に必要となる能力はないと思います。日本にいても海外にいても、重要なのは問題が起きた時にどのように解決するか、どのように仕事を組み立て、クリアしていくかという考え方の部分や、意識の部分だと思います。

【北口さん】
 仕事を組み立てて行くときに意識されていることはありますか。

【深野さん】
『やったことがない。』ということを言い訳にしないことです。常日頃から、事前にどのような問題が起こるかを想定し、あらゆる準備をしておくことです。人から教わったことや本で読んだことなどをそのまま取り入れるだけではなく、本には書かれていない応用の部分に対してどれだけ準備し、考え、実行に移すかということです。


<クレドカード研修>
【渡邊さん】
Ⅳ 仕事に戦略性がある人 
 最近は、WBS等のツールを取り入れ、自身のスケジュール管理改善に取り組んでいます。来週から新しい案件で出向しますので、今週のうちに計画を詰めておきたいと思います。

【深野さん】
渡邊さんは社歴が長く、いろんな経験を積まれています。ご自身の経験をもっと周囲に発信し、大阪支社発展のためにフィードバックしていってあげて下さい。

Ⅲ 結論が出すのが早い人 
確かに、その場で考えた時間の長さと結論の妥当性は比例しません。しかし、いざ結論を出さなければならない状況になる前に、どれだけ事前に準備をしておくのかということが重要です。とりあえずすぐに結論を出せばよいということではありません。常に意識し、考えながら業務を行って行く必要があります。

【浅野さん】
 結論は早いほうが良いですが、だからといって思いつきで良いわけではありません。

Ⅴ 初めての仕事に積極的に取り組める人
 今は初めての仕事を多く経験できるチャンスだと思いますので、そういう中で積極的に取り組みたいと考えています。

【古川さん】
 2日目から先輩であるという気持ちで行動していただきたいです。
来週から研修に来られるので、そういった方たちにも先輩として気づきを与えていけるようにしていただきたいです。

Ⅵ 仕事に付加価値を付けられる人

【北口さん】
 現在行っている人事総務の業務にどう付加価値をつけるか、という視点を持って業務を行うことが大切だと思います。

Ⅳ 仕事に戦略性がある人
 時間管理をすること、デスクや書類を整理することなど基本的なことが疎かになっていたので、そういった仕事の基本的な部分を見直すことでより戦略的に業務に取り組んでいきたいと思い、Ⅳを選びました。

【中島さん】
 3、4ヶ月前に比べて、様々な業務に携わっていますが、今やっている業務で精一杯になっている印象があるので、こちらとしてもできる限りのサポートをして気持ちに余裕を持っていただき、かつより付加価値を与えられるようになれればと思います。

Ⅸ 人と違ったことができる人
 営業電話リーダーをしていますが、前任の方と同じことをするだけではなく、自分らしさを出していきたいと思っています。営業電話実績をもっと会計学的に分析して、パフォーマンスを評価する仕組みをつくりたいと思います。

【渡邊さん】
 今のやり方にどのような問題があるのでしょうか。

【中島さん】
 今、特別問題があるというわけではありません。より良くするためにどうすれば良いかという見地で改革していこうと思っています。実績だけで見てしまいがちですが、結果だけではなく生産性達成率を見て誰ががんばっているかという分析も大切だと思います。まだ検討段階ですが、スタッフを「がんばっていて、かつ結果を出せる人」にしていきます。

以上

大阪日記「Englishスピーチ&でき若ディスカッション」

2012年08月19日 | あさけん(朝の実務者研修講座)

大阪日記
8月10日
PC担当:中島

本日のPC担当は中島です。昨日のなでしこJAPANや吉田選手には感動させられるものがありました。私たちも周りの人を感動させられるようにしましょう。


<1分間スピーチ>
1人目 坂本さんのスピーチ
今年はオリンピックの年ですが、私も好きなスポーツを見ていました。私が見ていたあるスポーツでは最近、審判をジャッジするジュリーというシステムが導入されました。審判の誤審を防ぐためのシステムだったのですが、今回は失敗したシステムだったと感じました。それは、ジュリーの権限が強すぎて審判の判断が何度も変更されてしまったということです。また今回は、審判が自分で判断をしなくなってしまう場面も見受けられました。
何かを改善するために変更することは良いことですが、本質を見据えた改善を見失った例なのだと感じました。

<スピーチに関する意見・質問等>
【渡邊さん】
ジュリーが審判をジャッジするシステムは良いアイデアのように感じますがいかがでしょうか。
例えば、以前にも誤審で金メダルを逃した選手がいましたが、当時このジュリーのシステムがあれば、そういったことがなかったのではないでしょうか。

【坂本さん】
スポーツの審判は非常に難しいです。そのため誤審を防ぐシステムは良いアイデアであり、過去の誤審も防げたとも思います。しかし、今回はジュリーが何度も結果に対し意見を出し、それに審判が振り回されました。ジュリーの権限が強すぎたことと審判の質が低すぎたことが問題だと感じました。そのため、審判の存在そのものが形骸化し、試合結果が何度も変更されることになってしまい、努力し力を出し切った選手に対し非常に失礼な試合となってしまったと感じました。システムが悪かったというよりも、審判の質を上げることが優先なのではないかと感じました。

【長戸さん】
 坂本さんとしてはこのシステムをどう思っていますか。

【坂本さん】
今回の話はビジネスにおいてもスタッフとマネジメント層に置き換えることができます。しかし、審判のポジションであるミドルマネジメント層の質が低すぎるとミドルマネジメントが不要となってしまい、システムが機能しなくなってしまいます。今回はまさしくこれに該当したと思います。そのため、システムの構築よりもミドルマネジメント層の質を上げることが重要なのだと、今回私は感じました。

【長戸さん】
 システムが良くても人が成長しなければうまく運用されません。そうでなければ、よい方向に向かっていきません。

【杉田さん】
 弊社の派遣モデルの2階建てにも同じことが言えると思います。スタッフとシニアスタッフの意見やレベルが違うとお客様に不安がられてしまうので、我々スタッフのレベルを上げる必要があると感じました。


<「できる若者は3年で辞める!」ディスカッション(英語)>
P182「人生のタイムマネジメント」
Q1 あなたはどのようにタイムマネジメントを行っていますか。
Q2 なぜ、そのように行うのですか。

【杉田さん】
 月報はタイムマネジメントの手段として活用しています。加えて、週に1回反省をする時間を設けて次週の計画も行っています。私は、タイムマネジメントが苦手です。週一回を一日一回に近づけるなど暫時反省する機会を作っていきたいです。

【坂本さん】
 朝に、その日に何をすべきなのかを大まかに描くようにしています。過去の例でいえば、公認会計士試験の勉強のときに、午前は監査論、午後は租税法、夜は管理会計論というような形で、毎日3科目を選んでバランス良く勉強するようにしました。自分が決めた勉強に関するテキスト等のみを持ち出し、自分が決めたものを意識して集中するようにしました。

【古川さん】
 タイムマネジメントはもちろん重要ですが、何よりも重要なことは、ルールを作ってそれを続けることであると思いました。私の中ではこれを「規律の下僕になる」という捉え方でいます。例えば、一日に24時間ある中で、必要不可欠な時間と、不必要な時間に分け、不必要な時間を極力削除するように考えて行きます。例えば、睡眠時間は6時間、仕事時間は8時間、勉強時間は5時間を必要時間だとすると、残りの5時間で食事をし、風呂に入りますが、それらの時間を減らすことで勉強時間も増えていきます。また他の時間がどうあれ、勉強時間は絶対に減らしてはいけません。これこそが規律です。

【北口さん】
 まずタスクを緊急性、重要性で分類します。そして、重要性が高い業務から先に行います。私の場合、緊急性が高い業務は締め切りが迫ればやる気になりますが、緊急性が低い業務はたとえ重要であっても疎かにしてしまう傾向があります。重要性が高い業務を先に行うことで、すべてのタスクを行うようにしています。

【黒岩さん】
 緊急性と重要性の観点からタイムマネジメントを実施することは重要です。私はその点を意識して、手帳を使ってタイムマネジメントを行っています。
 
【中島さん】
 私は、長期的目標・中期的目標・短期的目標というものを意識して、それらをブレークダウンさせてタイムマネジメントを行っています。なぜなら、そのようにしなければ私の目標は達成されないと思っているからです。

以上