ロケットの燃料タンク構造を計画設計してみました。
アルミ型材の曲げられた円形の構造部材と、縦方向に配置される縦通アルミ型材の組み合わせによる、基本骨格構造となっています。
その基本骨格構造に薄いアルミ板を円筒状に成型して貼り付けており、円筒部の両端にはアルミの鏡板を取り付けて円筒状タンクとしています。
両端の鏡板部には、タンクからの配管を取り出すフランジ部を溶接で取り付けた構造です。
他のタンク部との接合部構造は、内側フランジ構造としており、フランジ組立時にはボルトを締める工夫が必要となっています。
内圧があまりかからない状態であれば問題なく使用できるタンク構造と考えています。