流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

最大直径200㎜、定格出力450kwの3段軸流ガスタービンの性能流体解析シミュレーション

2018年06月03日 | 宇宙航空産業機械

最大直径200㎜、定格軸出力450kwの3段軸流ガスタービンの性能流体解析シミュレーションの結果図です。

この3段軸流ガスタービンは3弾全てが反動タービンであり、回転数は毎分8万回転と高速となるので、非常に小型であるのに大出力の450kwを発生出来ます。

次は子午面断面での流れミーンラインによる円錐曲面上のガス流れを流線群の相対速度表示で見たものです。

色分布は圧力分布を示していて、初段から3段出口までに減圧している様子が分かります。

次図は、色分布は温度の分布を示しています。

ガスタービンの3段目出口でもまだ500℃以上のガス温度となり、排気熱エネルギーは相当な量となっています。

よってこのガスタービン排気熱を排ガスボイラでの蒸気発生に使えば、全体熱システム効率が高くなるのがコンバインドサイクル発電です。

次は、絶対速度流れの3次元流線を表しています。

静翼でガス流れが転向されて、動翼で反対方向に流れが転向されることで、ガスのエンタルピーエネルギーを運動エネルギーの動力として取り出します。

次は温度・静圧力・全温・全圧などを細かく流れの中の位置を指定してポイントパラメーターとして測定している解析結果です。

<今日の流れ>

今日はどうするかまだ決めていませんが、昨日熱が出て非常にだるくなりましたので午前中は自宅にいるように思われます。

ただ明日は午前9時から来客があり、お客様との詳細な打ち合わせのための準備を出来れば今日の午後に行っておきたいと思っています。

まだ昨晩発熱したことによるだるさは取れていないので、午後も休養しています。

明日のお客様との打ち合わせ準備はいつもより早く会社に行って最低限の準備をしておきます。