人と人の出会いはある時心かき乱され、そして別れは割れた風船のように
あっけない。別れは他人事でも寂しくないかと云えば、寂しい気がするから
不思議なものです。歳月は「生き方」の違いを広げるか ・・・
もとをただせば夫婦は「赤の他人」、初めから違いがあるのは当然だ。
そのまま進めば、違いは大きな広がりとなるのも成り行き。理解をしたり
あきらめたり、微調整の16年だったのだろう。
微調整には知的な要素は不要に思う、人と人の関係はそれほど論理的ではない。
私たち夫婦はどうかと云えばあまり自信はないが、何年も前から今日を予期
させるような発言を外ではのたまわない。きっと寄り添っているのは、ここ一番
の価値観が近いからだと思う。
・あの発言許せない ・・・ 「ふざけてる」
・政権交代の時期だ ・・・ 「民主党だ(った)」
・このレストラン2度とこない ・・・ 「お金も払いたくない」
・この俳優、品がない ・・・ 「顔だけじゃない」
・この色好きだ ・・・ 「渋いけど色気がある」
・あー云う年寄りになりたい ・・・ 「そうだけど、年寄になりたくない」
・こんな時でも総理交代だ ・・・ 「自業自得、不幸が増える、仕方がないネ」
こんな44年だった、些細なことはどうでもよくなりつつある。
年を取らない演劇論、許せない大きな隔たり。
それぞれの道を究めるより仕方がないか、女優としての飛躍を期待しています。
男はどうでもいい(笑)
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