勝負の花道」Bタイプのカップリング曲は「恋次郎旅姿」です。Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=Dooi9XgHuQE
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/243187/
「ちょいときまぐれ渡り鳥」と同じ仁井谷先生・宮下先生コンビによるお気楽・モラトリアムな渡世人の股旅ものです。
いきがってふるさとを捨てたものの、石の地蔵さんがおっ母さんに見えて涙しちゃうんですね。「ちょいと〜」ではお月さまでしたね。
仁井谷先生が亡くなられた時、お母様は90代でお元気でいらっしゃったとお聞きしました。Kiinaのコンサートにも来てくださったとKiinaがお話ししていましたね。
雑誌インタビューでも「仁井谷先生がご自身のお母さまと重ねあわせるように書いたのかなあ、と感慨深く思います。仁井谷先生と似てらして、すごくかわいいお母さまだったんです」
「先生はすごくあたたかくて、ストレートに優しい方でした」
と語ってくれています。
仁井谷先生の尾道のお母さまは、サラリーマン生活を捨てプロの作詞家を目指して上京される時、きっと黙って見送ってくださったんでしょうね。
それはKiinaの上京を見送ってくださった福岡のお母さまにも重なったことでしょう。
お気楽だけれど、ホッとするあったかい股旅ものに仕上がっていますね。義理に縛られての切った張ったとは無縁な旅が無事に京まで続けられそうです。