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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆群青の弦〜KIINA.の歌声を味わい尽くす♬584-②

2022年前半の勝負曲は、盲目の箏曲家宮城道雄さんをテーマに、どっしりとした王道演歌に仕上げた「群青の弦」でした。

KIINA.の歌唱はMVのフルバージョンが公開されています。↓

氷川きよし / 群青の弦(いと)【公式】 - YouTube

漆黒の背景に青の濃淡の布。紺の袴姿に髪をポニーテールにして輪郭のくっきり現れたKIINA.の白皙の面立ちだけが浮かび上がる、限りなく美しい映像です。

 

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/313688/

 

作詞は原文彦先生、作曲は岡千秋先生、編曲は丸山雅仁先生。

前年のスペシャルコンサートが初披露でしたね。

イントロの最初の尺八と琴の音を聴いた瞬間、「"好き!"の直球ど真ん中」と思いました。

 

リリース時のメディアの記事です。

氷川きよしの新曲は演歌の真髄「群青の弦(いと)」。発売に先駆けてビジュアルを初公開 - カラフル

 

曲のテーマになった宮城道雄さんについては、リリースされた時に色々書いたような気がしますので、別の視点から。

実は作曲してくださった岡千秋先生はご自分の作品をセルフカバーしたアルバムをこれまで何枚も出していらっしゃるんですね。最新のアルバムに岡先生がピアノで弾き語りする「群青の弦」も入っていました。

サブスクで解禁されているので"岡盤『群青の弦』"を聴いてみたら、これが笑っちゃうほどKIINA.のものと違うのです。

「浪速恋しぐれ」でお馴染みの、岡先生独特のダミ声で歌うど演歌。これはこれで、岡本先生にしか出せない味がありましたが。

これをデモテープで渡されて、KIINA.の声と丸山先生のアレンジで味つけされると、かくも格調高い正統派演歌に変わるのだと思うと、何だか不思議な気もしました。

 

「群青の弦」は歌詞もメロディーも、そして編曲も素晴らしいです。

冒頭から一気に曲の世界に引きずり込む高いキーでの見事なこぶし回し。宮城さんの生涯と生きざまを余すことなく描ききった原先生の歌詞。

KIINA.の歌う「群青の弦」は、歌詞とメロディーと歌声を丸山先生が格調高く額装してくださった、一幅の絵のように感じます。

 

「白雲の城」「男の絶唱」「群青の弦」

KIINA.の歌うものなら何でも好きだけれど、やっぱり私はこうした正統派演歌に一番心を打たれるようです。

コメント一覧

チャチャチャ
再度失礼します。今、岡千秋先生の(群青の弦)を聴いて見ました。
先生の群青はピアノの弾き語りでしたね。泥くささの中に苦労しての修行が見えてくるようでした。これはこれで味があって嫌いではなかったです。 が
KIINA.のあの高貴な曲に持ち上げる才能、イントロやKIINA.の才能をよく分かっている編曲、KIINA.の出来上がった曲を聴かれ岡先生喜ばれたのではないでしょうか。私の感想です。
チャチャチャ
おはようございます。「群青の弦」
この曲を初めて聴いた時に鳥肌が立ちました。MVのKIINA.の姿が幻想的でドラマを見ているようで、これ歌謡曲?KIINA.と宮城道雄さんと同調したような感じがしました。
盲目の宮城さん、目が見えない人は肌で季節を感じると言われています。花の色も香りで風の音さえ見えてしまうと言います。宮城さんは群青の色が見える時はどんな時だったのでしょう。

KIINA.の素晴らしい高音から始まるその時からドラマが始まる歌声、凛とした姿がますます引き込まれて、鳥肌が止まりません。もっと皆さんに聴いて頂きたい一曲ですよね。KIINA.の才能を再認識させらるれる「群青の弦」休養前でスケジュールに追われ、皆さんに知って貰う時間も少なかったように思います。(ファンの方意外の人にも聴いて頂きたい一曲だと思います。)
せり
おはようございます。「群青の弦」改めてMVを観てなんて素敵な歌声とビジュアルだと思いました。ポニーテールの素顔のKIINAの美しさ、格調高い歌声、素晴らしいです。「白雲の城」「男の絶唱」「群青の弦」KIINAの正統派演歌三部作、格調の高さは唯一無二だと思います。
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