KIINA.は素晴らしかったです!
実は昼夜観覧なので、詳しくは夜の部終演後にどんどん書き足しますね。
※追加です。
KIINA.は2部のソロとしては最後に「ボヘミアン・ラプソディ」と、全員での「imagne」の2曲を。昼の部ではディナーショーで着ていたブルーのキラキラのパンタロンと裾までの長いケープ、夜の部ではガーデンシアターの黒のタキシードでした。
アダム・クーパーさん、渡辺謙さん始め一流の歌手の方々を集めたコンサートで、大トリがKIINA.の「ボヘミアン・ラプソディ」。
それには宮本亞門さんの深い意図があって、このコンサートは「生きることは素晴らしい。今、世界のあちらこちらで戦争や差別に苦しむ人が大勢いる。世界中の誰もが幸せに生きられるように」という願いを込めて企画されたもので、国境なき医師団への募金活動も行われていました。
コンサートの構成も、みんながよく知っているミュージカルのスタンダードあり愉快なダンスナンバーあり。
そして2部の一番の山場で謙さんが第一次世界大戦の1週間前に戦死した(だったかな?)兵士の詩を朗読されたのです。兵士も私たちと同じ人間だと。
そうしてKIINA.が暗がりの中袖から登場し、「ボヘミアン・ラプソディ」を歌い始めました。バックのスクリーンには恐らく今も戦場に立っているであろう兵士の写真が。
KIINA.の歌う「ボヘミアン・ラプソディ」は、それはそれは聴く人の胸に深く突き刺さるものでした。
全身が震えました。と同時に大宮でのコンサートでこの曲を聴いてKIINA.にオファーをしてくださり、あまつさえひとつのストーリーとして構成されたこのコンサートの一番重要な部分(起承転結の「結」の部分ですね)に「ボヘミアン・ラプソディ」を持ってくるという亞門さんの卓越した演出力に、今更ながら驚かされました。
そんな凄いKIINA.なのに、勢揃いのエンディングでは「テレビで拝見する人ばかり」と一般人みたいなことを言ったり、中尾ミエさんに「KIINA.さんとは初めてですね」と突然言われて、慌てて「ご挨拶が遅れまして」と土下座しそうになって止められたりと、相変わらずの可愛いKIINA.でした(^O^☆♪
昼夜とも、終演後には出演者の方がロビーに立ってバケツを持っての募金活動がありました。アダム・クーパーさんも謙さんも篠原涼子さんも。
KIINA.はどちらの回にもいませんでしたが(KII友さんと「KIINA.と百田夏菜子ちゃんは立ったら大変なことになるからだね」と納得)、夜の部で亞門さんが立ってらしたので「KIINA.さんをオファーしてくださってありがとうございました!これからもKIINA.さんをよろしくお願いします」と選挙カーみたいに「どうかどうかKIINA.をKIINA.を」と連呼して、亞門さんに「もちろんです。KIINA.ですね」と笑ってご返事していただきました。
今日初めてKIINA.の歌声を聴いた人は、きっと先入観を吹き飛ばされたことでしょう(^O^☆♪
もちろんKIINA.だけでなく出演された全ての歌手の方が素晴らしかったです。亞門さん、至福の時間を本当にありがとうございました。