アルバム・オリジナル2曲めは「デカンショ港」です。Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=EwM5F7xbwDo
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/221018/
「「ヨーイ ヨーイ デッカンショ♪」のはやし言葉で知られる「デカンショ節」は元々は兵庫県丹波篠山市が発祥の民謡(盆踊り唄)で、日本遺産にも認定されています。こちらが正調のデカンショ節↓
https://m.youtube.com/watch?v=l7w41TxUFe4
明治時代、丹波篠山市の学生たちが避暑に訪れた房総の宿で楽しくデカンショ節を歌っていたところ、同宿していた旧制一校(東大)の学生たちがすっかり気に入り、東京に持ち帰ってたちまち広く伝播するようになったのだそうです。
なるほど、「デカンショ節」と言えば学生の歌、という認識はそこからきていたのですね。
仁井谷先生は「デカンショ港」というタイトルで歌詞を書いてくださいましたが、本来の発祥の地である丹波篠山市には海はありません。この場合は広い意味で兵庫県のどこかを指すと捉えたらいいのでしょうね。
「旅うたスペシャルBOX」の中にも兵庫県の歌として収録されていますね。
歌詞の内容は、都会に出て行った男が故郷を懐かしむ望郷演歌です。2番で初恋の娘がお嫁に行ったと噂を聞き、3番で一度帰ろうかと歌うのもお約束のパターンですが、故郷というか実家が漁師であるという設定は少し珍しいかもしれません。
「ヨーイ ヨーイ デッカンショ」というはやし言葉を盛りこむというコンセプトで作られた曲なのでしょうね。
伊戸先生のアレンジで、湿っぽくならないカラッとした望郷演歌になっていて、Kiinaもカラッと歌っていますね。