小室さんFCの生配信ライブを見終わってから、録画していた「時をかけるテレビ」で2001年に放送された福本清三さんの斬られ役一筋の人生模様を拝見しました。
たとえ名前のない役でも、斬られ役としていかに主役を引き立てるか、その時その時に与えられた役に真摯に取り組み精一杯演じる。
仕事を終えて家路に着く福本さんの後ろ姿のかっこよさ!
アメリカ映画「ラスト・サムライ」に重要な役で抜擢されたのは、この番組放送の2年後でした。
このブログでも書かせていただいたように思いますが、時代劇ドラマで毎回出てくる福本さんのファンになった方が「ラスト・サムライ」企画の話を聞きつけ、日本人キャストの選考を任されていた方に「ぜひ福本さんに会ってください」と手紙を出したのがきっかけだったと思います。
※一生懸命やっていれば、必ずどこかで誰かが見ていてくれる※
昨日の小室さんとKIINA.のライブ配信とスタジオから帰宅の途につく車の中でglobeの歌を熱唱するKIINA.の姿が、福本さんの「ラスト・サムライ」出演のエピソードと重なりました。
「TKサウンドにどっぷりだった修行時代も、演歌歌手として大人気だった時も、小室さんに自分の曲をプロデュースしていただく日が来るなんて、想像出来ないどころか"夢"ですらなかったのでは?」と、KIINA.のTKサウンドへの30年越しの熱愛に思いを馳せました。
FC限定配信なのであまり詳しくは書けませんが、おふたりのトークの中で仲立ちしてくださった木根さんのことを「神社のような人」と評していたのが印象的でした。
悩みを相談すると1時間半もかけて駆けつけて話を聞いてくれる。小室さんにとっても何があってもTMNのメンバーとして変わらない態度で接してくれる木根さんは変動激しい音楽家人生の中で一貫して心落ち着ける存在なのでしょうね。
つい先日、仕事の一環で近くの神社の宮司さんにお話を伺う機会がありました。
神様とは願いを叶えてくれる存在なのではなく、その人が目的に向かって努力する時に背中を押してくれるのが神様なのだと宮司さんはおっしゃっていました。
木根さんとのお食事の場に小室さんを呼んでくださり、「哲ちゃん、きーちゃんがね?」ではなく「きーちゃん、哲ちゃんになんか言うことがあるんじゃない?」と自分で直接お願いするよう水を向けてくださった木根さん。
なるほど「木根さん神社説」に納得です(^_^)