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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆ ラヴ・イズ・オーヴァー〜Kiinaの歌声を味わい尽くす♬471

アルバム・カバー曲4曲めは「ラヴ・イズ・オーヴァー」です。Kiinaの歌唱はこちら

https://m.youtube.com/watch?v=ZbF2yz2LvWU

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/256294/

 

伊藤薫先生の作詞・作曲、欧陽菲菲さんの代表曲ですね。最初に発売されたのは1979年、レコードのB面曲としてでしたが、1983年にアレンジもジャケットも変えたものが大ヒットし、その年のレコード大賞でロング・セラー賞を受賞しました。

 

歌詞を読んでお分かりのように、単なる男女の別れではなく、歌の主人公は年上の女性。恋人が長い付き合いの中で段々ヒモのように頼りなくなっていくのに心を痛め、彼の将来のために別れを告げる。

恋人への呼称が、歌詞の1番で冷静に「あなたのため」と別れを告げたのが、彼が泣いたのを見て「泣くな男だろう」と言ってからは「あんた」に変わる心情の変化。

伊藤先生は実に綿密にこのドラマを構築されています。

きっと彼女は「早く出てって」と彼を突き放した後で、ひとりへやで泣き明かしたんでしょうね。

そんな見かけは強いけれど内面には繊細な心を持った女性像が欧陽菲菲さんの持つイメージと抜群の歌唱力、表現力にピッタリでした。

 

「ラヴ・イズ・オーヴァー」はとても魅力的な歌で聴かせどころも多いので、力のある歌手の方が沢山カバーされていますが、「愛する恋人の将来を思えばこそ、本心を押し殺して冷たく別れを告げる年上の女性」というのは、歌唱力とは別のところでキャラクターに合う、合わないがある気がします。

Kiinaの「ラヴ・イズ・オーヴァー」は、冒頭部分では彼の前で隠しておきたかった優しさ・切なさが歌声に出てしまっちゃったかな?というのが私の印象です。

でも、バラードを歌いたい人ならやはりこの曲には挑戦したいのでしょうね。

 

伊藤先生がKiinaのために作ってくださった「Jewel」や「そこまで春が」にはKiinaの持つ優しさが溢れていて、伊藤先生がKiinaの一番良いところを引き出してバラードにしてくださったのがよく分かります。

コメント一覧

チャチャチャ
サファイアさん2016のクリコン観覧して、言われていたのが分かりました。「白雲の城」だけでなく前も見ていたDVDでしたがこのコンサートはいつもよりkiinaは体調が良かったのかもしれませんね。会場の皆さんと一体化して素晴らしかったですね。kiinaは笑顔でイヨマンテの夜を歌唱されていますね。あの大曲を。構成も力が入っていて全体が素晴らしかったですよ。
サファイア
(つぶやき) 「間奏」
ここですみません。最近聴いて、すごく感動したもので…。
DVD「クリコン16」の「白雲の城」の、2番から3番の間の「間奏」が、荘厳というか何というか、「とにかく素晴らしい!!」と感じてしまいました。 今まで気づかなかったのが不思議なくらいです(;゚Д゚)。
まぁ、余裕があって、そのDVDをお持ちの方は、ちょっとだけ聴いてみて下さい。 …しかし、まさか「間奏」でここまで感動する日が来るとは思いませんでした。
みつこ
>隠しておきたかった優しさ切なさが歌声に出てしまっちゃったかな?
同じこと感じました。歌は歌い手の人柄性格がもろに反映されますね。kiinaがこれからは歌いたい歌を心のままに歌える日々になります様に願っています。
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