アルバム・カバー曲3曲めは「風雪ながれ旅」です。Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=4T-eC1BKyDU
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/256295/
私は学生時代に渋谷・公園通りにあったライブハウス「ジァンジァン」で初めて高橋竹山さんの津軽三味線を生で聴きました。竹山さんの自伝「津軽三味線ひとり旅」も読み、それを元に新藤兼人監督が製作した映画「竹山ひとり旅」も観ました。
曲としての「風雪ながれ旅」は、映画と自伝をご覧になった星野哲郎先生が「ぜひ歌にしたい」とみずから竹山さんに直談判をして歌詞を書かれた聞いています。
1980年に北島さんの歌唱で発表された時、私の中に出来上がっていた竹山さんのイメージと北島さんの歌う曲の世界がぴったりと合致し「なんて素晴らしい歌詞だろう」と感動したのを覚えています。
北島さんはこの曲を紅白でも何度もお歌いになっていて、「風雪ながれ旅」と言えば北島三郎さん、北島三郎さんと言えば「風雪ながれ旅」という、言ってみればKiinaにとっての「白雲の城」と同じような存在です。
先日のうたコンにおける「白雲の城」と同じような感想を、ひょっとしたらサブちゃんのファンの方はKiinaの「風雪ながれ旅」に対してお持ちになるかもしれないですね。
Kiinaの歌唱は力強さと言い表現力と言い、カバーとしてはパーフェクトだと思います。
あとは聴き手それぞれの感じ方かな?という気がします。