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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆母恋吹雪〜Kiinaの歌声を味わい尽くす♬293

アルバム・カバー曲3曲めは、三橋美智也さんの「母恋吹雪」です。Kiinaの歌唱はこちら

https://m.youtube.com/watch?v=bsMpGn0MhW0

歌詞は歌ネットより。

https://www.uta-net.com/song/147056/

 

昭和31年の発売です。三橋さんは膨大な数のヒット曲をお持ちなので、私はKiinaが歌謡コンサートで歌ってくれるまでこの曲を知りませんでした。

昭和30年代初頭の岩手の貧しい家庭。Kiinaも会報や雑誌インタビューで歌の背景を説明してくれていますが、妻に先立たれて辛さを酒に逃げる父親と、どこへも逃げ場のない子供の二人暮らし。子供は父親に命じられて吹雪の中をお酒を買いに行かされるのです。

「たったふたりの親子であれば 涙ぬぐってもどる道」の歌詞がいじらしく切ないです。

 

Kiinaも「すごく子供がかわいそう。歌っていてもつらくなっちゃいます」とお話ししています。

Kiinaが歌謡コンサートで歌ったのは20101月、「雪景色で綴る名曲物語」というテーマでした。

その時の経験も生かしつつ、この曲の情景をKiinaのキャンバスに描いてみたのでしょう。「この歌は三橋美智也さんにしか出せない味」と言いつつも、主人公の男の子の心になりきって切なさの中に父親への愛情も滲ませたことで、しっかりKiinaなりの「母恋吹雪」になっているように感じます。

 

「岩手おろし」と歌詞にあります。

岩手山は盛岡市の北西部に位置する岩手県随一の秀峰で、東側に見せるなだらかな美しい裾野と反対側の険峻な山容が極端に違うことから「南部片富士」とも言われています。

私は秋田の実家に帰る時は、盛岡駅でレンタカーを借り、左手に岩手山を見ながら東北自動車道を走ります。ふるさとのお山ではないけれど、私にとって一番身近な懐かしいお山です。

コメント一覧

izuchan
三橋美美智也さんは、母親が好きだったので、レコードやカセットを買ってあげて、一緒に聴いていたのでこの「母恋吹雪」はよく知っています。ただ、kiinaの歌唱で聴いたのは今回が初めてです。三橋さんとは違う、kiinaご自身の歌になっていて、心にしみました。とねりこさんがコメントで紹介してくださった「男涙の子守唄」も、よく聴いて覚えています。こちらは、kiinaのカバー曲にはないのかな?。kiinaは三橋さんの曲を何曲か歌っていますが、すべてkiinaご自身の歌と思えるくらい、魂ごこもる歌唱ですね。
チャチャチャ
岩手山って綺麗な山ですね。富士山みたいに周りに山はないのですか。300度山に囲まれているうちでは考えられない風景です。

訂正があります。これを作詞されたのは21才ではなく46才の時でした。昭和と西暦を間違いました。1910年生まれの方でした。
とねりこ
この曲は当時200万枚を超える大ヒットだったそうです。
母親を亡くした貧しい父子家庭の悲惨な状況は決して絵空事ではなく、リアリティのある歌詞と受け取られたからこそ、多くの人が共感を持って耳を傾けたのではないでしょうか。「男の子も可哀想だが、父親のやるせない気持ちも分かる」と。

私が小学校低学年の頃まで、少女漫画雑誌にはマンガだけでなくドキュメントの読み物もついていました。その中で家庭が貧しいために栄養失調からほとんど目が見えなくなった岩手県の少女が、学校で給食が出されるようになって救われたという実話が載っていたのを覚えています。
この曲は昭和31年の作品ですが、30年代後半の頃でも「貧しさ」は誰の身近にもあったように思います。

三橋美智也さんは当時、今の歌謡界では考えられないほど1年間に何枚もレコードを出してらっしゃったのですね。私が存じ上げている曲数などほんの何十分の一ぐらいでしょう。
「母恋吹雪」を出された同じ年、男手ひとつで赤子抱え途方に暮れる父親の立場から歌った「男涙の子守唄」を発表されていますね。

意外なことに、小椋佳さんが「母恋吹雪」をカバーされています。出されたレコードを全て買うほど三橋さんの大ファンでいらしたそうです。
藪つばき
こんにちはー。今日の「母恋吹雪」三橋美智也さんの持ち歌とのことですが初めて聴いた気がします。主人公の辛い心情が身にしみてきて、こちらまで涙が出てきそうになりますね。kiinaさん歌謡コンサートでも歌っていたんですね。とねりこさんの記事のように、三橋さんにも負けないくらい感情の込もったあたたかい歌唱ですね。
岩手山の写真もありがとうございます。ほんとに富士山とよく似ていますね。東北の人たちはこんな雄大な山を朝に夕に眺めていたら、さぞかし心もゆったりとした気持ちになれるのでしょうね。

昨日、昨昨日の「また逢う日まで」と「ソーラン渡り鳥」も聴けてなかったので一緒に聴きました。カコさんのおっしゃっていたタキシードでのkiinaさんの歌唱シーン、私も見たような気がします。尾崎紀世彦さんにも負けないすばらしい歌唱っぷりに感動したような記憶が…。
こまどり姉妹の「ソーラン渡り鳥」も子供の頃から聴き親しんだ大好きな歌です。
こんな私達世代の歌を、あの頃まだ生まれてもいなかったkiinaさんがこんなにも上手に歌って下さることに感謝感激です。同じようなことを以前サファイアさんもおっしゃっていましたね。全く同感です。

さて、これから、まだノートに写していない「ほおずき」~今日の「母恋吹雪」までの記事を書き写すことにします。どうして書き写すかと言えば、自分が今よりさらに年を取ってあまり動けなくなった時に、ノートを取り出して読み返して、色々なことを思い出して楽しみたいからです。と言っても、日記でさえ続かなくて、2~3日分を思い出しては一気に書くというような自分がはたして続くのかなと思っていますが、不思議なことに今までどうにか続いています(笑)。
チャチャチャ
おはようございます。今日は三橋美智也さんの「母恋吹雪」ですね。私もあまり聴いたことなかったと思います。父親と息子さんの親子の生活の一部を歌にした悲しい曲でした。息子さんはまだ親を必要とする年代だったのでしょうか。悲しい詞ですね。
こんなひどい詞を書かれる人はどんな人か見てみました。(お~い中村くん、夕焼けトンビ、リンゴ村から)など一般に知られた曲などがありました。この曲は21才の時の作詞です。25年程三橋さんと交流があったようです。
Kiinaはこの曲を読まれて辛かったのではないでしょうか。kiinaは入りこんでしまうタイプだから頑張りましたね。
せり
とねりこさん、書き間違えたかなと思ってました。岩手山ですね、失礼しました。
ゆめ
つらくて、せつない歌なのに
kiinaの心の優しさに包まれた、歌唱に
胸がいっぱいになりました💧
しかしながら逆に元気を頂きました!
いつもありがとうございます。
とねりこ
せりさん。
岩木山→青森県。岩手山→岩手県です。
学生時代山登りしていた夫もよく言い間違いします(^_^;)
宮沢賢治も石川啄木も岩手山を愛しました。
せり
おはようございます。「母恋吹雪」本当にせつない歌です。感受性豊かなkiinaには状況心情が心にビンビン響くことでしょう。kiinaの歌声もしみじみ沁みます。とねりこさん、岩木山のショットいいですね。堂々たる素晴らしいお山です。
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