少しずつ暖かくなり始めた、2025年3月2日、久し振りに稽古茶事をする。
天気予報では、雨模様との事、待合、露地、色々気にかかっていたが、何とか曇りでして・・・・予定どうり10時にスタート。
正午の茶事は後炭手前をする約束で、亭主役のSさんと、初炭手前を含め、猛復習。
懐石は分担して作る。
炉の茶事は、炭手前が最初。

(気合を入れ、釜を持ち上げ、炭手前が始まる)
まき灰も久し振りでして・・・(たるんでいますね)
しかしながら、何とか綺麗な灰に出来上がった。


(炉中の拝見、香は松栄堂の”松の齢”)
火もうまくついた模様で、飯、汁、向付けからと運ぶ、懐石が始まる。
☆向付けは、貝柱、
☆汁は蓬生麩+こごみ

煮物碗は
エビしんじょう、菜の花添え

八寸は、小鯛と蕗の薹の味噌添え

亭主は自分の杯を使いで、千鳥も出来ました


懐石の後は、主菓子を頂き、中立。
主菓子は、某有名な菓子店の”ひちぎり”。美味しかったです。

銅鑼の音を聞き、再び席入り。お花は平凡だけど、桃の花+菜の花

今回のテーマは、雛祭り。
濃茶は、雪洞の水差しを使い、”茶筅飾り”。

濃茶の後は、後炭手前。
炭を整えた後は、各服点てで薄茶を頂く。

お菓子は、さわらびと煎餅。ひし形の盆に乗せる。

正午の茶事はおよそ4時間。
今回は亭主のSさんの迅速な働きもあり、4時間半で終わる事が出来た。
亭主のSさん、前日からのお手伝いの方々、又参加の皆さん、写真担当して頂いたTさん、ありがとうございました。そして・・・大変お疲れ様でした。
私の方、水屋担当のお役で、一人で奮闘!大変疲れましたが、乗り切る事が出来ました。
今後の提案としまして、初座、後座と担当を分けたり、水屋は二人にしたり、そうすると、参加者の負担が軽くなり、良いのではないかと・・・。
茶事は、色々勉強出来楽しいです。
今回ご都合の合わなかった方々、次回は是非参加してみてください。。