春に降る雨を”愉英雨(ゆえいう)”と言う。”英”は花の事。
春の雨は花達を喜ばし、美しく咲かせる。なんと素敵な日本語!!
そして”愉英雨”が→”花笑う”言うこちらも素敵な日本語につながって行く。
写真の御宅は、妙心寺北門の向かい側で、隣の人間国宝でまどかさんも訪れている。
丁度龍安寺の教室へ行く道中にあり、あまりにも綺麗にされておりパチリとさせて貰った。
下の写真は、4月の四ケ伝のお稽古用に準備した練り切り、ちぎり餅、水菓子のトマト。
練り切りは好評でした!
年々歳々花相似 歳々年々人同(ねんねんさいさい花あいにたり さいさいねんねん人おなじからず)
花は何時になっても変わらないけれど、人は歳を重ね変わって行く・・・という禅語。
歳を重ね変わって行くだけでなく、人は色々な事情で変わって行くとも捉えられる。
お茶のお稽古に通っておられたお二人が、今月で辞められる。
それぞれの事情で仕方がないけれど、お茶に対して造しを深められる事を期待していただけに・・・・・
昨日は、”行ノ行台子”のお稽古をした。
去ってゆく方は仕方がない。求められる方には、期待に添う様努力を重ねたいと思う。
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