S.E裏千家茶道教室 お茶のひと時

つれづれなるままにパソコンに向かいて
心にうつりゆく茶道教室の話題を書きつくれば。。。。

愉英雨(ゆえいう)

2024-04-29 13:38:29 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

春に降る雨を”愉英雨(ゆえいう)”と言う。”英”は花の事。

春の雨は花達を喜ばし、美しく咲かせる。なんと素敵な日本語!!

そして”愉英雨”が→”花笑う”言うこちらも素敵な日本語につながって行く。

写真の御宅は、妙心寺北門の向かい側で、隣の人間国宝でまどかさんも訪れている。

丁度龍安寺の教室へ行く道中にあり、あまりにも綺麗にされておりパチリとさせて貰った。

下の写真は、4月の四ケ伝のお稽古用に準備した練り切り、ちぎり餅、水菓子のトマト。

練り切りは好評でした!

 

年々歳々花相似 歳々年々人同(ねんねんさいさい花あいにたり さいさいねんねん人おなじからず)

花は何時になっても変わらないけれど、人は歳を重ね変わって行く・・・という禅語。

歳を重ね変わって行くだけでなく、人は色々な事情で変わって行くとも捉えられる。

お茶のお稽古に通っておられたお二人が、今月で辞められる。

それぞれの事情で仕方がないけれど、お茶に対して造しを深められる事を期待していただけに・・・・・

昨日は、”行ノ行台子”のお稽古をした。

去ってゆく方は仕方がない。求められる方には、期待に添う様努力を重ねたいと思う。



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