
髪の毛も、いつまでたってもモシャモシャのまま。
体がだるいけど
両手をあげて伸びを強くすると、気持ち良い。
カバンを作り、バイトへ。
雨の日はのんびり、と思っていたけれど
忙しかった。
吉岡くんとニシくんが寄って、パン食べていってくれた。
おしゃべりしたかったけど
忙しかった。
ニシくんが、ゆんのお姉ちゃんを見つけて教えてくれた。
お姉ちゃんは私と同じ年で、
リヨンで暮らしていたとか、絵を描いてるとかで
話をしたかったけど、
忙しくて、できなかった。
また、来てくれたらいいな、と思った。
夜、メモ紙の束の中から、封筒に入ったお金がでてきた。
適当に置いたお給料が、
知らない間に、勝手にへそくりになっていたみたい。